楽健寺パンは奈良県にある真言宗東光寺
の住職の山内 宥厳さんによって
40年ほど前に考案されました。

若い頃からひどい喘息に悩み、
アーユルヴェーダなど東洋医学を学ぶ中で
酵素の素晴らしい力に気づき、
体に良いパンを考案されたそうです。

 

ほとんどのパンはドライイーストを使って焼かれてますが

楽健寺酵母は 山芋 リンゴ ご飯 人参 砂糖 塩 強力粉

に 元種を(ヨーグルトのスターターみたいに)

入れて発酵させたものを使います。

 

イースト酵母を化学処理して乾燥させたもので

もともとは生の酵母だったのですが

生の酵母は お天気に左右され

(気温や湿度や酵母の状態)

ナカナカ安定した出来上がりを保つのが難しいので

いつでも 同じようにパンが焼けるように

開発されました。

 

しかし やはり化学処理されているので

ドライイーストを使ったパンの

焼き上がりには 独特なガスが発生します。

 

敏感な人は イーストの匂いがないからと

楽健パンをとても喜んでくれます。

 

又 防腐剤は当然入っていないのに

ナカナカ カビが付きません。

 

水分が減って 美味しさが半減してくるので

蒸かすと あらまぁ これも又美味しいです。

 

ちょっと固くなってきたなぁと思ったら

卵と牛乳とお砂糖に漬けて

フレンチトーストも かなり美味しいです。

 

フードプロセッサーに入れて

生パン粉も 行けますよぉ。

 

パンを焼くときには 強力粉と水と油と砂糖と塩

それと楽健寺酵母を入れます。

油を入れなくても 全く問題ありません。

 

イーストで焼く時は

バター そして スキムミルク を入れるように

ホームベーカリでは 指示してますが

楽健寺酵母パンはどちらもいりません。

 

寧ろバターとスキンミルクは絶対入れません。

わたしはお気に入りのオイルを入れます。

なんとなくしっとり感が違う気がします。

 

なのでこのパンは ビーガンの方にも

安心して召し上がっていただけます。

 

楽健法の足ふみをさせて頂いた方には

楽健寺酵母パンを召し上がっていただきます。

お土産に持ち帰っていただくこともあります。