就職留年 | ufocluvのブログ

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気ままに音楽の話でも・・・。


就職留年かぁ・・・・。

レコード会社に就職したくてね。4年生のときに 数社まわったんだ。当時はまだCBSソニーだった かな?ファンハウス。フォーライフ・・・。結局は ひとつも引っかからなかった。営業ではなく製作を 希望したんだけれど、まったく相手にされなかっ た。 翌年再チャレンジしようと思い、1年大学に残り たいと親に懇願した。名目は「取りきれなかった教 職課程を取るため」だった。 卒業し、聴講生として大学に1年通うという形を 取った。ところが、これではすでに既卒者として扱 われてしまうため、新卒の採用は無く、ようやく受 けられた会社も結局内定をくれずという形で、終 わった。

ま、マスコミ関係ですから、1987年、1988年当時 だと有名大学行ってないとだめって言う時代でした 。あの時「法○大学のほうを選んでいれば」と悔や んだ時期でもありました。

就職留年は考えたこともありました。それは、や はり既卒となると扱いがちがうのではと思ったから です。大学生ですから、ひとつ歳がちがうぐらい浪 人でもしたんだろうと思われるだろうし、既卒者よ りは、よかったかもしれないなと後悔しています。

でも、経済的にあと1年大学に残ってというの が、留年して残りたいんだとは、どうしても言えな かった。 内定もらうために留年できる今の大学生、それが 本当にいいのだか悪いのだかわかりません。ただ、 人は、自分が描いていた夢をどこかで捨てることが 必要になるものだと思います。現実をかみしめるタ イミングがどこかで・・・。自分にとってはそれが このタイミングだったんだろうなと思いました。

今でも音楽が好きですが、それを生業とするなん て考えてはいません才能と、タイミング・・・この どちらかが欠けても無理なんだろうなと思った。

これを挫折とはいえないと思うけれど、「お前は ここでは使えないよ」といわれることが、人間には 必要だと思います。就職留年生という言葉を、聞く たび思い出す風景、感覚があります。なぜか、森高 千里の「NEW SESON」とともに・・・・。


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