随分と暖かいと言うよりも暑くなってきました
あと一週間ほどでSBM(スタイルボックスミーティング)大阪という事もあり今週末は、SBMに向けてハイエースと格闘する方も多いのではないでしょうか
さて、雑誌やブログ等に良く出てくる言葉で
”減衰力調整付ショックアブソーバー”ってのがありますが、その”減衰力”って一体何なのでしょうか
当たり前の様に使っていても説明しろと言われると説明できない用語ってありますよね
今日は、その”減衰力”を詳しくではなく「ザクッ」と勉強してみましょう
あくまでも「ザクッ」となのでその辺はご了承くださいまし
”減衰力”とは、スプリングが伸び縮みを続けようとする動きを抑えようとする力をさします
もっと分かりやすく言えば、車がギャップ(段差)で上下に揺れるのを抑えてくれる力の事
それだけです
特性としまして、伸び縮みを抑えてくれる力”減衰力”が強くなれば強くなる程、乗り味的には”硬く”なり、弱くなれば乗り味は”柔らかく”なります
簡単に言うとこんな感じですかねわかりましたか
もう少し難しい所まで書いてみましょうかね
言い方を少し変えると”減衰力”とは、勢い
を殺す力を指しています例えば…
水の入った注射器を勢いよく押すと強い”抵抗”が感じられます。
次に同じ注射器で、ゆっくりと 押して みると、”抵抗”が弱くなったように感じるはずです。
この抵抗が”減衰力” ですね
その力でギャップ(段差)よる地面
からの衝撃
やブレーキングした時などの車体
の沈み込みなどで力がかかったときに、サスペンションが伸び縮みを繰り返そうとする動きを抑えてくれています
って事は、言い方を変えると減衰力を発生させて、バネの伸び縮みする速度を調節することで乗り心地をよくしている訳です
この”減衰力”を任意(ダイヤル式など)で調整できるアブソーバーが”減衰力調整付ショックアブソーバー”ってわけです
わかりましたか
随分と説明不足で申し訳ありませんが…
分かっていた人も、コレで分かった人も、まだ分からない人もみえると思いますが、
勘違いして欲しくないのが、一般的には減衰力を高くすると乗り心地が”硬く”はなるのはなるのですが、
ショックアブソーバーにも方式や特性が色々あり減衰力が高くてもショックによっては、減衰力が高いながらも乗り心地をマイルドに仕上げてくれるアブソーバーもありますから色々な意見を聞いてからの選択が良いかと思います
減衰力調整付でもあまり変化のないショックも中にはありますし、車重の軽い車には相性が良くても車重の重いハイエースには合わないとかね
乗り心地の好き嫌いも「十人十色」・「タデ食う虫も好き好き」ですから
ショックを換えたからいいのではなく、自分の好みのショックに換えてこそやっと意味が出てくるもの
そんなこと言われても分からない人が普通ですから、色々分からない事をお近くのショップさんやハイエースに乗っているお友達に自分の好みなどちゃんと伝えて相談してみてはどうですかね
もちろん僕に聞いていただてもジャンジャン相談に乗りますのでお電話待ってます
名古屋店 かみむら