2022年03月18日に掲載しました。
②ジェフ・ベックのベーシスト
先生の話題です。殆ど読者はいません・・・
でも頑張ります。
1976年
『ワイアード』
ナラダ・マイケル・ウォルデン - ドラムス on Led Boots、Come Dancing、Sophie、Play With Me、ピアノ - Love Is Green
エド・グリーン - ドラムス on Come Dancing
ウィルバー・バスコム - ベース (except on Blue Wind)
マックス・ミドルトン - クラヴィネット on Led Boots、Come Dancing、Head For Backstage Pass、Play With Me、フェンダー・ローズon Goodbye Pork Pie Hat、Sophie
ヤン・ハマー - シンセサイザー on Led Boots、Come Dancing、Blue Wind、Play With Me、ドラムス on Blue Wind
リチャード・ベイリー - ドラムス on Goodbye Pork Pie Hat、Head For Backstage Pass
Wilbur D. BascombJr
ウィルバー・バスコム
Play With Me
Come Dancing
そのキャリアは60年代後半に遡る。
特にバーナード・パーディとの共演は意外に早く、ミュージカル『ヘアー』を始め映画のサウンドトラックなどで多くのアレンジワークを手掛けたピアニスト兼作曲家Galt MacDermotの幾つかのアルバムでは既にその相性は確認済みである。
また1940年代から70年代まで活躍したトランペット奏者Wilbur "Dud" Bascombを父に持つバスコムは、その父のミドルネームにあやかってか、Wilbuer "Bad" Bascombという名前でも知られている。
バスコムは主にソウル・ジャズの世界で名演を多く残しているが、77年には唯一ソロアルバム『Wilbur Bascomb and Future Dreams』を発表している
が、他のあらゆるミュージシャンのバッキングでこそ光るプレイを残している。
1980年
『ゼア・アンド・バック』
スタンリー・クラークとのツアー終了後、ジェフは1978年12月からヤン・ハマーとの新作のレコーディングに取りかかる。
プロデュースはケン・スコットが担当し、ドラムスとしてサイモン・フィリップスが参加した。
このセッションでは、ツアーですでに演奏されていた「Star Cycle」や「Too Much to Lose」が録音されたが、その仕上がりに満足がいかなかったジェフはリリースを見合わせ、1979年6月にはヨーロッパ・ツアーを開始する。
ツアー終了後、共演したトニー・ハイマス、サイモン・フィリップスに加えベースにモー・フォスターが参加しレコーディングを再開し5曲を完成、これに前回のセッションでの3曲を加えて新作『ゼア・アンド・バック』が完成した。
本作発表後、アメリカ、日本、ヨーロッパを回るツアーが行われた。
MO FOSTER
モ・フォスター
The Pump
1968年にキャリアをスタートさせたイギリスのジャズ/フュージョン系セッション・ベーシスト。
ジェフ・ベック、フィル・コリンズ、リンゴ・スター、ゲイリー・ムーアなど数多くのアーティストと共演している。
1968年に女性ボーカルのAffinityというジャズロック系のバンドでデビューし、ゲイリー・ムーア、フィル・コリンズ、エリック・クラプトンなど複数のメジャー系アーチストのアルバムに400枚近くベーシストとして名を連ねたが、一般的にロックファンに名前が知られたのは
There and Back/Jeff Beckからてある。
Wolf/Trevor Rabin
帰ってきたフライングアロー/MSG
上記3作品にサイモン・フィリップスと参加し(その筋のロックファンからはモ・フォスター&
サイモン・フィリップス三部作と言われることもある)。
RMS
Mo Foster/Ray Russell/Simon Phillipsのトリオ編成でRMSというバンドでも活躍していた。
このアルバムもRMSの三人が軸になっており、全曲モ・フォスターのオリジナルで(2曲がレイ・ラッセル、サイモン・フィリップスとの共作)勿論ベースがリードを取る曲もありますが、全体的には良質のイージーリスニング系で極上フュージョンです。
又このアルバムはゲイリー・ムーアが2曲(The Light In Your Eyes & Pump Ⅱ)参加しており、泣きのギターを聴かせているのもポイント高いです。
(PumpⅡというのはジェフ・ベックのThere and Backに収録されたThe Pumpの続編です)
1993年
『クレイジー・レッグス (Crazy Legs) 』
ジェフ・ベックがビッグ・タウン・プレイボーイズと共演したアルバム。
ジーン・ヴィンセントのレパートリーをカヴァーした内容。
ジェフ・ベック - ギター
マイク・サンチェス - ボーカル、ピアノ
エイドリアン・アトリー - リズムギター
イアン・ジェニングス - ベース、バッキング・ボーカル
クライヴ・ディーマー - ドラムス、バッキング・ボーカル
レオ・グリーン - テナー・サックス
ニック・ラント - バリトン・サックス
トニー・リヴァース - バッキング・ボーカル
Iain Jennings
イアン・ジェニングス
プログレッシブロックバンドののメンバーとして知られる英国のキーボードプレーヤー
イアンジェニングスは、プログレッシブロックバンドのメンバーとして知られるキーボードプレーヤーです。
元MOSTLY AUTUMN、現在は自身のバンドBREATHING SPACEを率いて活躍する英国出身のkeys奏者
say mama
Jeff Beck Darrel Higham Rockabilly at Ronnie Scotts The Big Town Playboys.
