総合南東北病院 | 花かつみ

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郡山市富田町の旧農業試験場跡に移転新築される「総合南東北病院」の新病院は7階建て、延べ床面積は6万8千平方メートル規模になる見通しとなりました。メディカルヒルズ郡山まちづくり協議会の会合で各施設の配置案が示されたようです。開発用地約16ヘクタールのうち、新病院は郡山インター線側に面する敷地南側に建設し、平屋約2100平方メートルの商業施設も配置する予定。2025年度中ごろに用地造成と建築工事に着手し、27年度の完成を目指す。

 

一方、敷地中央の緑地帯を挟んだ北側には共同で開発を担う医療関連事業者が施設を整備する。JR郡山富田駅側にクオール(東京都)が商業施設(2階建て約7千平方メートル)、飲食店(平屋約700平方メートル)、事務所(3階建て約3千平方メートル)のほか、ホテル(4階建て約4千平方メートル)を新築する予定。

 

ふくしま医療機器開発支援センター側には、エヌジェイアイ(郡山市)が事務所2棟(平屋約1800平方メートル、2階建て約1800平方メートル)を計画。江東微生物研究所(東京都)は内環状線側となる敷地西側で研究所(3階建て約6千平方メートル)を建てる方針。

 

JR郡山富田駅には駅前ロータリーも設置され、路線バスが乗り入れる。敷地内には内環状線と郡山富田駅前、東側の市道をつなぐ全幅12メートルの道路も計画されている。

 

会合では、新病院などの整備に伴う交通量が平日で約1万3590台に上る予測値も示され、委員から市道拡幅などの交通混雑緩和、安全確保策に関する意見が出されたそうです。

 

【福島民友新聞記事引用加筆】

 

メディカルヒルズ郡山の街造りがスタートします。全国的にも成功例とされるJR郡山富田駅のポテンシャルを活かした開発となりそうです。付近では、東部幹線も延伸され郡山インター線とうねめ通りに接続されます。この開発により富田地区も市街地に組み込まれることになります。郡山市久々の大プロジャクトクト、開発全体のイメージパースが公開されるのを待ちたいと思います。個人的は、新病院隣りの私有地も併せて開発されることを望みたい。