やっとかめです
本社がブログ頑張ってくれていてので少々サボっておりましたすみません
今日は、10月25日に「ハイエース大好…」さんからブログのコメントに『アジャスタブルスタビリンク』の事を書いて欲しいとメッセージ頂いたので遅くなりましたが、書きたいと思います
ん10月25日の書き込みに対して今日は11月18日
業務怠慢と怒られそうですが、ローダウンの作業は頻繁にあるんですけど時間に余裕がないと出来ないのでお許しくださいまし
何せ何回も上げたり下げたりしないと画像が撮れないんで
さて、言い訳はさておき本題にいってまいりましょう
なぜローダウンした時に『アジャスタブルスタビリンク』が必要なのかを画像を見ながら解説していきましょうかね
コレがノーマル車高時のスタビリンクやスタビライザーの位置です
この位置が基本になりますので良く覚えておいて下さいね
次に60mmローダウンするとこんな感じになります↓
前
ローダウン後
ショックアブソーバーの横にあったはずのボルトの頭が、ロアームがローダウンした事によってスタビライザーと共に上へ移動し隠れてしまいました
この角度の変化によって乗り心地が変化してしまうのです
この説明をするのがメチャメチャ難しいんですけど
どうしようかな
前回、ちらっとかいたブログは一応載せておきますので気になる方はクリックしてください→2011/7/23ブログ
ローダウンすることであまりにスタビライザーの角度が変化してしまうとスタビライザーの効果が少なくなってしまうんです
効果が少なくなると…
揺れを止めようとしているショックアブソーバーに負担がかかり、でもショックアブソーバーでもカバーできなくなり、乗り心地が悪くなる『負のスパイラル』の始まり
もちろん走行性能(直進安定性・コーナリング性能)も低下して悪い事ばかり
もう少し判りやすく言うと、釣りをする時って竿を使うのがほとんどだと思いますが、魚が餌を突っつくとき『アタリ(釣れる前の前兆)』がありますよね
その『アタリ』を感じ取ろうとする時に無駄に竿先を上に上げていても下げていても
『アタリ』が全く感じなくなることは無くても、感じにくくなることは間違いありません
竿先と釣り糸の角度が90度くらいがいいんですかね僕は釣りをしないので判りませんが、ベストな位置が一番『アタリ』を感じやすい所なはずです
ハイエースに話を戻すとその『アタリ』を感じるベストの位置がノーマルの位置なはずなのでその位置までスタビライザーの位置を戻してあげる必要があるんですね
で、アジャスタブルスタビリンクを取付すると先ほどあれだけ位置が変わっていたのが
こんな感じになります作業前作業後の画像を並べてみると↓
ノーマル時とローダウン+アジャスタブルスタビリンク時を比べると↓
ノーマル車高時 ローダウン+アジャスタブルスタビリンク交換
ほぼ同じ位置まで補正されています
これでノーマルと同様のスタビライザーの効果が得られる訳ですねぇ
釣りの話とか訳わからんような話が出てきましたが、もっと簡単に言えば…
「ノーマル車高時のスタビライザーの位置に戻してあげる」
って事ですね
わかっていただけましたでしょうか
ロアアーム側の締め付け具合は、どこのアジャスタブルスタビリンクを使用するとかにもよりますが、当社のスタビリンクならネジ山が6山くらい出るほど締め付けをしております
緩んでいると異音が発生しますし、締めすぎるとブッシュの寿命が著しく短くなりますので、ご自分で施工される方は程よく締めてあげて下さい
おまけでリバウンドストップの交換の必要性も書いておきます
ローダウンするとアッパーアームとリバウンドストップの位置が
指で指しているのがアッパーアームとリバウンドストップです
ローダウンすればするほどこの距離が長くなります
リバウンドストップとアッパーアームの距離が長くなると走行中に段差などでバンプした時に
バンプストップだけ交換してリバウンドストップを交換しないと走行中の車の上下の『揺れ』が大きくなります
上下の範囲が少ない方が乗り心地も良く感じますし、
大きくなった『揺れ』をショックアブソーバーで抑制しようとするより少ない『揺れ』を抑制する方がショックアブソーバー的にも楽でしょ
『揺れ』が大きいって事は、ショックアブソーバーに無理がかかっちゃう事ですよね
って事は、ショックアブーバーの寿命にも大きく関係してくるって事
ちゃんと、リバウンドストップも交換してトータルバランスを良くしましょうね
はぁ~久しぶりに長々とブログ書いたなぁ
さすがに疲れましたと言っても皆さんには関係ない話なのでまた頑張りたいと思います
また、みなさんからの質問やブログネタ募集します
ただ、ブログが書きにくい物だったりすると却下になっちゃうかもしれませんから許してくださいね
名古屋店 かみむら