1999年
『フー・エルス! (Who Else!) 』
ジェフ・ベック - ギター、アレンジ、プロデュース
ジェニファー・バトゥン - ギター、MIDIギター
スティーブ・アレクサンダー - ドラムス
ランディー・ホープ・テイラー - ベース
トニー・ハイマス - キーボード、ノイズ on Psycho Sam、アレンジ、プロデュース
ピノ・パラディーノ - ベース on Declan
マヌ・カッチェ - ドラムス、パーカッション on Declan
シリブ・ベル - エスニック・フルート
ボブ・ラブデイ - バイオリン
マーク・ジョン - アコースティック・ギター
サイモン・ウォーレス - シンセサイザー
ヤン・ハマー - キーボード、ドラムス on Even Odds
Randy Hope-Taylor
ランディー・ホープ・テイラー
英・ロンドン発のアシッド・ジャズ・グループ。
名前は“匿名”の意味。ジャン・ポール・“ブルーイ”・モーニックによるバンド、ライト・オブ・ザ・ワールドを母体として1979年に結成。
ジャイルス・ピーターソンの支援で本格的な活動を開始し、メイサ・リークやジョセリン・ブラウン、トニー・モムレルほか実力派シンガーを擁して90年代のアシッド・ジャズ・ムーヴメントを牽引。
以降、流動的にメンバーを入れ替えながら、世界各地で精力的なライヴ活動を展開。来日公演も多数。2014年に結成35周年記念作『アンプリファイド・ソウル』を、2017年に『イン・サーチ・オブ・ベター・デイズ』をリリース。
ピノ・パラディーノ - on Declan
2000年
『ユー・ハッド・イット・カミング (You Had It Coming) 』
2000年にリリースされたジェフ・ベックのスタジオ・アルバム。
ジェフ・ベック (Jeff Beck) - ギター
ジェニファー・バトゥン (Jennifer Batten) - ギター
イモージェン・ヒープ (Imogen Heap) - ボーカル (3曲目、4曲目)
アイデン・ラヴ (Aiden Love) - プログラミング
スティーヴ・アレキサンダー (Steve Alexander) - ドラム
ランディ・ホープ=テイラー (Randy Hope-Taylor) - ベース
Earthquake
2003年
『ジェフ (Jeff) 』
ジェフ (Jeff) は、2003年にリリースされたジェフ・ベックのスタジオ・アルバム。
ベース不明
2005年
『ライブ・ベック!』Jeff Beck Live at BB King Blues Club
BASSはなし
2007年
『ライヴ・ベック '06』Official Bootleg USA '06
ライヴ・ベック '06(Official Bootleg USA '06)は、2007年にリリースされたジェフ・ベックのライヴ・アルバム。
ヴィニー・カリウタ - ドラムス
ピノ・パラディーノ - ベース
ジェイソン・リベイロ - キーボード
Pino Palladino
ピノ・パラディーノ
ウェールズのミュージシャン、ソングライター、音楽プロデューサーである。
多数の作品に参加するセッション・ベーシストであり、ザ・フー、ジョン・メイヤー・トリオ、ナイン・インチ・ネイルズ、ゲイリー・ニューマン、ジェフ・ベック、ディアンジェロ、パワー・ステーションなどのライブでベースを演奏してきた。
Beck's Bolero
2008年
『ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ』
ジェフ・ベック - ギター
ヴィニー・カリウタ - ドラムス
タル・ウィルケンフェルド - ベース
ジェイソン・リベイロ - キーボード
Tal Wilkenfeld
タル・ウィルケンフェルド
Cause We’ve Ended As Lovers
14歳の時にギターを始める。その後高校を中退しオーストラリアからロサンゼルスに移住。
アメリカに行った当初はギタリストとしてのトレーニングを受けていたが、17歳の時にベーシストに転向した。
