物流拠点集積パーク共同開発 | 花かつみ

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郡山市と周辺市町村の街並み画像と情報を不定期に掲載

郡山中央スマートインターチェンジ周辺に物流施設が建設されることは本ブログでも取り上げていました。物流不動産開発大手「プロロジス」は、郡山市で先進的物流施設の集積パークを、「フクダ・アンド・パートナーズ」と共同開発すると正式に発表しました。

 

 

プロロジス発表内容

約138,000㎡の開発面積に、「プロロジス」がBTS・マルチテナント型物流施設を複数棟開発予定です。プロロジス施設と隣接する区画には、「フクダ・アンド・パートナーズ」が物流施設「福島郡山LLタウン棟」を開発し、同社が展開する「福島郡山未来共創センター」を物流施設に併設する計画となっています。物流拠点集積パーク内の各施設と機能連携を進める「福島郡山未来共創センター」は、平常時と災害時で機能が変わる防災型リバーシブルビルとして計画。電気の3次バックアップシステムを備え、災害時には地域避難拠点、また広域防災連携拠点として機能する予定です。飲料や非常食など約6日分の防災食料を備蓄し、災害時には避難者に無償で提供するほか、備蓄型組立仮設トイレ「ほぼ紙トイレ」の在庫保管拠点とし、入居企業の配送網を活用した被災地への迅速な配送を可能とします。また、開発区域内には防災公園を設置。災害時にはヘリポートとなり、入居企業と連携して救援物資集積拠点として活用するなど、福島県や郡山市と連携した広域防災拠点としての仕組み作りに取り組みます。なお、それぞれの施設はCO2削減を見込める高炉セメントや電炉鋼材を採用します。屋上には太陽光パネルと蓄電池を設置し、再生可能エネルギーを区域内に循環させる計画です。さらに、電気自動車(EV)から建物などへ給電する「V2Xシステム」の導入を予定しており、福島県沿岸部の市町村との再生可能エネルギーを活用した広域防災連携を目指します。また、次世代の物流施設を見据えた取り組みとして、山間部でのドローン物流の検証や東北自動車道で自動運転の実証実験、隣接地への水素ステーションの誘致・利活用を目指しています。

 

郡山中央スマートインターチェンジ周辺の開発が始まり良かったです。郡山市周辺は地理的要因から言っても、この手の物流施設拠点の開設に向いた都市だと思われます。郡山南インター周辺も併せて更なる集積化に期待したいです。