10/7からパレスチナの虐殺が行われている。
目覚めると、Xにこどもたちのなんとも美しい死骸、デモ、ダイイン、スタンディングのことが次々に現れ、とにかく、涙ながらにいいねやリポストをクリックし、週に一度は抗議に参加するため都心のどこかに出かける。
嘗てのようにそれが自尊心を満足させるためではない。
行きたいから行く。
毎朝、通行禁止の加治丘陵の冬自然をさ迷いながら、ときおり、ガザを思う。
後は、食うことと寝ることと、どうやって死ねばいいかを思い煩う日々だ。
夏にデンバーでコロナにかかり、死にかかったが、これがここなら多分あの世に行っていただろう。
どっちがよかったかよくわからないが、生きのびて、酒浸りをやめ、加治丘陵に再度行き始めたのも、結局のところ、ツキ以外の何ものでも無い。
経験でよく知っているが、ツキは最後には必ず破れる。
それでも、やっぱり耄碌したのか、最近は頻繁にツキを熱望する。