影響を受けたベーシストとして、ジャコ・パストリアスやアンソニー・ジャクソンを挙げている。
2007年、初のリーダー・アルバム『トランスフォーメーション』発表(日本発売は2009年)。
その後、チック・コリアやヴィニー・カリウタのオーストラリア・ツアーに参加。
2007年7月にはジェフ・ベックのバンドのレギュラー・ベーシストに抜擢され、クロスロード・ギター・フェスティバルでジェフと共演し注目を集めた。
ジェフのライブ・アルバム『ライヴ・ベック3〜ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ』でも、タルの演奏が聴ける。
その他、ハイラム・ブロック、スティーヴ・ヴァイ、オールマン・ブラザーズ・バンド、ウェイン・クランツなどと共演。
2009年2月にはジェフ・ベックのジャパン・ツアーに同行した。
2010年にはハービー・ハンコックのイマジン・プロジェクトに同行するが、ツアー中ローディーが彼女の足にアンプヘッドを落として緊急入院。
そのままツアーを離れてヴィニー・カリウタやウェイン・クランツ、プリンス等が参加しているとされたアルバムのレコーディングに挑んでいる。
なお、ハービーのツアーはその後マーカス・ミラーやピノ・パラディーノが参加して継続された。
2010年
『Live & Exclusive from the Grammy Museum』2010年、Jeff BeckのLive盤。
音源は、The Grammy Museum, LAでのLive音源
メンバーは、Jeff (G), Jason Rebello (Key), Narada Michael Walden (Dr), Rhonda Smith (B)の4人で、2010年来日時と同じメンバーです。
全8曲中、(1)(2)(3)(6)が「Emotion & Commotion」から、(4)は「Who Else」から、
(5)はTHE BEATLESカバーでスタジオ録音はGeorge Martinトリビュート「In My Life」にも収録。
(7)は古いスタンダードナンバーで、Live盤「Rock 'N' Roll Party Honoring Les Paul」に収録。
Nessun Dorma
2010年
『エモーション・アンド・コモーション』(Emotion & Commotion)ジェフ・ベック - ギター
タル・ウィルケンフェルド - ベース
ジェイソン・リベイロ - キーボード
ヴィニー・カリウタ - ドラムス(#3,6,9)
Alessia Mattalia - ドラムス(#2)
en:Clive Deamer - ドラムス(#5)
en:Earl Harvin - ドラムス(#7,12)
Stephen Rushton - ドラムス(#11)
Corpus Christi Carol
2011年
『Rock & Roll Party: Honoring Les Paul』
The Train It Kept A Rollin' (feat. Darrel Higham)
Cry Me A River (feat. Imelda May And Jason Rebello
今回のジェフ・ベックが出演したイリディウム・クラブは、あの、レス・ポールが定期的に出演していた、NYの老舗クラブ。
今回はその会場で、故レス・ポールへのトリビュートとして、ジェフ・ベックが、なんと名器レスポールを中心にプレイを行った世界でたった2日間の超スペシャルなイベントです。
ゲストにはブライアン・セッツァー、イメルダ・メイ、ゲイリー・US・ボンドが登場。
客席には、デヴィッド・ボウイ、スティーヴ・ミラー、ザック・ワイルド、アラン・トゥーサンなどの姿も見られ、客席から熱い視線を送ったライヴ。
演奏曲目は、ヤードバーズ時代の名曲「トレイン・ケプト・ア・ローリン」、アルバム『クレイジー・レッグス』に収録された「クルージン」、『エモーション・アンド・コモーション』日本盤のボーナストラックにも収録された「プア・ボーイ」「クライ・ミー・ア・リヴァー」など、このライヴでしか聴けない貴重な内容となっています。
