やはり風があると体感温度を下げてくれる。真夏日になったとニュースが流れたが、意外と涼しかった。おかげで、昨日は3本も飲み干した麦茶が2本で済んだ。


佐伯泰英氏の『芋洗河岸』シリーズ第2巻「用心棒稼業」を仕入れてきた。明後日はブッ○オ○の日だが、以前と違って割引クーポンが半額の150円になってしまい、通常の100円クーポンを利用させてもらった。120円だった。




神田明神下の一口長屋に住み着いた小此木善次郎は長屋の差配の義助と神田明神に初詣に来ていた。初めて目にする凄まじい人出が信じられない善次郎だったが、この騒ぎの中で掏摸集団を捕まえた。


米問屋越後屋の裏稼業の金貸しの用心棒の仕事を得ていた善次郎に神田明神からも仕事を得た。食うや食わずの生活から江戸に流れ着いて以来、青柳道場の客分師範に加えて思いもかけない収入を得るようになった。


懐がゆたかになった善次郎は、妻子と長屋の女性たちに猪牙船を手配し、江戸と芝居見物を用意した。これが縁で、芝居小屋中村座の頭取を脅す3人組を倒した。


この事件を機に定廻り同心の矢部内蔵助と知己を得た。矢部は御用聞きの三郎次と一口長屋に関する謎を秘かに探っていた。その矢部が殺害されたことを知った善次郎は…。



本書の構成は以下のとおり。(目次引用)

第一章 初詣

第二章 抜刀技思案

第三章 具足開き

第四章 助六もどき

第五章 謎の謎

終 章



全3巻と表記されていたので、一気に読もうと第3巻「未だ謎」も手に入れてきた。ところが、佐伯泰英ウェブサイトを見ると、10/8に第4巻が刊行されると予告が出ていた。



明日は休みだが、雨の予報が出ていた。


帰り空はこんな状態だったが、本当に降るのだろうか。最近休みになると雨が降っている。そろそろ草むしりに取りかかりたいが、また成長を助ける雨になるか…。