無題。 | uguisuのブログ

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好きなモノ、ヒト、けしき、少しずつ。

それは前触れもなく
突然やってきて
 
キッカケは何かしらあったのだろうけど
 
とにかく
もうすっかり2年前から元に戻ったと
思っていたので
余計にビックリして
 
しばらく自力で呼吸を整えようと
頑張ったのですが
不安に勝てず
救急車を呼びました
 
コントロールのきかない体が怖くて
救急隊の人に
大丈夫だからゆっくり呼吸して
と言われて
それでも意識が遠のきそうになる。
 
点滴をしてもらい
検査をして
ようやく落ち着いて
診察室で
強いストレスはありますかと
聞かれました
 
 
自覚はないのだけれど
 
 
きっと
あの2年前にICUに入ったときに
どこかの体のネジが緩んでしまって
普通ならやり過ごせるいろんなコトを
丁寧に拾ってしまうように
なったのだろうなぁと
心の中で思いました
 
 
 
 
 
なぜこんなことを書くかというと
本当は
何もなかったように
ブログを再開するつもりでいました
 
幸いにも病院から自力で帰ってこれて
何の予定も変更せずに
誰に知られることもなく
普通の生活に戻れそうだったから。
 
だけどその日から
家の中で
ふとした拍子にその兆候が何度もあり
不安で
押し潰されそうになったのだけれど
 
 
 
 
ふと
頂いてそのままになっていた
この本を開いた日
急に意識が上向きになるのを感じました
 
 
2年前に退院して
元に戻らず苦しんだときと
全く同じでした。
 
あぁ、やっばり
自分のためにここに書こうと。
 
 
あの時もそうだったなぁ。
 
 
 
元気なときは
帳尻をあわせようと
先へ先へ思いを巡らし
行動して、
それがまた先の元気へ繋がる
そうじゃない時があったって
うまくまとめようとしなくたって
いいじゃない
 
そして
 
病人は病人らしくしてなくたって
ハイになる瞬間はあるし、
いつまでも苦しみの中に
じっとしていた方が安心の時もある
矛盾があったっていいのだよと、
 
自分の心の中で思うのではなく
ここに書くことで
今の自分を認めてあげたいのです
 
 
 
 
 
 
 
こんな風になる前に
年賀状の「つづき」を書いてました。
 
戻ってきてしまったからと
封筒に入れ直されて
手元に届いた文字たち
 
音沙汰なかったけど
変わりなく元気なんだと
わかって嬉しかったお便り
 
 
 
 
一見普通の生活を送りつつ、
たまに頭をもたげる体の変化に
ビクビクして
それでも
書いたり
作ったり
読んだり
想いをはせたり。
 
 
 
しばらく不義理をするかもしれません
急にハイになるかもしれません
 
 
 
そんな矛盾を許すための、
 
今日は
「無題。」
のおはなし。