2015年
『Live +』
Loaded
You Know You Know
Live音源は、2014年8/7~31の米国ツアー
Jeff Beck (G) Jimmy Hall (Vo)Rhonda Smith (B) Jonathan Joseph (Dr) Nicolas Meier (G)
Rhonda Smith
ロンダ・スミス
カナダのノバスコシア州ハリファックスで生まれ。彼女の子供時代、家族はモントリオールに引っ越した。
12才の頃から兄のベースを借りて弾き始め、 モントリオールのマギル大学でジャズパフォーマンスを学び、 地元のロックシーンである程度の経験を積んだ後、カナダのアーティストであるクロード・デュボワ 、 ダニエル・ラヴォワ、 ロバート・シャルルボワ、ジェームズ・ブロビンとの共同作業を開始。 ジム・ヒルマンとマーリン・ファクターとの仕事で「ベスト・コンテンポラリー・ジャズ・アルバム」でジュノー賞を受賞した。
ドイツの音楽コンベンションに参加しているときに、スミスはシーラEに出会う。
プリンスが新しいバンドを結成していることを知り、シーラEにプレスキットを渡した。
2か月後、プリンスから電話があり、ペイズリーパーク・スタジオに行き、 1996年のアルバム「イマンシペイション」のレコーディングに参加。
2009年までプリンスとレコーディングおよびツアーを行った。
2006年、シーラE(ドラムス)による女性グループ「Chronicles of Every Diva」をキャット・ダイソン(ギター)、カサンドラ・オニール(ドラムス)らと結成。キャンディ・ダルファーとも共演した。2006年と2009年には来日もしている。
2012年以降はタル・ウィルケンフェルドの後任としてジェフ・ベックのバンドに参加。
2000年に、彼女は最初のソロアルバム『Intellipop』をリリース。
2006年には『RS2』をリリースした。
2016年
『ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』
Purple Rain (feat. Jan Hammer, Beth Hart, Rosie Bones, Jimmy Hall & Steven Tyler)
ジェフ・ベック(g)
ジョナサン・ジョセフ(ds)
ロンダ・スミス(b)
カーメン・ヴァンデンバーグ(g)
ロージー・ボーンズ(vo)
ジミー・ホール(vo)
《ゲストミュージシャン》
スティーヴン・タイラー
ビリー・ギボンズ
ヤン・ハマー
バディ・ガイ
べス・ハート
トッド・オキーフ
2016年
『ラウド・ヘイラー』
ジェフ・ベック(G)
ロージー・ボーンズ(Vo)
カーメン・ヴァンデンバーグ(G)
ダヴィデ・ソラッツィ(Ds)
ジョヴァンニ・パロッティ(B)
Giovanni Pallotti
ジョヴァンニ・パロッティ
ローマのベーシスト、作曲家、プロデューサー。
ローマ・トルヴェルガタ大学で経済学を卒業し、エレクトリックベースのPercentomusicaの専門コースにも参加しました。
この形成的経験とFLIMバンドの設立後、彼はイギリスに移り、現代音楽アカデミーを卒業しました。
イタリアに戻って、彼は作詞作曲と制作の分野で活躍するミュージシャンのグループであるBodaciousCollectiveを設立しました。
ベーシストはライブで、マルコメンゴーニのスタジオで、ジェフベック、ビリーコブハム、カールオア、スティーブライヒ、ステフバーンズ、フランチェスカミシエリン、ジョバンニトルッピなど、さまざまなアーティストとコラボレーションしています。
The Revolution Will Be Televised
Scared For The Children
Live In The Dark
読者はほぼいませんが、今回も素晴らしい内容になっています。
でも負けません。
最低でも一人は読んでいる人がいます。
次回は先生の
『ジェフ・ベックの来日公演のドラマー及びベーシスト』です。
楽しみにお待ち下さい。