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クローンと聞くと 私はカズオ •イシグロの小説が浮かびます。
『わたしを離さないで』(原題:Never Let Me Go)
2017年にノーベル賞を受賞したことで
注目された 2005年発表の小説です。
1903年に クローンという言葉が作られて
様々なものを 人工的に生成する実験が
行われました。
1891年に ウニのクローン作りに成功して
クローン蛙やクローン羊などが作られましたが
どれも短命で数年で死んでいきました。
クローン技術は 発達して 1998年には
シード博士が クローン人間を造る研究を始めます。
でも 経済的に続けられず また
世界中でクローン人間の生成は 禁止されました。
表向きには クローン人間は 造られないことになります。
『わたしを離さないで』は
臓器移植の為に クローン人間として生まれた命が
隔離された施設で育ち 18歳で施設を出て2年間は
仲間とコテージで暮らし やがて青年のうちに
使命を果たして 死んでいくストーリーです。
この小説では クローン人間の生成は 許された世界です。
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命を救うという美名のもとに
別の命を ないがしろにする。
命とは?
臓器提供される側と する側の
命の価値は同じ筈です。
人間の傲慢が 命を生み出して 奪う。
臓器移植のために 別の命を生み出す。
許されないと思います。
臓器移植のために 生み出された命に
人権はない?
自分の子どもの病気を治すため
他の子どもを犠牲にすることも厭わない
その親心を 「愛情」と呼べる?
クローンは 人間でない?
クローンには 魂がない?
そんな偏見を 持っている人間も居る?
クローン犬の命と 人間の子どもの命
どちらの命も 大切な筈。
命を 盾にする。
守る命と 守られる命。
命を 奪うのが 銃なら
何故?
銃を なくさないのでしょう?
『にゃんさんブログ』2018-11-21 はてなブログ ❤️
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❤️ pinterestより