今日はちょっと祖母のお話。
もうすぐ始まるギャラリー展のタイトル
「逃げ場のない幸福でいっぱい」を考えてくれたひと。
103歳になるのに少女みたいにオチャメです
昨年の敬老の日。台風が関東直撃だった日。
そんな祖母がテレビ出演しました。
早口なお喋りが楽しい方の司会番組。
若者顔負けのパワーの二人。軽快で豪快で大笑いの1時間。
以前にも少し紹介しましたが→☆、祖母は１日一句ブログに俳句を発表してまして
作った句をファックスで俳句仲間に送り、それをブログにアップしてもらっています。
アバンギャルドで超個性的で読んですぐには???な俳句。
100歳過ぎてて、ブログをしていて、俳句が個性的…。いつのまにか話題になり雑誌の取材が。
次にテレビが。
そしてこの対談となりました。収録のためにテレビ局からお迎えの車。
弟がいるのですが、祖母、母、私、娘と女４代。アピールしようと、当たり前のように付き添いました。
可愛らしいけど頑固な拘りがある祖母。家に取材が来たときも頑として譲らないポイントがウケました。
そんな彼女、出演が決まった日から何を着るか大騒ぎ。
歩きまわれない祖母にかわって母と私で洋服探しです。
新宿、銀座と探し周り、マギーはどう？とか、いっそ商店街の洋服屋さんの方があるんじゃない？とか。
お店で！なものを見つけるたびに祖母に電話。
「ピンクがいい、派手すぎる、地味でイヤ、高すぎるわ～。」あらゆるリクエストを突破して探し出しました。
こちら。
左が祖母です。右が母。少女な祖母、ご満悦。
当然！の事ながら、ネックレスとイヤリングは作りました。
収録の日のスタジオのメイクルーム。撮影OKをもらいパチリ。さすが～派手なメイクじゃないのに華やか～に変身です
手元で、緊張してるのがわかります
控室でスタンバイ
事前の打ち合わせ。みんなドキドキ。
マイクをつけて、お時間ですどうぞと促され、
始まってみると、驚きの度胸です。会話が早口。面白いしストレート。
本が友だちの少女時代。亭主関白な祖父に仕え、49歳で俳句を始め、70歳過ぎて未亡人になってから私の人生は変わった、花開いたと話す祖母にスタジオ中大爆笑。
私の中にはA子とB子がいる。いい子と悪い子。
宝くじが当たったら、全身美容整形して100歳過ぎた自分がどこまで変身するかやってみたい。などなどなど。
女４代で歌舞伎に行った時→☆の写真が使われまして。予定ではスタジオの隅にいる私たちにカメラが向くはず…
…でしたが話が盛り上がり過ぎて時間切れ。カットになりました。チクショー(笑)
収録が終わって番組の方と記念撮影。
プレゼントしたネックレスを早速つけてくれました。
司会のあの方とも記念撮影。祖母のブログ用に撮影が許可された１枚。緊張してブレました。
台風で家を出れなかった人が多かったのか、放送の後のツイッターやいろいろで一時話題になり、偶然テレビを見た友人知人からも「元気が出た！」のメールがいっぱい。
祖母いわく
「『敬老の日』じゃなくて、沢山の人にかまってもらえて『かまい老の日』」。
私の倍以上生きてる人。心からLOVEです。
誰にもいつか必ずくるお別れの時。いつも頭のスミに置きながらその時その時を味わおうと思う日々。放送直後は反響が大きくて、ウグイスのブログには書かないでおこうとずっと思ってきたけれど・・・
やっぱりそうっと・・・。
愛してやまない、人生の大先輩のお話を。
今日はひっそりと（＾－＾）♪
あえて今日はコメント欄、閉じますね。
読んでくれてありがとう❤