褒められスキル | 夕食ホットオフィシャルブログ

夕食ホットオフィシャルブログ

美容師のボーカルしょったん+建築家の鍵盤きくっちゃん+ぬいぐるみのギターすだっちからなる異色ユニット「夕食ホット」の公式ブログです。

みなさまこんばんわけましておめでとうございます。

“押してダメなら秀でてみな”
ってナイスでクールな標語を思いついたけれど、どう使っていいか分からないきくっちゃんです。




いつもきくっちゃんのエントリーは長い長いと言われ続け、そして自分でも短くします短くしますと思い続けてはや云年。
今年こそは短いブログを!と心に強く誓ったきくっちゃん2015であります。
(ここまでで既に170文字)

男の子男の子男の子

えー、人間生きていると怒られることもあれば褒められることもあります。
もちろん呆れられたり、そもそもスルーされることだってたくさんあります(←こういう一文が余計なのか(←っていうこれもか))。

その中でも一番対人スキルを発動しないといけないのが
「褒められたとき」
ではないでしょうか?

NEWそこでリスキーブログ第二弾NEW
『褒められた時の対処法2015』
をここで発表したいと思います。
第一弾はたぶんこれ。
『人見知りをウリにする』



さて。
褒められた時にどんな態度をとるべきなのか。
人付き合いが好きじゃないきくっちゃんですが、意外にいろんなバリエーションを使い分けています。
大きく4パターンです。
ではさくさくいきます。


A.乗っかっちゃうタコ

はいはいはいはい、案外楽なやつです。

ありがとうさん相手:『風船の歌』聴いたよ、いい曲やねー!
男の子ぼく:でしょー?あれはもう作ってて”きたー!”思たもんねーまじで。
的なの。

ていうか僕だって、ほんとのことを言えばずっと褒めていられたいんです。
自分ではあれイマイチだったかも、、、って思ってた物だって、いざ褒められると、
「そ、そう?」って思っちゃいます。
やっぱいいよね?うんうん。いやー、なんつって。

ただこの乗っかりスキルはほどほどにしないと、
自分の価値を下げつつハードルを上げる
っていうなかなか残念な効果を生みます。

だもんで結局使う場面が限定されちゃうんですよね。
・ 相手が”自信のある人を評価するタイプ”(だと分かっている)場面
・ 相手やコミュニティが仲よし
・ 全員機嫌がいい
・ 自分も機嫌がいい
うーん。
案外難しいですね。
きくっちゃんの発動率だと17%です。


B.素直に喜ぶタコ

“A”と似てますが、もう先に反応しちゃうパターンですね。
具体的には
・ 感動して話せなくなる
・ 泣く
・ おいおい泣く
・ 逃げ出す
です。

これはまあスキルというよりは生体反応なので、もうどうしようもないです。
メリットは、なんだかんだ褒めてくれた相手も嬉しい、です。
デメリットは、若干気持ち悪い、ってことです。
きくっちゃん発動率は18%です。


さて、次のメソッドが日本では一般的です。


C.否定しちゃうタコ

いろんなパターンがあります。
・ いえいえー、みたいな謙遜で逃げる
・ 本気で否定する
・ なんなら「俺なんてぜんぜんっすよ」とかまで言っちゃう

うーん。どれもいやらしいですね。
特に設計とかデザインとか音楽とか、
「ねえねえ見て見てー!聴いて聴いてー!」的なことを仕事にしていると、これはまあアカンですね。
たまに居るんですけど相当さぶいですそんなやつ。
じゃあやめろや!って言われたらもう死ぬしかないです。

だもんでこのスキルはきくっちゃんほとんど使ってません。
例外として
・相手が大物かつちょっと古いタイプの人で、日本的な礼儀重視
・ノリとして、「えーーー??そんなことないてーーー(照)」ってやっちゃう
の2シーンでは発動します。
きくっちゃん発動率6%です。
ここまでで小計41%。

あ、なんの話してるか覚えてます??
褒められたらどうするか、って話っす。

では最後、残りの59%はこれです。


D.よく分かってない感じにする
これ最強です。タコ

これも結構細かいスキルに分解できます。
・ え?ああ、あれっすか。ってあんまし関心なかったけど感を出す
・ 聞こえないフリをしつつ、そのまま聞こえなかったことにする
・ 他の話題に夢中な感じで、さっさと次のページをめくる
・ なんならその流れで相手か第三者を褒め返す
・ いや俺、よく分かってないんすよね、ってもう言葉で言っちゃう

いやー。
これ楽だわー。
ぜひ皆さんもやってみて下さい。
思ったより楽に乗り切れます。
しかも、人によっては
「あれ、こいつもしかして天才なんじゃ」
って勘違いまでゲット出来ます。
オ・ス・ス・メ恋の矢


男の子男の子男の子

さてそんなきくっちゃん、昨年末にとある女性アーティストさんと話した折に
「もう大好き、天才っす」
って言いました。
天才、ってまた俺も簡単な言葉をチョイス。。。

ほんとに好きで、もうすげーすげーって毎日のように思っているのですが。

ようは褒めたんすね(←なんで上から笑)。


で、そのアーティストさんの返答がまた最高すぎて萌え死ぬかと思いました。

「わー、ありがとうございます。でも、どっちかていうと努力型なんすけどあたし」

くそう涙。
ちくしょう涙。


そうだろうよそうだろうよ。
だから好きなんだよ。
この才能、この人が頑張って自分で育てて来たものなんだろなあ、って。
そう思うから好きなんです。
ちくしょう。

そのままさらっと言われると、もう負けたとしか思わなかったきくっちゃんですが無事になんとか年を超せました。
今年もたくさん褒められたい。
そんなハッピーニューイヤー♪