先日、亀戸天神の藤祭りを見に行ったら、今年は春から温かったせいなのかすっかり青葉になっていました。桜もいっぱい咲いたので、その後すぐに行けば良かったと思いました。
今日はその亀戸天神の近くの亀戸梅屋敷寄席の話。
広重やゴッホがモチーフにした梅屋敷でしたが、明治43年の大雨による隅田川の洪水で、ほぼ全域が浸水しました。
現在の亀戸梅屋敷は観光案内所や物産店、江戸切子ギャラリー、寄席等、亀戸の文化、歴史の魅力をたっぷり味わえる複合商業施設になっています。

歌川広重「名所江戸百景」亀戸梅屋敷
食べ物から地方の物産品まで色々売っています。
江戸時代の梅屋敷
スカイダッグの駅でもあります。ここから旧中川に行って入水します。

歌川広重「江戸名所百景 亀戸天神境内」
近くの写真屋では藤の写真がいっぱい売っていました。プロだから綺麗です。
三遊亭圓楽一門会が開いています。
木戸賃1000円 安いんです。月に12回開催
三遊亭圓楽一門会は落語協会から独立しているので、意外に寄席じゃ見られません。
江戸切子ギャラリーの奥に寄席があります。
江戸切子ギャラリーを見るだけでも価値はありますよ。
会場内には色々な浮世絵師の「亀戸梅屋敷」の浮世絵が飾ってあります。
三遊亭鳳月 「一目上がり」前座 ほうづきと読むらしい
三遊亭楽喜 「権助魚」二つ目 ラッキーと読むらしい なかなか愛嬌があって面白い
三遊亭圓楽 「つる」6代目圓楽 落語を聴くのは初めて、やはり巧い
三遊亭王楽 「唐茄子屋」 まあまあ
三遊亭鳳楽 「青菜」 派手さはないが面白い
5代目圓楽の総領弟子であり、圓楽の師匠6代目圓生にとって初の孫弟子
前座を含め5人の話をたっぷり二時間聴けて1000円は安いです。
難点は平日の13:30からですから、普通の方は無理ですね。
今日の一品










