おはようございます。
早いもので今日からもう四月ですね。
昨日、長男たれぞうくんのお迎えで保育園に行ったのですが、昨日が最終登園日だった園児と保護者様が、先生たちと思い出話に花を咲かせておりました。
さて、今日四月一日といえば、エイプリルフールですね。
皆さんご存知だと思いますが、実は【はなまる勉強日記】、まだブログ開始から1年も経たない弱小ブログです。
わたし:ごはんおおもり個人の感想としては、もう10年くらい書いているんじゃね?というくらいに疲弊しているんですが、きっと限界集落職場(コチラ)のせいです
今日はブロガーとして迎える初のエイプリルフール。
エイプリルフールネタはナニにしよう!
と、先日熱にうなされているとき(こちら)、ひたすら考えていました
そしてふと浮かんだのが、空想上の中学に行ってきた話:その名も【日能研中学訪問記】です。
(※日能研中学は存在しない架空の中学です)
時間の関係でクオリティはだいぶ低いですが、是非最後まで読んで頂けると嬉しいです
なお、土曜朝のモーニングコーヒーを吹き出さぬよう、ご注意下さい
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日能研中学訪問記
0.訪問の背景
我が家の長女はな子は、日能研に通い中学受験を目指す小学5年生です。
苦手な国語を算数/社会/理科で返済し、毎回綱渡りでありますがMクラス(上位クラス)に在籍しております。
長女はな子が2025年の2月に中学受験をするにあたり、どういう学校がいいのか?を色々考え訪れたのが、日能研中学です。
日能研中学は神奈川県にある私立の共学です。
はな子の希望である女子校とは少し条件が異なりますが、男子に負けず劣らずの体力と運動神経を有し、はな子の抜群のコミュ力を活かすためには共学のほうがいいのでは?という思いから、日能研中学の見学に行きました。
1.学校方針
日能研中学の根源は、1953年に開設した「菊名小学学習教室」にあります。
学校の基本方針は「シカクいアタマをマルくする」であり、考えるチカラを養う教育にチカラを入れております。
中高一貫校のメリットを最大限活かし、「第一志望大学に全員合格」を合言葉に、生徒全員が大学受験/進学をする進学校です。
日能研中学にある校則は以下の2つだけです。
校則1:登下校時はNバッグを背負うこと
校則2:登校後は、すべての授業終了まで下校しないこと
なお日能研中学は、制服も無ければ、登校の強制もありません。
生徒の自主性を尊重する、明るく自由な校風です。
日能研中学の大きな特徴として、全教室の全授業がオンラインで生配信されるため、
日本中どこでも授業を受けることができます。
また、体調不良や用事などで授業を受けられなかった場合のサポートも手厚く、
授業動画の見逃し配信も完備されています。
授業中に聞き逃したことや、
再度聞きたいところを聞くことができると、
生徒だけでなく保護者からも好評です。
さらに学校の授業以外にも、受験に特化した講座が標準で用意されています。
日能研中学に入学すれば、外の塾に通う必要がない。
大学受験まで含め全て手厚くサポートしてくれる。
以上のことから、近年日能研中学の人気は急上昇中です。
2.日能研中学生の1日
朝は8:20から授業が始まるので、多くの生徒さんが8時過ぎには登校、またはオンラインでいつでも授業を受けられるように準備をします。
1コマ70分の授業を午前中に3コマ受けたあとは、楽しみなお昼休みです。
日能研中学に食堂はありませんが、その自由な校風を表すように、
外部からの出前は受け付けており、
先生が生徒に代わり受け取り
をしてくれます
また、教室の前まで運んでくれますので、
昼休み前の廊下には、
デリバリーサービスで届けられたお弁当やピザ、保護者様が持ってきたお弁当などが
ズラリと並びます。
ただし、お昼休みは15分しか無いので、みなさん黙々と食べ、すぐに午後の授業を受けます。
午後は1コマ~3コマ受けると、その日の授業は終了となります。
楽しい放課後は、部活をする生徒や帰宅する生徒さんもいますが、その多くは学校に残り自習室で勉強をします。
