生え際が後退し始めたら、早めにAGA(男性型脱毛症)への対処を開始することをおすすめします。僕は、手遅れの状態で始めたので、ものすごく時間がかかりました。生え際の後退はAGAの初期症状とされ、放置すると抜け毛が進行し、M字ハゲなどを形成していくことがあります。今回は生え際後退時の対応として、AGA治療の重要性について解説します。
なぜ生え際が後退するのか?
生え際が後退していくのは、多くの場合AGA(男性型脱毛症)による症状の一つと考えられます。AGAではどのようなメカニズムで生え際が後退するのでしょうか。
AGAになる原因
AGAは男性ホルモンの影響で毛の成長期間が短くなり、次第に抜け毛が増えて脱毛が進行する症状です。このAGAで特に早期に薄くなりやすいのが生え際で、後頭部と比べて毛のサイクルが早くなることが原因とされています。
具体的には、AGAの影響で生え際の毛根細胞が次第に小さくなり、1本の毛が成長できる期間が短くなっていきます。その結果、生え際の毛は成長期間が短く、細くなり、抜け毛となりやすくなるのです。
加えて、AGAでは新しい毛が生える再生サイクルも乱れてしまいます。通常なら抜けた毛は新しい毛に置き換わるはずですが、新陳代謝がうまくいかなくなることで、次第に毛量が減っていくのです。
このため生え際は、他の部位に比べてAGAに弱く、早い段階で抜け毛と後退が目立つようになります。生え際の後退はAGAの進行を示す兆候と言え、早期の治療開始が大切です。
生え際後退は気にしすぎではない!
生え際の後退について「気にしすぎ」や「型にはまった見方だ」と軽視する意見もありますが、僕の体験談から言えば、これは誤った見方であると言えます。よく、気軽にそんな事言えるなって思います。
気付いた時には遅い
髪が細くなっても、毛根が残っているうちにAGA治療すれば、すぐに回復します。しかし、気付いた時には、だいたいが遅いんですよ。後退しすぎて毛根がなくなってしまうと、本当に大変なんです。
早期治療がおすすめ
生え際の後退を早期に見逃さず、AGAへの対処を開始することが重要です。生え際が後退し始めた場合、見かけ上のイメージの問題ではなく、AGAによる抜け毛の始まりを示している可能性が高いのです。AGAでは生え際が薄くなりやすいため、後退はその第一兆候と見なすべきです。
放置せずに早期にAGA治療を開始するメリットは大きく、生え際の後退や抜け毛の進行をある程度抑えられる可能性があります。一方で放置すれば、回復が困難な局面に陥るリスクが高まります。
後退のペースには個人差がありますが、多くの場合は緩徐に進むため「気にしすぎ」と感じる人もいるでしょう。しかし、生え際ケアの必要性は確実にあるのです。
メンタル的な影響もさることながら、生え際の後退はAGAの進行を物語っています。過剰なストレスは避けつつ、脱毛症の観点から早めの対策を推奨します。専門治療で改善の可能性は十分にあるはずです。
AGA治療はお金がかかる
AGA(男性型脱毛症)に対する治療は、残念ながら自由診療が前提となることが多く、その治療費は高額になりがちです。経済的負担を避けられないのが現状で、継続的な投資が必要となります。
フィナステリド
まず、代表的な治療薬であるフィナステリド系の内服薬は、1か月の薬剤費だけでも1~2万円の出費となります。これに診察料や検査料金などを加えると、月数万円以上の治療費となる計算です。
ミノキシジル
外用薬のミノキシジルも自由診療扱いの場合が多く、1か月7000円程度の費用がかかります。さらに照射治療など外用を併用すると、1回3万円前後の負担も生じます。
年間の費用
年間でこの治療を続けると、最小でも60万円程度、高い場合には100万円を超える費用が必要となるでしょう。これは決して少額ではない治療コストだと言えます。
もちろん効果が得られ、脱毛の進行を止められる可能性もありますが、長期にわたる高額な治療費用を捻出できるかどうかで、治療選択に制限が出てしまうのが実情です。
保険適用拡大や価格引き下げに期待したいところですが、現時点ではAGA治療は高額療養費制度を利用する以外に、自由診療の負担は避けられません。経済面での課題はあるといえるでしょう。
この3つさえ取り寄せれば何とかなる
AGAクリニックは通うだけでも、かなりの費用になります。ぼくも最初はAGAクリニックからでしたが、以下3つさえ自力で取り寄せれば良いと言うことに、途中で気づき、現在は通っていません。
- フィナステリド
- 塗りミノキシジル
- ミノキシジルタブレット
どのAGAクリニックも同じです。
お手軽に始めるなら塗りミノ
フィナステリド+塗りミノで、ものすごく効果がありますが、始めての方は、まずは塗りミノから始める事をおすすめします。ミノキシジルの濃度は、国内では5%までが上限ですが、海外から取り寄せると16%までが購入可能です。
ミノキシジル5%
濃度が上がれば、扱いが難しくなるので、まずはコスト的に安い5%台の塗りミノがおすすめです。過去にこちらの記事で解説しましたので、ご覧ください。1本あたりのコストは国内の1/3くらいで買えます。
ミノキシジル15%
生え際とかの部分は、ハゲの進行が激しい部分は、ミノキシジル15%台を使っています。最初から15%だけ使えば良いかと思うかもしませんが、ミノキシジルの濃度が上がれば上がるほど、使いづらくなります。粘度が上がるんです。髪にベターってくっつくんです。なので、部分的に使ってます。
おすすめは、以下の2つです。2つ試しましたが、どちらも良かったです。
フォリックスFR15
スポイドで部分的に使えます。過去に、記事で詳しく解説しました。興味ある方は、ぜひご覧ください。
リグロースラボM15
同じくミノキシジル15%台。コストはこちらの方が少し安いです。こちらも過去に記事で解説しました。