Beck Bogert & Appice
ベック、ボガート&アピスは1973年5月に日本ツアーを行い、5月14日の武道館公演で私は先生にお目にかかりました。
実はその客席には「ハンブル・パイ」のメンバーがいました
Humble Pie ハンブル・パイ
スティーヴ・マリオット
(Steve Marriott,g,vo,key)
グレッグ・リドリー
(Greg Ridley,b,g,vo)
ジェリー・シャーリー
(Jerry Shirley,ds,key)
コロシアムのクレム・クレムソン
(David "Clem" Clempson,g,key.vo)
スティーヴ・マリオット
小さいけれど凄い歌唱力です。
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1974年のミック・テイラー脱退後、ローリング・ストーンズに参加したギタリストがロン・ウッドではなくスティーヴ・マリオットだったならば。
ミック・テイラーの後釜としてマリオットの名も上がっていたが、彼のヴォーカルに脅威を感じたミック・ジャガーの反対により却下。
- レッド・ツェッペリンのロバート・プラントは、一時期マリオットの追っかけをしていたらしい。ブルーズにおける歌唱法にも強く影響され、初期の歌唱法には多くの類似性が認められる。また、「スティーヴ・マリオットになりたい」と羨ましがられていたほどである。
クレム・クレムソン
コージ・パウエルが語る
ハンブル・パイのグレッグ・リドリー、クレム・クレムソン、それに俺の3ピースで、クリームを作ろうってしたわけだ。3人ともクリームの音楽が大好きだったんだ。グレッグもクレムも、楽器も弾けるし歌えるし。で、さあ始めるぞってしてたら、ジョン・ハイズマン がクレムを高給でコロシアムに 連れてっちまった。ジョンを憎んだよ。俺の夢を潰しやがって。その後は仲直りして、今じゃ良い友達だけどな。
コージー・パウエルのソロアルバム『Over the top』の中の「The loner」というジェフ・ベックに捧げる曲では、マックス・ミドルトンと共にギターを弾いています。この曲、ジェフが没にした曲みたいです。
いい曲なのにね・・・・
またゲーリー・ムーアもこの曲を取り上げています。
このメンバーが凄い
Cozy Powell(D)
Jack Bruce(B)
Max Middleton(K)
Clem Clempson(G)
Don Airey(K)
クリーム、コロシアム、ジェフベック・グループの混合です。
先生との接点
- 1980年にメンバーを一新しハンブル・パイを再結成します。新メンバーはジェフ・ベック・グループのボブ・テンチ(Bob Tench)が参加
- 《ベックス・ボレロ》ジェフ・ベック・グループのデビュー・アルバム「トゥルース」(1968年)の1曲
レスポールのリード・ギターがジェフ・ベック、12弦のエレクトリック・ギターがジミー・ペイジ、ベースとピアノはジョン・ポール・ジョーンズとニッキー・ホプキンス、そして、ドラムスがザ・フーのキース・ムーンというラインアップだった。
ヴォーカリストには、スティーブ・ウィンウッドとスティーブ・マリオットが候補にあがっていたが、しかし、その計画は幻に終わってしまいました。そのバンドにはキース・ムーンが提案したバンド名「レッド・ツェッペリン」だった。
BBAのコンサートの時にスティーブ・マリオットは楽屋に行かなかったんだろうか?
もしかして行ったのかも知れません。
しかしBBAは日本での初コンサート初日。アンコールでのジャム・セッションなんてあれば歴史に残ったのにね。
なんてことを考えるのも楽しいです。