自分が扁桃炎になるまであまり詳しく
知らなかったので、調べてみました星

扁桃(口蓋扁桃)の役割

扁桃は喉の奥左右にあるアーモンド形の
リンパ組織で、口の中に入ってきたウイルス
や細菌などの病原体から身体を守る
「免疫」の働きをしています。

なんと扁桃腺は私たちが知ってるこの
口蓋扁桃だけではなく、
咽頭扁桃(アデノイド)・耳管扁桃・舌扁桃

の4つがあるのです😳

そのため私も耳鼻科の先生に言われましたが
口蓋扁桃を手術で摘出しても、他の3つの
どこかしらから炎症を起こして熱が出る人
が稀にいるとのことです😅
これは取ってみなければ分からないので、
若干運要素もあります。
でも話を聞いてる限りは少ないのかな?
先生の話し方的にはそんなに心配を
しなくても良さそうな気はしました。

一方でこの扁桃には元から溶連菌や肺炎球菌、黄色ブドウ球菌などの様々な常在菌
存在しています。免疫機能が正常に働いて
いればこれらが悪さすることはありませんが、免疫機能が低下するとこの常在菌が
増殖して炎症が起こり「扁桃炎」を
発症します。

なので、睡眠不足や疲れ、ストレスなどで
体の抵抗力が弱まったタイミングでそれら
が悪さをする。ということですね…煽りアセアセ

小学校高学年からは免疫機能が完成し、
扁桃の役割がほとんどなくなるため大人に
なってから扁桃を切除しても大きな問題は
ないそうです。

ながとも耳鼻咽喉科HPより



急性扁桃炎とは

強い喉の痛みという特徴を持つ病気で、
喉の奥にある口蓋扁桃にウイルス細菌
感染して炎症を起こします。

症状
咽頭痛・発熱・倦怠感
首のリンパ節の主張、痛み など。

原因
大人では過労・ストレスなどで免疫力が落ち
ているときには、発症しやすくなります。

感染経路
飛沫感染…咳、くしゃみ
接触感染…ドアノブ、手すり
経口感染…調理中の食べ物に菌が付いて
                  それを他の人が食べる


扁桃の炎症が広がると、、恐竜くん

下矢印下矢印下矢印

🔸扁桃周りの粘膜まで腫れる
   「扁桃周囲炎」
🔹更に進行で深部に膿が溜まる
   「扁桃周囲膿瘍」

この場合は外科的治療(穿刺・切開)
が必要


⚠️溶連菌感染が原因の場合には
「リウマチ熱」「急性糸球体腎炎」などの
合併症を引き起こすこともあり、扁桃炎は
できるだけ早く治療を開始し、しっかり最後
まで治療をすること(服薬を途中でやめない)
が重要です。

原因となる病原体(知ってるものだけ記載)
+治療方法

ウイルス性アデノウイルス、RSウイルス
                  単純ヘルペスウイルスなど

右矢印対症療法
   ・消炎鎮痛剤(非ステロイド)
   ・解熱剤
   ・うがい薬

細菌性溶連菌、ブドウ球菌、肺炎球菌
            インフルエンザ菌など

右矢印抗菌薬対症療法

保存療法以外の治療としては
外科的治療法
下矢印下矢印下矢印
◉口蓋扁桃摘出術

適応は
①年に3-4回急性扁桃炎を繰り返す。
②薬物治療では改善しない。
③扁桃の炎症が広がり、扁桃周囲炎
   扁桃腺膿瘍になる。
④いびきが大きい、睡眠時無呼吸症候群
    →この場合は扁桃炎でなくても適応
   
全身麻酔で行うため、総合病院や
大学病院での入院治療となる。 
病院
入院期間は7-10日程度

術後出血は術後24時間以内と5.6日後に
起こりやすく、少量であれば局所麻酔
対応。出血が多く止まらない場合は再度
全身麻酔で止血を行う。


下矢印下矢印下矢印

◉穿刺・切開による排膿処置

適応は

扁桃周囲膿瘍

クリニックでも処置可能OK


続きます。