ジェフ・ベック・トリビュート・コンサート
Rod Stewart, Ronnie Wood, Eric Clapton - Jeff Beck Tribute - London - 22nd May 2023エリック・クラプトン&フレンズによるジェフ・ベック・トリビュート・コンサートの初日が5月22日に英ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催されました。
この公演は、ジェフ・ベックの妻サンドラ・ベックとジェフ・ベック・エステートの協力のもと、ジェフ・ベックの記憶と芸術性を称えるために行われました。
初日はロッド・スチュワート、ロニー・ウッド、ZZトップのビリー・ギボンズ、ジョニー・デップ、ゲイリー・クラーク・Jr、スーザン・テデスキ、デレク・トラックス、イメルダ・メイ、ロバート・ランドルフら参加。
このトリビュート公演は5月23日にも同会場で行われます。
<Setlist>
01. Blue Rainbow – Eric Clapton, EC Band
今年の武道館公演で初めてエリックが発表した、ジェフへの追悼曲。
02. Shapes Of Things
Eric Clapton, Doyle Bramhall, EC Band
ヤードバーズの曲をレゲエでアレンジしています。
03. Heart Full Of Soul
Eric Clapton, Doyle Bramhall, EC Band
こちらもヤードバーズの曲で原曲に近いです。
04. Wee Wee Baby- Eric Clapton, EC Band
05. Little Brown Bird – Eric Clapton, Derek Trucks, EC Band
06. Done Somebody Wrong
Eric Clapton, Derek Trucks, Susan Tedeschi, EC Band
エルモア・ジェームスの曲。Susan Tedeschiのボーカル。
ヤードバーズの『I Ain't Done Wrong』をもじっているのかも?
07. The Sky Is Crying – Eric Clapton, Derek Trucks, Susan Tedeschi, EC Band
08. Beck’s Bolero
Eric Clapton, Doyle Bramhall, Ronnie Wood, EC Band
Ronnie Woodが出てきますが、必要以上にロニーには音を出して欲しくないな(笑)
ロニー下手だからね!
でも、ロニーの黒のレスポールはジェフベック・モデルかも?
09. Elegy For Dunkirk – Olivia Safe, Robert Randolph, Jeff Beck Band
10. Isolation
Johnny Depp, Kirk Hammett, Billy Gibbons, Jeff Beck Band
カーク・ハメットはメタリカのギタリスト。
ウィリアム フレデリック ギボンズはZZ トップのギタリスト
ジョニー・ディップもカンヌとロイヤル・アルバート・ホール公演の間に足首にヒビが入っていたらしい。
11. Walkin’ In The Sand
Johnny Depp, Imelda May, Ronnie Wood, Jeff Beck Band
これもロニーには休んで貰いたいですね。下手なのに弾きたがるんですよねロニーは。
アドリブをロニーやジョニーに任せたら駄目でしょう!
12. Goodbye Porkpie Hat – Derek Trucks, Chris Stainton, Jeff Beck Band
13. You Know You Know
John McLaughlin, Jeff Beck Band
ジェフ・ベック先生の師匠John McLaughlinは流石です。
まあ、本人の曲だしね。
14. Stratus – John McLaughlin, Jeff Beck Band
15. Rough Boy
Billy Gibbons, Jeff Beck Band
16. Rice Pudding – Billy Gibbons, Ronnie Wood, Chris Stainton, Jeff Beck Band
17. Train Kept A Rollin’
Johnny Depp, Kirk Hammett, Ronny Wood, Billy Gibbons, Imelda May, Jeff Beck Band
ロニーはジェフの一番の友達だから出番が多い
仕方がないね。
– Intermission –
18. Freeway Jam
Robert Randolph, Doyle Bramhall, EC Band
ペダルスチールギタリストのロバートランドルフはアメリカのゴスペルバンド
なかなか良いですね。ただこの曲をEC Bandがするとは!
19. I Put A Spell On You – Eric Clapton, Joss Stone, Robert Randolph, EC Band
20. ‘Cause We’ve Ended As Lovers – Eric Clapton, Gary Clark, Jr., EC Band
21. Let Me Love You – Eric Clapton, Gary Clark, Jr., EC Band
22. Infatuation
Eric Clapton, Rod Stewart, Ronnie Wood, EC Band
以前ロッドとジェフとジョイントした曲。
1984年、ベックはスチュワートのヒット曲 「Infatuation」でギターを弾いてます。
そしてツアーを行った。
「当初から問題だったのは、ジェフをサポートの脇役として起用したことで、いくら報酬が高くても、彼が嫌がることはほぼ確実だった」と、スチュワートは回顧録に綴っている。
「ツアーは4カ月間で74日間行われることが決まっていた。
舞台裏では、多くの人が『これはもうダメだ、彼は2公演もできないだろう』とつぶやいていた。
でも、それは間違いだった。彼は3回公演した。
23. Rock My Plimsoul (Rock Me Baby) – Eric Clapton, Rod Stewart, Ronnie Wood, EC Band
24. I Ain’t Superstitious
Eric Clapton, Rod Stewart, Gary Clark, Jr., EC Band
25. People Get Ready
Eric Clapton, Rod Stewart, Gary Clark, Jr., EC Band
「Infatuation」の翌年、彼らはチームを組んでカーティス・メイフィールド「People Get Ready」のカバーを録音した。
ゲイリー・クラーク・ジュニアはテキサス州オースティン出身のミュージシャンです。
26. Going Down
Everyone
Eric Clapton Band – First and Third Set
Eric Clapton
Nathan East
Chris Stainton
Doyle Bramhall
Sonny Emory
Jeff Beck Band – Second Set
Rhonda Smith
Anika Nilles
Robert Stevenson
私はエリックがどんな追悼コンサートを企画するのか興味津々でした。
しかし、それはジョージ・ハリスンの時のような厳かな雰囲気ではなくて
まさにお祭りのようです
遺影の写真もなければ花束もありません
挨拶はあったのかな?
ミュージシャン仲間が集まってジェフのために演奏した
ただそれだけ
そんなコンサートでした
私は最初はこれでいいの?
なんて思いましたが、これで良いんですね
それだけ音に生きたジェフが皆に愛されていたんです
ただ個人的な興味としてはジェフ・ベックにとって影響を与えた
マックス・ミドルトンとヤン・ハマー・トニー・ハイマスは呼んで貰いたかったなとも思います
ジェフはまたベースとドラマーにもうるさかったですね
ジミー・ペイジ御大も顔を出すかと思えばそれもなかったです
明日は2日目、今日はリハーサルと云うことで明日にまた期待しましょう。
何か起ころるかな?
そしてエリック!
ありがとうございます。