明るい森のこと書いちゃう。 | 夕食ホットオフィシャルブログ

夕食ホットオフィシャルブログ

美容師のボーカルしょったん+建築家の鍵盤きくっちゃん+ぬいぐるみのギターすだっちからなる異色ユニット「夕食ホット」の公式ブログです。

こんばんワイルドターキー。

またまた登場です。
ひさびさに「午後の紅茶」、略して”ごごティー”を買ったんだけど、これ、
“ほぼティー”だったらやだな、って思うきくっちゃんです。


えー、いまそこから帰ってきたとこなので『明るい森』のことを。


$しょったん&きくっちゃん&すだっちでひとつのブログ!

そもそもこのブログ。僕の当初えがいていたボリュームは

しょったん 10
すだっち 5
きくっちゃん 3


くらいのプロポーションだったんですが。。。


$しょったん&きくっちゃん&すだっちでひとつのブログ!-ファイル0284.gif
だってしょったんボーカルだし。女の子だし(大事ですよね)。
ね、「あたし今日ラーメン屋にひとりで入っちゃいましたー」みたいなね。


$しょったん&きくっちゃん&すだっちでひとつのブログ!-ファイル0291.gif
すだっちリーダーだし、告知とかなんか芸能界つながり的なミーハーネタとか。
ね、「俺今日、きゃりーぱみゅぱみゅにすダッカー貼ってやったぜ(ウソですよ(たぶん))」とかね。


$しょったん&きくっちゃん&すだっちでひとつのブログ!-ファイル02830001.gif
で、僕はおもにお家でいじいじ曲作り担当なので、たまーに登場してネクラな事書く、っていう、
そういうバランス感だったんですが。。。


しょったん飽きたし。すだっちなんてブログの存在すら忘れたし。。


てわけで、連投しちゃうもんね雪だるま雪だるま雪だるま



えっと、前回に、人間が生やしたのが「はやし」。もともと自然に盛り盛りできちゃったのを「もり」と言う。
って書いていて、、、いっこ思うことがあったので書いちゃいます。
森のこと。



曲を作るとき、どこで作るか、って人それぞれだと思います。

この「どこで」っていうのは、部屋でしょ、とか、スタジオでしょ、とか、いやいやお風呂でしょ、とか、そういう肉体がいる場所のことじゃなくって、心の方です。意識というか。

$しょったん&きくっちゃん&すだっちでひとつのブログ!

僕の場合、それがほとんど森なんです。
明るい森。


もちろん詞によって、具体的に描く風景は午後の校庭だったり朝の海辺だったり三日月が見える部屋だったりする訳なんですが、最初にその曲が鳴る場所っていうのが、同じような森なんです。

ちょっと変なこと言っちゃいますけど、その森で、例えば「街の歌を聴く」みたいな感じです。


これまた、信じてもらえないことが多いんですけど、結構な確率で、その音を最初に聴くのは
目覚める直前の睡眠中ぐぅぐぅ
なんです。



あれー、おれ寝てるなーまだ。
あ、なんか聴こえる。
ああ、いつものとこだ。明るい森。
忘れないように、何回も聴こうーっと(起きて忘れちゃったらもったいないし)。。。
あ、もう大丈夫かな?
もう起きても消えないかな?

よしオッケー!

ってタイミングでがばーって飛び起きて、楽譜に書いちゃいます。
楽譜に書くと何か雰囲気変わっちゃうー、ってときは、書かないで、覚えてしまうまで起きた状態で脳内再生します。
覚えてしまうまで。
シマウマ←しまうま。
椰子の木馬←しまうま。


その、音を聴く森っていうのが、けっこう高い木がたくさん生えているのに、なぜかものすごく明るい場所なんです。

理由は簡単。

普通なら地面であるべき所がなんです。


その水に木漏れ日が乱反射して、葉の裏側を照らしているんです。
つまり、普通の森の二倍の光があるんです。
なぜか僕の視点は木の真ん中くらいの高さなので、水面を見下ろす感じになっていて、だから本当にものすごく明るい。


この水がくせ者で、見てるあいだにどんどん地面に吸い込まれて、黒い濡れた土とか落ち葉が見える日や、
逆においおいおいーってくらい水位が上がってくる日があったり。

$しょったん&きくっちゃん&すだっちでひとつのブログ!

$しょったん&きくっちゃん&すだっちでひとつのブログ!

これ、どっちがいいとか悪いとかじゃなくって、この水位によって、森全体の響きが変わるんです。
だから、遠くまで綺麗に細—く響く音だったり、わりとぱすんぱすんってドライに落っこちる音だったり。。。

それが曲の世界にマッチしたときだけ、「おおおお、なんか気持ちええやん」ってなります。



こうやって、今みたいな時間にnordをぽろんぽろんやっていると、もちろん現実に見えているのは自分の部屋なのですが、意識の45%くらいがその森に浮かんで、これがなかなかに気持ちよかったりします。
って、きもい?


かしこ。