ワカラナイところはすぐに先生に聞くことができ、各教室のレベルに合わせた補講や、受験を見据えた特別講座も用意されており、こちらを受ける生徒さんも多いです。
最終下校時刻は21時であり、本人が希望さえすれば、朝から夜まで勉強漬けの日々を送ることができます。
3.入学試験
日能研中学への入学方法は2つです。
1つ目は内部進学であり、日能研に1年以上通っていることを条件に、無条件で進学できます。
2つ目は外部から入学であり、こちらは一般的な入学試験を受ける必要があります。
4.日能研中学の教育
日能研中学は、習熟度別にクラス分けされ、このクラス分けは毎月見直されます。
偏差値65以上が通えるTMクラスを筆頭に、Mクラス>A4>A3>A2>A1クラスまで続きます。
内部進学生/外部入学生問わず、入学後最初の3か月間は、日能研中学に慣れるためにクラスが固定されます。
外部進学生は、日能研のルール/システムに慣れる必要があり、入学後最初の3か月間はZクラスに入り、そこで日能研の「い・ろ・は」を学びます。
日能研中学を訪問して
日能研中学を訪問して驚いたのが3つあります。
1つ目は生徒の顔つき
2つ目はクラス分け
3つ目は日特
それぞれ簡単にみていきます。
1.生徒の顔つき
中学生らしからぬ表情で、目を見張りました。
自由な校風のなので、明るく活発な生徒さんが多いと思っていたら、正反対。
生徒のほぼ9割以上が、
これまで数々の修羅場を潜り抜けた戦士、
もしくは
何かとてつもない大きなものに耐えた修行僧、
のような顔つきをしています。
中学生らしからぬ表情に、学校に入った瞬間圧倒されました。
2.クラス分け
説明会でありました入学後のクラス分けには驚きました。
これは、内部進学生に限るんですが、入学後最初のクラス分けの条件は、日能研中学以外のいわゆる併願校の合格実績(日能研R4偏差値が高い順)で決まります。
そのため、日能研中学で入学時からTMクラスに入りたいがために、御三家の合格を蹴って日能研中学に入る生徒が後を絶たないようで、御三家が追加合格者をたくさん出すことになっています。
一方で、中学受験の願書すら出さず、受験すらしない、受験放棄組がA1クラスに集まってしまい、来年からは一人最低二校以上の受験が入学条件に加わるようです。
3.日特
自由な校風とは言え、その自由とは日能研中学で学ぶ自由であり、学ばない自由はありません。
そのため、まさか日特が中学に入っても続くとは思いませんでした。
しかも全員必須
日特では、クラス替えを決めるためのテストが毎週行われ、中学生全員がオンライン or 受験会場でテストを受けます。
また、テスト後には特別講座が用意されており、午前中テスト、午後講座と、朝から晩まで脳みそフル稼働です。
だが一つ素晴らしいと思ったのは、この日曜日の午前中に行われたテストの結果が、
なんと日曜夜8時にはオンラインで結果を確認でき、
さらにクラス替えのタイミングでは、テスト結果に合わせ、新クラスの通知も行われます。
その他
日能研中学を訪問し、直接生徒さんと話をして興味深かったのがいくつかあります。
たとえば遠足は大学見学であり、修学旅行では、各生徒の志望校を集め、グループ分けしてから数日間かけて学校巡りをします。
これは国内/海外含め行われ、なんと修学旅行期間も日特は継続されます。
修学旅行先でも日特をする徹底振りは、さすが日能研中学だと思いました
あと日能研らしいと思ったのは、基本的に長期連休中は、全員参加必須の季節講習が用意されています。
さらに高校三年の1年間は、志望校や志望学科別の特別授業で受験モード全開!となるようです。
勉強漬けの6年を過ごすには最適な学校、それが日能研中学だと思いました!
さいごに
皆さんの目から見て、日能研中学は魅力的でしょうか?
わたしは、積極的に学校調べしないとヤバいな!と思うくらいに、日能研中学に魅力は感じません
来年の今頃もブログが続いていれば、また何か新しいネタで書こうと思います。
おしまい
明日は以下に続きます。
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