さて、1クール置きましてハイエース・パーフェクトブック⑥の取材、遮音材に引き続き堀間社長による”フェリソニCー1,Cー2+スピーカー調整”の施工にいきましょ
最近毎日ブログ更新してますでしょ
バンクーバーオリンピックで日本人選手達もがんばってますからね
僕だってやるときゃやるんです続かなかったらすみません
まずは、スピーカーを外してドアの内張を取外します
画像ではちょっと見づらいかも知れませんが、今までは”レアルシルト”貼付けの制振加工のみでした
ここにフェリソニCー1・Cー2を貼付けていきます
さて、先程から出てきているフェリソニCー1・フェリソニCー2と一体何が違うのでしょう
ってフェリソニ自体を知らない人にとっては全く解らない話なのですが…
それではブログを書く意味が無いので少し説明したいと思います
フェリソニCー1 カーオディオ専用吸音材
中低域から中高域までフラットな吸音特性を持ち、独自の形状で背圧がスピーカーに与える影響を大幅に減少。
ドア内部の反響音をフラットに吸音することで従来の吸音材の弱点をクリア!
吸音材の概念を超えた音質調整材として、システムのパフォーマンスをさらに引き出します。
説明すると言いながら、メーカーさんのサイトから解説文を拝借してみました
これで間違いはないはず
が、しかし説明書きが難しすぎますよね
僕の車にも貼付けしてあるので僕の言葉で説明すると…
・足元にあるはずのスピーカーなのにフロントガラスから音が聞こえてくるようになる
・音にメリハリが出る
・車外への音漏れが低減される
って感じですかね
どうです凄いでしょ
吸音材でこんなことが出来ちゃうんですよ
話がめちゃめちゃ行ったり来たりしてしまったので話を戻しますすみません
さて、いよいよフェリソニを貼付けします
フェリソニには厚みのある”Cー1”とドアの厚みが薄い車用の”Cー2”と2種類ありますが、ハイエースのドアの内側は複雑ですのでCー1とCー2を両方使用します
↓これが厚みのあるCー1 ↓コレが薄いタイプのC-2
スピーカーの裏は、スペース的に余裕があるので厚みがあるC-1を貼付けます
その他の部分には、ドアの骨組みやレギュレター(パワーウインドーの駆動部分)などがあるので薄いタイプのC-2を敷き詰めて貼っていきます
ここで、実験です
吸音材を貼ったドアの中に向かって声を出すと声を吸音材が吸収してくれて声が響きません
逆のドアのレアルシルトだけの方にも声をだしてみましたが、金属に反響や振動して声が…
これだけでも効果ありって感じです
さて作業は終わりを迎えましたが、本題はここからですね
取り出したるは、この2本のマイク
この2本のマイクを運転席の耳の位置に固定して
パソコンと摩訶不思議な機械に接続ぅ~
で、ただ「ザー」っと鳴るだけのCDを入れて、このカーブをみて堀間社長と西川社長は専門用語の雨あられ
そして、このイコライザーみたいなカーブをみてスピーカーのネットワークをコネコネし音を調節
僕には全く理解不能
でも、今までハンドル位置の少し上から聞こえていた音がバックミラーの位置まで音が上がって、音のバランスが良くなったのは僕でも解りましたよん
しかし、これだけでは堀間社長は納得いかないので今回はここまでしかやりませんが、
次回は改めて時間をかけてこんな改造をしますよ
↑これは、よくスピーカーについているネットワークです
←これも改造済バージョンです
↑フタをあけてみるといろいろな抵抗だの何だの付いていますが、僕にとっては意味不明
堀間社長に言わせると、ネットワークはないとトゥイーターが壊れるから無くちゃダメだけど、あっても邪魔な物なんだとか…
ネットワークは大きな方が立派に見えていい音なりそうなんですが…
実はこんな立派なものは必要なし
理屈は、ネットワークの中にある抵抗だの何だのと”音”が通ってくる際に新鮮な”音”が少しずつ削られていって小さな音だとかがスピーカーにたどり着いた時には無くなってしまうこともしばしば
それでは意味がないし、ネットワークを付けないとトゥイーターが壊れてしまうし…
その結果がコレ↓
その邪魔なネットワークをわざわざ外して先程の機械のカーブとにらめっこして、車の形状やスピーカー特性など色々な面から計算して、こんなものに変換
必要最小限の抵抗で、めちゃめちゃ綺麗なパンチのある音に激変します
これはマジで目から鱗ですよ
「コレが?ウソ?」
とお客さんに言われますが、この方がめちゃめちゃ音質・音圧よくなります
※僕自身の車に取付してもらっているので間違いありません
コレが堀間マジックですじゃじゃ~ん
「ん?じゃぁ、なんで最初からネットワーク改造しなかったの?」
って思った方もいるかな
理由は、新品のスピーカーは慣らしが終わらないとスピーカー本来の音が出ないので、しっかり慣らしが終わってから調整やネットワーク改造をしないと意味がないんだってさ
あといきなりネットワーク改造しても耳が慣れていないので段階を踏んでいった方が面白いでしょ
えっへん
って僕が威張る意味はありませんが…
お解りになりましたか
この改造をすれば、Mさまの満足もより一層UPすること間違いありません
このブログを読んだ方で、スピーカーを替えてはみたものの何か納得いかない方はご相談くださいましぃ~
っと、その前にCLAP a.k..a HISさんのホームページを一度みると参考になるというか今までのオーディオに対する固定観念を覆されますので面白いと思いますよ
気になった方は是非ともこの扉
を開いてくださいまし