パティ・ボイド
Patricia Anne Boyd
1944年3月17日 -
20世紀を代表するミューズのひとり
貴方は彼女を知っていますか?
1944年3月17日 (年齢 80歳)
パティ・ボイドはかつての2人の夫、ジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンにまつわる品々をオークションに出品して、300万ポンド近い落札額に達したことが明らかになっている。
コレクションにはジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンと共に「三角関係」にあった頃の手紙やアートワーク、写真なども含まれていた。
世界的に有名なファッション・モデルとして活躍したパティ・ボイドはジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンを虜にしたことで知られ
“Something”や“Layla”
“Wonderful Tonight”といった名曲のインスピレーションを与えたとも言われている
コレクションには、デレク・アンド・ザ・ドミノスが1970年に発表したアルバム
『いとしのレイラ』のアルバム・ジャケットにエリック・クラプトンが選んだ絵画の原画も含まれており、全体の落札額は281万8184ポンド(約5億3500万円)に達している。
『いとしのレイラ』のアルバム・ジャケットの原画は4万〜6万ポンドの落札額が見込まれていたが、
エミール・セオドア・フランセンが1950年代半ばに描いた同作は、250万ドル(約3億7,800万円)で落札されました。
この絵は、クラプトンが1970年にフランセンの息子を通じて直接入手したもので、クラプトンは70年代後半にハリスンに贈り、ハリスンが80年代後半にボイドに贈っていました。
「私がずっと愛してきたこの特別な品々に対する国際的な入札者の熱量に完全に圧倒されています」とパティ・ボイドは述べている。
「これらの品々が新しいチャプターを迎えるにあたり、新たな人たちに楽しんでもらえることが幸せです」
「私の人生は幸運にも今日も喜びと様々な冒険を私にもたらしてくれます。みなさんにも自分の情熱に従って、人生を力強く生きていってもらえればと思います」
他にはジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンによる手書きの手紙や葉書、個人的な写真、ギター・ピック、1970年代のドレスなどもオークションには出品されている。
エリック・クラプトンが1971年にジョン・スタインベックの『二十日鼠と人間』のページに書いたラヴレターは1万〜1万5000ポンドの落札額が見込まれていたが、11万9700ポンド(2200万円)で落札されている。
ジョージ・ハリスンの“Mystical One”の手書きの歌詞は4万7800ポンド(900万円)で落札されている
1968年にインドで撮影されたザ・ビートルズの写真は5万2920(1000万円)ポンドで落札されている
どれも驚くほどの高値で落札されていますね。パティもニンマリでしゅうね。
パティ・ボイドがジョージ・ハリスンと初めて出会ったのは1964年の映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』の撮影で、最終的にジョージ・ハリスンと2年後。1966年に結婚したものの、1977年に離婚しました。
1973年、パティはロニー・ウッド(フェイセズ、のちにローリング・ストーンズに加入)と浮気をし、ハリスンとの関係は徐々に悪化。
1977年に離婚が成立する。
ジョージ・ハリスンはエリック・クラプトンとは友人関係にあり、よくサリー州のジョージ・ハリスンの家に通っていたため、そこでエリック・クラプトンとパティ・ボイドの関係は発展していったと見られている。
パティ・ボイドはクラプトンと1977年に結婚しましたが1989年に離婚しています
各々の離婚の原因は
ジョージ・ハリスンと出会い、1966年に結婚。
しかしジョージがインド宗教に深く傾倒したことなどをきっかけに関係が悪化し、1974年に離婚。
ジョージの親友のエリック・クラプトンと1979年に結婚するが、クラプトンのアルコール依存症や度重なる浮気、隠し子などにより1989年に離婚。
その後、プロの写真家となり、2005年以来、世界中で写真展を開く。
ミック・ジャガーやジョン・レノンもパティの事が好きだったらしい・・・
ジョージ・ハリスンがパティに書いた曲
「Something」、「I Need You」、「If I Needed Someone」、「Love You To」、「For You Blue」等があります。
The Beatles - Something
The Beatles -If I Needed Someone
The Beatles - Love You To
エリック・クラプトンがパティに書いた曲にはこんなブートもあります。