なんの事無いS-GL用のウインカーレバーでございます
ここに付いている『オート機能』
スイッチをひとたび「AUTO」にすれば、みなさん知らないかも知れませんが、外が暗くなってくるとヘッドライトがオートで点灯するんです
…
はい冗談はこれくらいにして
そんな事くらいは、みなさん知ってみえますわね
今日も内容が薄っぺらなので行を稼ぐために書いただけです
お許しくださいまし
さて本題に入りましょう
昨今はHIDをヘッドライトやフォグランプに取付されている車は珍しくありませんよね
そんなHIDを取付されているお車
冒頭に書いた『AUTO』機能
確かに便利なのですが、『AUTO』のまま乗っているとたまに片側だけ点灯したりしなかったりしませんか
で、一度スイッチで切ってから入れ直すと普通に点灯する
そんな経験がある方なら必見ですね
まず『AUTO』の動作についてから考えてみましょう
①エンジンを始動する
②外界が夕刻を迎えて暗くなってくる
③暗さに合わせて、まずスモール球が点灯する
④さらに暗くなるとヘッドライトが点灯する
⑤エンジンを止める!しかしまだ点灯中
⑥ドアを開けると、ここでライトが消灯
こんな流れですかね
同じトヨタ車でも違う動作の車もありますが、今回の内容はあくまでハイエースなのでご注意くださいね
ここで注意したいのが⑥のドアを開けると消灯するって点なんですね
この動作は結構複雑で、簡単に言えば階段のスイッチみたいな感じで
1階でも2階でも点灯もできて消灯もできますよね
こういうスイッチを3路スイッチと言うので、今後は「3路スイッチ」と書きます
普通のスイッチなら、スイッチ入れた所のスイッチでしか切れませんよね
この3路スイッチみたいに、
・スイッチでも切れて
・ドアを開けても切れる
3路スイッチ自体は複雑なスイッチではないんですが、カーテシランプ(ドア開いた時に点灯するランプ)回路に電流が流れた時に、ヘッド・スモールランプのスイッチを消すという…
まぁ簡単にいうと複雑な回路が入っているんですねぇ
その時に、+プラス電源ももちろんですが-マイナス電源ももちろん必要になってきます
しかし、こういった複雑に組み込まれた回路の場合、時によって-マイナス電源が足りなくなってしまうケースがあるんです
そのために『AUTO』の時に点灯したり点灯しなかったりすることも出てくるって訳です
その理由の一つが
バンパーを取外しした事がある人なら理解できると思うのですが、
フォグランプの配線コネクターは左側のヘッドライトのすぐ隣にあります
当然のようにここから分岐するという事は、左右のフォグランプまで配線の長さは違います
右のフォグランプまでの距離は必然的に長くなりますよね
この配線長さの違いが抵抗となりHID不点灯の原因となっているケースもあります
実際の例としましては、カプラーから左右のフォグランプのカプラーまでの抵抗値を計測した時の話ですが、左よりも右のフォグランプカプラーまでの抵抗が著しく違うケースもあったので…
いろいろなケースや原因もあるとは思いますが、あれくらいの配線の長さなら普通は限りなく0(ゼロ)に近くないといけないのです
それが左右で違うとなれば-マイナス電源を片側に引っ張られちゃうともう片側は-マイナス電源不足になり不点灯になってしまうんですねぇ
すべてのハイエースがこのような状況になる事は、無いと思いますが、なったらどうするのってことですよね
よくあるケースは、フォグランプにHIDを入れた場合、運転席側のフォグランプがAUTOだと点灯しない事が一番多いですかね
そうなったら、どうするかと言いますと…。
左右のフォグランプの裏の配線から-マイナスを強制的にアースに落としてあげればいいんです毎度の如く施工後の画像撮影するのを忘れました
そうすれば、ほぼいけると言っていいでしょう
最近は、そうすることによってOKいただいてますのでいけるはずです
試してみてダメなら許してください
純正のフォグランプ球だったら大丈夫ですのでご安心くださいね
名古屋店 カミムラ