おはようございます。
本日は、長女はな子、次女まる子の通う公立の小学校では、2023年の中学入試を戦った勇者たちの卒業式があります。
新たなる戦場へ旅立つ勇者たちの門出を大いに祝おうではありませんか!
卒業おめでとう!
そして、わたしは敢えて今日という日に、暗い話をします。
なぜならば、勇者たちの戦いの記録を決して忘れてはならないからです。
戦いの記録を分析し、次世代に引き継ぐのが日能研の義務であり、それを実行するのが2024年以降の受験生だからです。
そのため本日の記事は、ここ最近の記事とは大きく異なり、とっても真面目な記事です。
朝のモーニングコーヒーのお供に読んだり、通勤途中に読むと、一日ブルーになるかもしれません。
夜に読むと、今度は寝れなくなるかもしれませんので、こちらもオススメできません。
一番のオススメは、当記事を読んだあとに、当記事をいいね!をして頂いてる戦友ブロガー様周りをして、心を癒やすことです。
可能な限りオブラートに包んではいますが、どうぞ最後までお付き合いをして頂けますと幸いです。
残酷な入試報告会
以前、日能研でありました入試報告会に関する記事を書きました。(以下参照)
今回は、そちらの続きになります。
(可能であれば、↑の記事を読んだあとにまた戻ってきて頂きたいです)
振り返り
長女の通う日能研校舎主催の入試報告会がありました。
その結果は、とても厳しいものでした。
本日はその厳しい現実を直視し、次につなげていくための内容になります。
Mクラス→A4クラス→A3クラスの順に見ていきます。
まずはじめに、あまりにも生々しい数字や学校名が並ぶと、●●●の名誉に関わるので、そこは消します。
以下グラフが多々並びますが、以下の通り表記しています。
横軸:偏差値49未満、偏差値50以上55未満・・・と区切り、偏差値65以上で分けます。
縦軸の分子:(クラス毎&偏差値毎:東京&神奈川の男子/女子/共学それぞれの合格校数)
縦軸の分母:(クラス毎の男子/女子/共学それぞれの合計合格校数)
そのため、千葉や埼玉を始めとした、東京/神奈川エリア以外の学校の合格数は、分子から除いているため、縦軸を全部足しても100%になる場合とならない場合があります。
Mクラス
長女はな子の通う教室の最上位生、すなわちエース級が集まるクラスです。
2022年、2023年と、名だたる合格校を量産してもらわないといけない、
難関校の合格が約束されたクラス!
みたいなもんです。
が、結果は全然異なります。(以下参照)
例えば男子校
偏差値60以上65未満、偏差値65以上を見ると、2022→2023と右肩上がりで比率は増えています。
一方で女子校。
2022年は、合格校数の約4割を偏差値65以上の最難関校と言われる学校でしたが、2023年はゼロ
偏差値60以上65未満で少々、55以上60未満で少々という感じ、55未満の学校が約5割を占めます。
Mクラス生の期待値からすると、女子苦戦、というのがよく分かると思います。
A4クラス
こちらは、長女の通う校舎の上から2番目のクラスです。
Mクラスに負けず劣らずの優秀な生徒さんが大勢います。
彼らの合格はどうだったか?というと、以下のようになりました。
まず男子校
2023年は偏差値55以上で合格実績が目立ち、中には60以上もあります。
これらの合算で半分を超え、2022年の合格実績を上回っており、男子大健闘!というところでしょう。
一方で女子校。
2022年は、偏差値55以上の学校がそこそこありましたが、2023年は55以上の合格数は極僅か。
どちらかというと、偏差値49未満の学校が5割を超え、滑り止めには受かったが、本命校には落ちた…という推測ができます
A3クラス
最後にA3クラス。
こちらは長女の通う教室のちょうど真ん中。偏差値50前後のボリュームゾーンだと思われます。
MやA4と比べると、高い偏差値帯での合格実績は少ないことが予想されます。
例えば男子校で見ると
偏差値55以上の合格比率は2022→2023で増加し、大健闘したことが分かります。
一方女子校になると、こちらは苦戦傾向。
偏差値49未満での滑り止め校での合格はもらえていますが、それ以上になると2022年比で2023年はに減少。
こちらもA4クラスと同様に苦戦した、といえます。
まとめると
2023年の長女はな子が通う校舎の受験結果をまとめると、
男子校は大健闘
女子校は苦戦
となりました。
強い中学受験とは?
2023年の受験生/保護者様は、とても大きなプレッシャーの中で戦い、合格を勝ち取りました。
その中で、勝者もいれば敗者もいます。
これは勝負の世界なので、当たり前のことです。
中学受験生全員が第一志望校に受かるわけでなければ、全員がどこかに合格できることもありません。
まず、2023年に戦った受験生及び保護者様の労をねぎらいつつ、
日能研は大切な受験生を預かっている以上、
なぜ結果に結びつかなかったのか?
をしっかり振り返る義務があります。
入試報告会で、長女はな子の通う教室の室長は言っていました。
「強い中学受験ができなかった」
「中学受験がゴールではない。中学、高校になっても伸びるような指導をする」
そして最後に、とても重い言葉を言って、会が終わりました。
「自己肯定感が強い子ほど強い受験ができる」
さいごに
晴れの卒業式に、腫れぼったい記事を書いてしまったこと、お詫びします。
ですが、受験生の自己肯定感、とても大切です。
いつか、わたしが考える自己肯定感について記事にしようと思います。
いつか続きます
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