『ポセイ丼』って言葉を思いついたけれど、どう使えば面白いのかは思いつかないきくっちゃん

えっと、今朝、とうとう猫になる夢を見てしまいました。
あの、にゃーと鳴くねこです。
猫になる、っていうか、猫である夢。
いままでいろいろな夢を見てきたけれど、種を超えたのは初めてです。
いやー。
なんつーか、
いやー。
なんとも恐ろしリアルな猫心でした。
※ベタだけど。
ぼく(=ねこ)は、実際に僕が今住んでいる住宅街に住んでいるですが。。。
ぼくにはすごく好きな子(=メスねこ)がいるんです。
仮に、ひとみ(白、2才メス)とします。
実はそのひとみは、うちとはJRを隔てた隣の町内の子なんです。
たまに線路を超えて、こちらにふらーっとやってくる。
もうすんごく可愛いんですよー。
ただ、このJRを挟んだ向かいあう町内ってのが、なぜかお互い伝統的にいがみ合っている関係なんすよ。
いまどき???
なんかその昔、JRの線路を引くときに揉めたとか揉めなかったとか。
ぼくが密かに好きなこのひとみ、実はJRのこっち側の奴らもみんな惚れている"しずかちゃん"的な子なんです。
みんな本当は
「ひとみかわいーなーちくしょー、やりてえ!」
って思ってるんです。
「お尻くんくんしてえ!」
って思っているんです。
しかしぼくらはあほ猫の集団なので、JRの向こう側のメスなんてロクなもんじゃねえぜ。っていう雰囲気を破ることができない。
集まっては
「なんだあんなブス! あいつオスをとっかえひっかえしてるんだぜ!」
みたいな、これまたいまどき?みたいなことを言ってたりします。
その輪の中には、きちんとジャイアン的なやつもいるんです。
仮に、ぶち(ぶち、4才オス)とします。
こいつがもう死ぬほど凶暴で、かつ、あほうな猫なんです。
ぼくはこのぶちが怖くて、「そんなこというなよ!」って言えない。
大好きなしずかの悪口を、一緒になってへらへら笑いながら聞いてるんです。
っていうのが設定として(=夢の時制より過去の記憶と感情として)ぼくの心にはあるんです。凝ってるなあ。
ある晴れた日、ぼくは屋根の上で、そのことが苦しくて切なくて
にゃあにゃあにゃあ、
って空に向かって鳴いています。
にゃあにゃあにゃあ。
するとなんと、すぐ目の前の家の屋根にしずかが通りかかるんです。
お日さまに照らされて、もう本当に真っ白なんです。
さあどうする!
どうする俺!
一気に心臓がばくばくばくーってなったぼくは、なんと、
びびって、ててててててーって逃げ出しちゃうんですねー。
あかん猫ですねー。
なんかリアルで嫌ですねー。
しかも焦っているので屋根から転げ落ち、落ちた庭先にはなぜかキツネがいて、
そのキツネがすんごい見透かしたような目で
「レインボー」
って言うんです。
そこで目が覚めました。
なんなんだレインボーって。
あ、終わりです。