久しぶりの大事な話です。
前回からの腎臓関係のシリーズですね。
江戸の天麩羅シリーズ同様。
興味のない方はスルーして下さい。
2回目は
尿素窒素(UN)
尿素窒素(UN)の数値から何がわかるの?数値が高い原因・低い原因や改善方法
BUN(血中尿素窒素)
UUN(尿中尿素窒素)
私たちが行う健康診断ではさまざまな項目について詳しく知ることができますが、その項目のひとつに尿素窒素(BUN)があります。
尿素窒素からは腎臓の働きや体に重要なたんぱく質や代謝を把握することができますが、実際のところ、患者さんは尿素窒素の検査値について知らないことがほとんどで医師でもあまり知らないのが現状です。
ただし、数多い検査項目の中でもこの尿素窒素の値を重視している医師もおり、見逃せない検査項目でもあります。
そんな尿素窒素(BUN)の数値からどのようなことがわかるのでしょうか?
尿素窒素が高いまたは低いとどのような症状があるのでしょうか?
一般的な健康診断では数値が異常に高いと気にする人は多いものの、数値が低い場合にはあまり気にしない人がほとんどだと思います。
ただし、低ければ低いほど良いというものでもありません。
そこで今回は、尿素窒素(BUN)ついてくわしく解説していくとともに、尿素窒素が低い場合の改善方法についてもご紹介していきます。
尿素窒素とは、タンパク質が体内で代謝されたのちにできる老廃物のこと。
健康診断の「腎機能」の項目に入っているもので、尿素窒素(BUN:Blood Urea Nitrogenの略)、クレアチニン(Cr)と書かれているので目にしたことがある人もいると思います。
検査では尿素内の窒素を測定して数値を算出します。
この尿素窒素の基準値は
基準値が8~22mg/dl
15mg/dl以上であれば高い、15mg/dl未満だと低いと
考えられています。
尿素窒素は腎臓でろ過されたのち、尿として体外に排出されますが、腎機能に問題がある場合には、ろ過しきれない尿素窒素が残ってしまうことから数値は高くなります
2. 腎臓の基本機能
腎臓は背中側の腰骨上部に左右1つずつあるにぎりこぶし程度の大きさ(約150g)の臓器です。
腎臓には、大きく5つの働きがあります。
・老廃物を尿として体外に排出する
・血圧を調整する
・体内環境のバランスを保つ
・血液を作るサポートを行う
・ビタミンDの活性化により骨を強化する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
2-1. 老廃物を尿として体外に排出する
腎臓は体に溜まった老廃物や水分、塩分などを尿と一緒に体外に出してくれます。
一方で必要なものは再吸収して体内にとどめる働きもあります。
この機能が低下すると老廃物や毒素が体内に蓄積されてしまい、透析を受けなければならなくなる場合もあります。
2-2. 血圧を調整する
腎臓は、塩分量と水分量をコントロールすることで血圧を調整します。
血圧が高い時は、塩分と水分を排出させて血圧を下げます。逆に、血圧が低い時は、塩分と水分の排出を抑制することで血圧をあげます。
また、腎臓から血圧を上昇させるホルモンを分泌して血圧を上げる作用もあります。
2-3. 体内環境のバランスを保つ
腎臓は、体内のイオンバランスを調整したり、体内に必要となるカルシウムやカリウム、リンなどを取り込む機能を持っています。
腎機能が低下すると血液中のカリウムの値が上昇してカリウムが溜まってしまい、不整脈が引き起こされる場合もあります。
2-4. 血液を作るサポートを行う
腎臓ではエリスロポエチンというホルモンが分泌されており、赤血球の数を調整する役割を持っています。
腎臓が正常に機能しなくなると、赤血球が十分に作られずに貧血などの症状が現れることがあります。
2-5. ビタミンDの活性化により骨を強化する
腎臓ではカルシウムを体内に吸収させる作用を持つビタミンDが作られます。
活性型ビタミンDは腸からカルシウム吸収を助ける働きがありますが、腎臓の機能が低下するとカルシウムの吸収ができず、骨が弱くなるなどの症状が現れることがあります。
3.尿素窒素が高い低いで何がわかるのか?
医師が気にして見ているのはタンパク質の量です。
尿素窒素で何がわかるのかというと、上昇している場合には腎機能障害や脱水症状などが疑われます。
一方で下降している場合にはタンパク質の摂取が足りていないかビタミンB6不足などが疑われます。
尿素窒素はタンパク質の代謝において最終的にできる産物であるため、数値が高いか低いかでタンパク質が体の中で代謝されているのかいないのかがわかります。
人間の体は水分が60%、タンパク質(アミノ酸)は20%、あと脂質糖質などで構成されているため、タンパク質量はとても重要で、タンパク質が少ないと体にさまざまな不調が生じてきます。
健診で検査データがありましたら、見てみましょう?
自分の値はしっかりと覚えて、なにか不安があったら医療機関にかかりましょう。




























































































































































































































