クラシック音楽がテーマになっている漫画、探せばけっこうあるのですね💦
クラシックに限らず「音楽」がテーマの漫画となると、把握できないほどの数
漫画自体が広く愛読され、その後アニメ化や映画化されたものとなると、ある程度数が限られてくる印象です。
様々ある中で、比較的知られたもの、アニメや映画化された代表的なものをみていきましょう。
いつもポケットにショパン くらもちふさこ (創刊1980年 単行本全4巻)
幼なじみみの麻子と季晋はピアノのレッスンも何をするのも一緒だったが、季晋は音楽留学先で事故に遭い、消息を絶つ。数年後二人はピアノを通じて再開するが、季晋は別人のように麻子を憎む・・・
知り合いが持ってるのを拝借してちょっと読んだ事がありますが、少女マンガらしいファンタジックさの中に時に激しく劇的な展開もあり、なかなか惹きこまれて面白かったです♪ 絵的にはピアノを弾く手のリアルさも秀逸!
花音 さいとうちほ
(1995年より 小学館「プチコミック」連載 (単行本全6巻 )
モンゴルで生まれ育った天賦のヴァイオリンの才能を持っていた日本人少女、花音。作曲家天童に才能を認められ、日本に連れられる。バイオリンを弾き続ければ、音楽家の父にめぐり会えるという母の遺言を胸に、花音はヴァイオリニストの道を歩み始めるが・・・
読んだことは無いのですが、少し変わった視点から楽しめる内容かも知れません♪
音楽の世界を描いた漫画自体で、大ヒットしたものってなかなか少ない印象です。
基本、絵とセリフだけで物語展開させる漫画の世界、
当然のことながら音は一切聴こえて来ません。なので、一定の限界が生じますが、それだけに読者の想像力を喚起させ、音、音楽まで感じさせるには、深い音楽的知識は強力な支えになり、演奏シーンの絵的にもリアルな描写は必須で、さらに登場人物の音楽への強い愛など、訴えかけるストーリーにも当然説得力が必要でしょう!
神童 さそうあきら
(1997年-1998年 漫画アクション連載 )
音楽漫画のヒット作をも出しつづける、さそうあきらさんの代表作
文化庁メディア芸術祭優秀賞&
手塚治虫文化賞マンガ優秀賞受賞
2006年 実写映画化
出演:成海璃子さん 松山ケンイチさん 貫地谷しほりさん ほか
原作とは年齢設定などがやや異なっています。ピアノの神童といわれる主人公うた、本当にピアノが好きかも解ってないけれど・・。かたやピアノが大好きだけど才能に恵まれない音大受験生、和音(かずお:愛称 ワオ)。うたのレッスンを受けるようになり、音大に合格。ふたりの爽やかな心の交流を中心に、周囲の人たちとの葛藤も描かれています。
個人的には、ピアノは大好きだけど才能に恵まれないワオに強く共感しました♪
劇中ピアノで弾かれる名曲が沢山登場しますが、モーツアルト ピアノ協奏曲第20番、ベートーヴェン ソナタ「熱情」が、特に要所で使われています。
またワオが弾くピアノの吹き替えを、当時まだ無名だった清塚信也さんが担当しています。
マエストロ さそうあきら
(2003年ー2007年 双葉社「漫画アクション」連載 単行本全3巻)
2014年に実写映画化。
出演:西田敏行さん、松坂桃李さん、miwaさんほか。
不況で解散を余儀なくされた歴史あるオーケストラ。ひょんなことから再結成となりますが、再結成を計画した破天荒な謎の指揮者・天道(西田)。腕は確かなヴァイオリニスト高坂(松坂)はコンサートマスターを引き受けます。果たして彼らはコンサートを成功させ、自分たちの未来を切り拓くことができるのか?
この映画は公開当時、劇場で観ました。
クラシックのある種独特な世界(コンマスのヴァイオリンがO億円するとか!・・等々)と、音楽を、演奏を作り上げる上での、人間味あふれる交流などが自然に、時にややオーバーな展開や演出も見えましたが、おおむね感動作に描かれていました♪
名曲中の名曲、ベートーヴェン 交響曲「運命」、シューベルト 交響曲「未完成」が、劇中ではメインで演奏されます。
ピアノの森 一色まこと
(1998年から 「ヤングマガジンアッバーズ」9号 連載開始 全24巻)
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞
クラシックピアノを、ピアニストの世界を題材にした漫画のおそらく最も成功した例で、その後2回にわたり、アニメ化もされています。
町外れのピアノの森で育った少年カイ。初めは楽譜すら読めないカイが周囲を取り巻く人々によりピアニストとしての才能を開花させていく・・・
牛田智大さんも、デビュー当時、このピアノの森を愛読してきたと話されていました。どこまで深くハマっていたかは定かではありませんが・・・
デビューの頃の 牛田さんの「ピアノの森」と一緒 の場面
2007年の劇場版アニメは高い評価を受けましたが、主人公の子供時代のみを描いていて、演出的にもどこか子供向けの印象も強いです。
多くの曲が弾かれますが、ジュニアコンクールでの、モーツアルト ソナタ イ短調が幾度も登場。
2007年 劇場版「ピアノの森」 から
2018-2019年にNHKで、連続放送のアニメ版が放送されたのは、記憶に新しい所ですね。
その第1シリーズは主人公の少年時代のピアノとの友人でありライバルとの出会い、恩師との出会いから、ジュニアコンクールなどを経て、青年にまで成長したのちショパンコンクールへの切符を手にするくだりまで、詳しく描写されています。
第2シリーズでは、主ににショパンコンクールにフォーカスした、たいへん音楽的・専門的な描写に満ちていて、また世界からのコンテスタントたちの生きざまにも触れた内容に。
主にショパンのさまざまな名楽曲を、有名若手ピアニストがアフレコするという豪華で贅沢な演出もなされています。
※ 因みに今年10月には第18回ショパンコンクールが行われますが、今のこの状況ではとてもとても心配。。。。何とか開催される事を願っています!✊
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2018年 NHK TV版 「ピアノの森」から
吹き替え陣も、テレビアニメとしては破格の、反田恭平さんを筆頭に錚々たる一流の若手が集合!
牛田さんも、ぜひ吹き替え演奏をやって欲しい・・・!
現代の演奏家は、映画、テレビなどの映像メディアでの吹き替えなども、魅力ある大切な仕事なのだから!
ここまで見られて、
あれ、あの名作は? あの作品も、と思う方ももちろんおられると思います。
それらについては、この続きでぜひ取り上げたいと思います♪







