中川船番所資料館
「中川番所」
寛文元(1661)年に、江戸を出入りする船を取り締まるために小名木川の隅田川口に置かれていた「深川口人改之御番所」が、中川・小名木川・船堀川の交差する中川口に移転し「中川番所」となりました。
つまり船の関所です。
江戸に入ってくる荷物をここで吟味したのですね。
江戸時代、関東内陸・東北方面の物資を江戸に輸送する重要な河川である小名木川が、旧中川に合流するあたりにあった中川船番所の跡地のジオラマで再現しています。
気分は一気に江戸時代にタイムワープします。
こんな感じで荷物をおろして検査したのです。
「中川船番所 浮世絵」の画像検索結果
昔の雰囲気と今の雰囲気
「中川船番所 浮世絵」の画像検索結果
歌川広重の名所江戸百景
「中川口」
小名木川(新江戸百景めぐり③)_c0187004_22250093.jpg
この感じが上の浮世絵と同じ風景
 
「路面電車と江東」
もう一つの特別展が、終わってしまいましたが。
都電
昔、東京に網の目のようにあった都電の歴史です
錦糸町から築地行の都電がありました。
今は亀戸から築地行の都バスがあります。
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永代橋を渡る都電 
錦糸町日本橋
 
東京に住んでいても現在は、都電を知らない人もいるのでしょうね。
東京駅錦糸町
「都電」の画像検索結果
昔は錦糸町から東京駅行きの都電がありました。今は都バスとして残っています。
このように東京中に都電の路線があります。
東は板橋、西は荻窪、南は品川、北は江東
現在残るのは荒川線ですが、最近は「東京さくらトラム」三ノ輪橋~早稲田間(12.2km・30停留場)と云うのですね。
これを見ると皇居を中心に広がっていますね。
画像:電車
東京さくらトラム
今はすっかり綺麗で可愛らしい姿🌸荒川線よりいいですね
「都電」の画像検索結果
銀座四丁目
今でこそ地方に行くと、まだ走っている路面電車が新鮮で懐かしい人も多いでしょう。
また復活して欲しいですね。電気車両の路面電車
こんな時代が高度成長期の日本の姿なんだと思います。
東京の歴史を深く感じました。
 
次は小名木川を深川方面に下り羅漢寺、五百羅漢栄螺堂の話です🙏