
これから美しい秋と冬が来ると思うと、楽しみで楽しみで朝しか起きられないきくっちゃんです。
えー、実はすんごいブログ見つけたんです。
http://lidylle.com/archives/3002
2012(今年)の2月の記事みたいです。
うわー。嬉しいですねー!
こんなに真剣に聴いて下さる人がいるなんて。
とくに歌詞のこと言われると、どきどきしちゃいます。
※他の記事も素敵でした。
実はメンバーにも
「もうちっとさらっとした曲かけへんの?」
的なことをいわれ続け、まー僕自身も確かにめんどくせえ曲ばっかだな!
とか思っている毎日なんですが。。。
音楽は、ぱっと聴いてなんぼやからね。
ぼくだって、わおーわおー行こーぜゴー!みたいな曲かきたい!
会いたくて会いたくて震えたい!
君の心の扉とかノックしてみたい!!
まあそんな毎日のなかで、
たまにこういう、じっくり歌詞を読んで頂ける方に出会えると、嬉しくて嬉しくて、そこいら中に嬉ションしまくっちゃいます。
で、これを読んでいて思ったのですが、
日本語って、同じ言葉をいろいろな漢字を当てて読めますよね?
これがなかなか楽しかったり、深い意味を込められたり、すんげえうざかったりします。
あうとか会うとか合うとか逢うとか遭うとか遇うとかアウトか。
僕だって、歌詞書くとき、すんごい悩みます。
これはひらがながいいな、とか漢字はこれを使おう、とか。
ただし先に言っておきますが、僕、本来これ、どうだっていいです。
だって日本人にとって「あう」は一つだから。
本来離れた状況にあるものが、何かのきっかけで近づいてゆき、時間なり場所なり雰囲気なり状況なり物理的形状なり、そういうものをいっとき共有する。
みたいなイメージを「あう」という言葉で表現します。
だから、恋人と「あう」も、意見が「あう」も、事故に「あう」も、本来は同じひとつの言葉です。
だもんで、小学生のテストとかで、次の棒線部を漢字にしなさい。
1.今日の午後ともだちとあう。
2.彼とはよく意見があう。
3.旅行先で大雨にあう。
的な問題をみると
うっせえ!なんだってええんじゃい!
いやならひらがな使え!
ってなります。
ほんと嫌いだこういう問題出して喜んでる教師。いなくなれ。
鏡の向こうの世界に取り残されてしまえ。
もちろん取るだって撮るだって採るだって録るだって盗るだって捕るだって穫るだって摂るだってぜんぶ「とる」でいいです。
その上で、そんなこたあ充分わかった上で、あれこれ漢字を当てて楽しむもんだと思います。
「あなたに遭ったよ今日」
きゃー、偶然あっちゃったんだー。わーわー。
とか
「あした逢えない?」
うわー、なんか「会う」よりエロいー!
羨ましいぞおらー!
とか言って楽しむもんです。
酒の菜(つまみ)だから、さかな。
だから<魚>は本来<肴>なわけで、語源は<酒菜>なんだよ。
きゃーもの知りー!
みたいに。
もちろん歌詞を書く時も、すんごい考えます。
ひととおり書いてからも、歌聴きながら読んだときの印象とか、活字にしたときの印象とか、目で追ったときのリズム感とか、全体のバランス(漢字は黒いですからね)とか
あれこれ悩みます。
さっきの
「あした逢えない?」
とかもそうです。
「明日逢えない?」
って書くと、また印象かわりますよね。
てわけで、ひらがなにするのか漢字にするのか、みたいなことを考えるのがとにかく大好きなんです。
だからさっきのブログみたいに、細かいところまで考えて読んで下さる方がいたあかつきにゃあ、本当に嬉しいのです。
そんな細かいこと、メンバーにすらいちいち言わないので笑。
(意味とか言葉に込めた想いとかも特に言ってないし。バンドメンバーらも気づいてない謎かけとかね。変態なんです)
でですねー。
でーでーでーすーねー。
まあ以上はどうだっていいんです(おい)。
ここからが本題です。
最初の方に書いた
"で、これを読んでいて思ったのですが、"
の続きをやっと書きます。
何度も言うようですが、ある言葉をどんな漢字で書いたってひらがなで書いたって別に好きにすりゃあいいんです。
でもね。
でもね!
いっこだけ許せないこと。
それが
「一つの熟語内で漢字とひらがな混ぜるやつ」!!!!
「破たん」
「ら致」
「範ちゅう」
「信ぴょう性」
「完ぺき」
「当せん」
「だ捕」
・・・・。
なんじゃあこりゃあああ!!!
「破たん」なんて、どう考えても「やぶたん」としか読まないよまともな日本人なら。
<美しい>とか<巡らす>とか<遅れる>とか、そういう送り仮名にしか見えない!!!!
「範ちゅう」
は?
<はあちゅう>かと思ったよ。
http://ameblo.jp/haruka-ito/
「だ捕」
もうわけわからん。
俺昨日どうしても牛丼食いたくなって牛丼食ったんだけどお金無くってさ仕方ないから食い逃げしたんだよ仕方なかったんだ捕まったけど
途中じゃねえかーーーー!
それ、文章の途中やからね!
嫌いやわーこれ。
「漢字仮名まじり熟語」
理由は分かってます。
にっくき「当用漢字」「常用漢字」です。
それに載ってないやつをひらがなにしよったんです。
別にあれ、強制ちゃうからね!
使っていいんだからね。
(どうしても使いたくないなら、全部ひらがなにしなさい!)
よし使ってやる!
ほれほれー
範疇!!
信憑性!!
完璧!!!
当籤!!!!
破綻!!!!!
ほらほら捕まえてみろ!
だ捕してみろ!
・・・・えーっと。
さいごになりましたが、逆に僕が大好きなやつ。
いっこ書いておきます。
「漢字仮名まじり文でたまに起きる奇跡」
です。
<イルカ>とか、たまに登場しますね。
なるほど、最近はそうなっているか~。みたいなね。
あと、見出しなんかでたまに見ますが
『調査団に続き、首相らも現地入り』
うーん。いいですね。
(故 中島らも)
師匠、首相やったんですね。
こっこよすぎです。