ひとつだけ、封印したギターがある。小さな写真だが、この写真で手にしているギターだ。
UFOCLUVを良く知る人なら。見慣れたギターだろう。シェクターのストラトである。
群馬の大田にあるウッドストックに初めて行ったときに、ひと目でほしくなった1本である。とはいえ、もう1本青いギターと比較しましたが・・・。
ピックアップは、ビンテージのモンスタートーン。ちょうど、シールド類を、買い換えた時期に、えらくハウリングが起こったものだ。そうとうハイパワーなピックアップだ。kanaderuやミュージーに登録してあるI'm loosing youは、すべてこのギターを使っているが、頭の音をレスポールといった人が何人もいるってぐらい分厚く、ヘビーだ。マーシャルというアンプのパワーもさることながら、ギターの持っているパワーで、あの分厚い音は作られている。ちなみにあのデモテープは、ギター以外はすべて気に入ってない。もちろん歌もですが・・・。
しかし、ただパワーがあるだけかというとそうではない。ワンダフルトゥナイトなどバラードナンバーで、ボリュームを絞り、ひずみをとると、すさまじいほどブライト。ハーフトーンを使ってリズムを刻むとビシビシリズムが決まる。すべてギターのおかげ。
そう、魔法のようだった。あのギターを持つことによってすさまじい力が自分に宿るのを感じていた。
ですので、封印です。つまりUFOCLUVでしか使う気がないということです。
もしかすると、今やってる活動も、あのギターを使うことによって自分に魔法をかけられるかもしれませんが、使いません。やはりアレはUFOCLUVの代名詞であり、バンドを象徴するギターだからです。
だからといって手を抜いているわけではないですよ。335や、テレキャスターでも自分らしさは十分に出せてると思います。
気まぐれだから、もしかすると使うかもしれませんが、それも相当後になってからでしょう。今の時点では、UFOCLUV以外のバンドで使う必要性を感じません。ハード&メロウ、ヘビー&タイト・・・・ありとあらゆる音楽の要素をぶち込んだUFOCLUV以外で使う必要はないということ、逆に言えば、あのギターを持たなければ奏でることができないのがUFOCLUVだともいえるのです。
そろそろ、メンテナンスに出してあげようかな・・・。