お台場キャンピングカーショーにて疑問に思った事が…

そうです

また読んでも意味の無いブログであることはテーマをみて頂いても解るように間違いありません

最近、移動ばかりしていて本腰入れてブログ書けていませんからねぇ~ ここぞで意味無いブログ書かなきゃいけないでしょ

まぁ皆さんが欲しているかいないかは不明ですけどね

さて、今回のイベントもNV350キャラバンを展示されている業者さんがたくさんありました

ハイエースとNV350キャラバンのスーパーロングの一番の”違い”と言いますと…

・メーカー
・車名


などと言うふざけたブログではありませんのでご安心下さい

まず、この図面を見てもらいましょう 

まずハイエース 
 
 そしてNV350キャラバン
 
 ハイエースのスーパーロングとNV350キャラバンと長さを比較すると

ハイエース5380mmに対してNV350キャラバン5230mmとNV350キャラバンの方が150mm短いんです 

ホイールベースで言っても

ハイエース3110mmに対してNV350キャラバン2940mmとNV350キャラバンの方が170mm短いんです 

デフやミッションがメーカーさんによって全然違いますから単純に170mmというのはおかしい話にはなりますけど簡単に言えばの話なので御了承下さい

「そんなもんただ、短いだけの設計だけじゃないの

って、ただ一言で終わらせればそれまでです

NV350キャラバンが発売された時にやはり競合車種はハイエースですからね
 
ハイエースよりも荷室長が取れますよ ってなセールストークで売り出したNV350キャラバン

そんなNV350キャラバンがスーパーロングになればハイエースのスーパーロングよりもただ短い だけなんて…

あまり考えられませんし

それじゃ僕の”読んでも意味の無いブログ”の意味がありませんから今日はその辺りを攻めてみましょう 

FRベース車のハイエース・キャラバンにとって絶対に必要になってくる物と言えばたくさんありますが、ハイエース・キャラバンに限らずFR車に必ずあるのが、

プロペラシャフト 
 
エンジンの回転を後輪に伝達させる為の大事な部品です

図の方が解り易いかな
 

ご自身のハイエースを覗き込んでもらえればすぐに解るとは思います

このプロペラシャフトをハイエースとキャラバンを比較してみましょうかね

今度の画像は僕が撮ったので解りづらい事をお詫びします

まずNV350キャラバン・スーパーロングのプロペラシャフト

 
見難い 

よく見てもらうとミッションからデフまで1本物ですね  

これはNV350キャラバンだけでなくハイエースの標準ボディ・ワイドボディ共に1本物で同じです 

 では、ハイエース・スーパーロングのプロペラシャフトを見てみると 
 
センターで繋いであるのが解りますか 2本が繋がって1本になってます

図だとこんな感じ↓
 

やはり長くなれば負担も掛かりますのでメーカーさんと言えども闇雲に伸ばせる訳ではありません  

ハイパワーの車だとプロペラシャフトがネジ切れるくらいに負担がかかる所ですからね

エンジンのパワーなどが大きくなればなるほどプロペラシャフトに負担が掛かるのでプロペラシャフトの長さは短くしないと強度不足になります

しかもハイエースにしてもキャラバンにしてもディーゼルガソリンの設定があります

ディーゼルとガソリンで違う点と言えば…

回転数

ディーゼル車のレッドゾーンは4000rpm~
 

ガソリン車のレッドゾーンは6000rpm~
 
2000回転も違います 

当然回転数が多くなればプロペラシャフトへの負担も大きくなるのでガソリン車の方がプロペラシャフトが短くしないといけない計算になるのですが…

そんなもんガソリン車ディーゼル車でプロペラシャフトの長さが違うなんて事は設計として不効率ですよね 

プロペラシャフト自体はガソリン車とディーゼル車で品番が違いますので強度も違うんだろうと思いますが、そもそも計算で1本の長さ自体が制限されてくるのだから仕方ありません ミッション車は、そもそもプロペラシャフトの長さが違うんだよ

メーカーさんとしたらガソリンだろうがディーゼルだろうが同じ取付位置で取付したでしょうからね 
 
プロペラシャフトが長くなるのであれば、上に載せた図のようにサポートベアリングを取付してユニバーサルジョイントで繋がれてエンジンの回転を後軸に伝達しなければいけません

「だったら日産も2本にして長くすれば良かったんじゃないの 」

って意見もあるでしょう 

でも考えてみて下さい ベアリングなどは必ず寿命があります 

そういった箇所が増えると言うのは故障(異音)も増えるという事に繋がります  

商用車はよく走る人だと走行距離が半端ないですからね

そういう事を嫌って1本物のプロペラシャフトで対応できるだけのホイールベースにしたのか 違うのか はたまたもっと違う理由があるのか

信じるか信じないかは貴方次第です  

この最後の言葉が書きたかったんだよなぁ~

やっぱり読んでも意味無いブログでしたね 最後まで読んでくれてありがとうございました

※注意
僕はプロペラシャフトの限界寸法を実際に計算した訳ではなく憶測でブログを書いている事だけ最後に書いておきます 

明日は大阪本社でレデューサー試乗体験キャンペーンですのでお時間ある方は是非とも遊びに来て下さいねぇ~

自分の車に実際に取付できて取付工賃はサービスの素敵なキャンペーンですから

さて、大阪に移動するかな

では、また


名古屋店より かみむら