久しぶりに会う人もいた。もちろん、奥さんにも久しぶりにお会いした。「ありがとう」といわれてたまらなかったな。二人に出会ってなかったら、俺、どうなってたかな。自暴自棄な１９９０年代の初めに、ホンキートンクに入りびたっていた時にお二人と知り合った。「自分のスタイルをちゃんと確立させなきゃダメだ」と思い知らされた、バナナフィッシュの圧倒的な演奏力、グルーブ、一体感・・・。やっぱり音楽だ、音楽をやり続けなければダメだ。目標ができた。
現在のヘブンズロック熊谷、当時の熊谷Vougeのブッキングマネージャーに紹介してもらった。ライブに来てくれた。ライブが終わると、打ち上げで、心行くまで笑った。ウッドストックに入り浸り始めたのも二人の影響。あそこで赤いシェクターを買わなかったら、幾つかの曲はああいう形には仕上がらなかったと思う。
人生のターニングポイントの幾つかに、考えてみれば当然のように関わってくれていた。そんな風に思う。
今日は泣かなかったぜ！！ああ、我慢した。
やばいタイミングが何回かあった。無理せず泣くのも俺らしいと思ったけど、無理して踏ん張るのも俺らしいって思ったからね・・・。
焼香しながら「俺、音楽やめません、頑張っていい曲作ります。まだまだそっちにはいかないけど、見ていてくださいね」って心で唱えた。
本人の顔を見ないと、信じられないって思っていて、見るのが怖かったけど、ちゃんと見せていただいた。周りには、ufocluvのメンバーがいた。今は別々に活動しているけど、きっと今の思いは、同じなんだろうなって思った。
自分らしく、これからもギターを奏で、歌っていきます。ありがとうございました。あなたに誇れるような音楽を、作ります。
本当は、持っているBLACKSEEのアルバム、１枚持って行きます。あなたに追いつけたと思った時、こちらの１枚、包装をあけて、CDを再生しようと思っています。
安らかにお眠りください。あなたは間違い無く、俺にとって「ミスターハードロックギター」です。
もし、お二人と出会っていなければ、この曲は誕生してないです。だいぶ歌詞を間違えてますが（笑）・・・。