父を嵐で失った母と、亭主と別れた娘が、母の居酒屋で夜に語り合うシーン。
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「(死んだ)おとうさん(ガラスの浮きだまのこと)、ちゃんと里帰りさせてあげたと思ったら、(ガラスの浮きだまが)行方不明だって」と、たみ
「ほっとけば」と、母
「いいの」と、たみ
・・・たみは、別れた男にみれんがあるのだ。
「先に死んだ人間はらくちんだよ」
「生きてるほうの人間の方がたいへん」
「思い出ばっかりにしがみついていられないでしょ」と母
・・・もう、浮きだまなんかにかかわりたくない母、なぜなら、浮きだまは海で死なれた亭主とふたりで、精魂込めて作った愛の証。
「ん~、かあさんが見つけてほしいっていうなら、あたし、やだけど、あいつといっしょに、探してみてもいいかなって」と、たみ
・・・むりやり、こじつけて、別れた男といっしょに浮きだまを見つけにいきたい、たみ
「ん、なに?あの男と、しょうこりもなく、そうゆうことしたいの?」と、母
「おとうさんの浮きだまを取り戻したいだけよ」とたみ。
「お~っ、おっ」と、母
「なっなに?」と、たみ
・・・たみのみれんが母にばれる。
「空いてる船使っていいよっ」
「その前に顔が見たいね、連れておいでよ」と、母
・・・ たみの気持ちを察する母。
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「お母さんに前から訊きたいことがあった」と、たみ
「どうして許してくれたのかな~、新平との結・婚・」
「なんか最初からあの男と結婚すれば、って感じだった」と、たみ
「(たみが)離婚するって言ったときも、(母が)ああ、そうの一言」
「このひと、娘が幸せになろうが不幸せになろうが、関係ないのかなって」と、たみ
・・・母に自分への愛情があったのか疑う、たみ
「あんた、さー、鏡で観たことある?」
「あの男のくだらない冗談に笑う自分の顔」と、母
「ためしに、あいつにだじゃれのひとつでも言わせて、自分が笑うとこ、鏡で見るといいよ。」
「いい顔するのよ、これが」と、母
・・・たみに自分の真意を判ってもらおうとする母
「へぇ~えっ、知らなかった」と、たみ
「あたしにも一度も見せたことのない笑顔でね。」
「そうゆう笑顔が浮かんだら、まだ、目の前の男に惚れているって証拠だね」と、母
「だから、そうゆうんじゃ、ないってばっ」とたみ
「しょうもない男と判ってって、好きんなったんだったら、あんたも一人前の女だわ」と母
「完全に誤解してるよ、おかあさん」と、たみ
・・・母に図星を指されてあたふたする、たみ
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