2024年官報発表 東北・北関東主要百貨店決算データランキング | 花かつみ

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2024年官報発表の東北・北関東主要百貨店純利益・利益剰余金ランキングを示します。このデータを見ると各店舗の経営状態を見ることができます。但し、水戸京成のように純利益を確保しているように見せかけるため、補助金不正受給で黒字に見せているだけで実際は赤字経営の店舗もありますから、この数字を全面的に信頼はできませんが・・・。

 

2024年発表決算データランキング

        純利益    利益剰余金

01 高崎高島屋 +025,906万円 +511,406万円

02 藤崎    +018,200万円 +123,700万円

03 東武宇都宮  +003,800万円  +116,100万円

04 うすい    -025,725万円 +092,699万円

05 水戸京成   -029,600万円  -343,400万円

 

2023年発表決算データランキング

        純利益    利益剰余金

01 高崎高島屋 +024,417万円 +485,500万円

02 うすい   +009,545万円 +119,025万円

03 藤崎    +002,900万円 +107,800万円

04 東武宇都宮  -029,800万円   +112,200万円

05 水戸京成   -351,600万円  -313,700万円

 

各店の寸評

[高崎高島屋]

高島屋グループの店舗であることを差し引いても強さが際立っている感じがします。

 

[藤崎]

東北一番店を自認していますが、それに見合う黒字を確保しているようです。東北各都市に小型店舗を展開する国内有数の地方百貨店である強さを見せています。

 

[東武宇都宮]

北関東一の都市圏を有する宇都宮でも利益確保が出来ない状況が続きましたが、経営努力により今回、黒字を確保できたようです。大田原にもショッピングセンターを展開している強みを見せて欲しいところです。

 

[うすい]

ティファニー、ルイヴィトン等のブランドテナント撤退による、リニューアル実施のため赤字を計上したようですが、化粧品やデパ地下関連を強化したリニューアルの成否が次年の決算で判明するでしょう。

 

[水戸京成]

補助金不正受給で黒字に見せていましたが、これが本来の実力値です。経営立て直しのため大規模なリニューアルが必要と思われます。

 

その他の店舗は、決算を発表できる状態ではない程に経営状況は苦しいようです。発表されている直近の決算データを下記に示します。

 

2022年発表決算データランキング

        純利益    利益剰余金

川徳              -038,900万円 +010,700万円

 

2023年発表決算データランキング

        純利益    利益剰余金

さくら野        -036,600万円 -213,700万円

 

[川徳]

債務超過により経営再建中ですが、大規模リニューアル後の状況を決算で知りたいところです。

 

[さくら野]

数字的には苦しい状況ですが、2024年の発表が無いため判断が出来ません。