セブン&アイ・ホールディングスは、イトーヨーカ堂の北海道・東北・信越地方から完全撤退を発表しました。同地方全17店舗のうち5店舗は閉鎖し、11店舗は他のスーパーに事業承継する。不振が続くGMS形態の構造改革の一環で、首都圏などの都市部を中心とした体制にシフトする。
閉店する店舗は、北海道の北見店、青森県の五所川原店と八戸沼館店、福島県の福島店、長野県の南松本店となります。残りの12店舗のうち、7店舗は食品スーパー「ロピア」を運営するOICグループ(川崎市)が継承する。宮城県と福島県の2店舗はヨークベニマル(郡山市)、北海道の2店舗はダイイチ(帯広市)が引き継ぐ。1店舗は交渉中との事です。
●OICグループへの継承店舗
[北海道] 屯田店・琴似店
[青森県] 青森店・弘前店
[岩手県] 花巻店
[新潟店] 丸大新潟店
[長野県] アリオ上田店(ショッピングセンターが運営する食品売場への出店)
●ヨークベニマルへの継承店舗
[宮城県] 石巻あけぼの店
[福島県] 郡山店
●ダイイチ(帯広市)
[北海道] アリオ札幌店(ショッピングセンターが運営する食品売場への出店)
[北海道] 不明
郡山店は5月の閉店後直ぐに改装に入り、1階はヨークベニマルが食品スーパー、2階以上には異業種のテナントを誘致してリニューアルオープンする予定です。