昨日の肌寒さから一気に気温が上昇して真夏日となった今日、久しぶりに西武鉄道のウォーキングイベントに参加してきた。コースは西武池袋線東久留米駅西口中央公園から西武新宿線花小金井駅まで、落合川から六仙公園を経由する約6kmだ。
六仙公園は初めてで、このコースを知った時に思ったのは、「清瀬市」と「東久留米市」のマンホールカードをもらうこと、六仙公園から花小金井駅へ向かう途中のショッピングモールに入っている未利用の須田場に寄ることの二つだ。
「清瀬市」のマンホールカードが特別版のゴールド背景色から通常版の青色に変わっていることを知らなかった。レトロな雰囲気の喫茶店に行った帰りに市役所でもらったのはもう数年前か。
平日配布場所の清瀬市役所がオープンする8:30に合わせて家を出た。
八王子駅で中央線に乗り換え、西国分寺駅から武蔵野線で2駅先の新秋津駅に向かった。そこから西武池袋線秋津駅に向かい、上り線でひと駅だ。
清瀬駅で下車するのは2019年8月の「ひまわりフェス」以来ではないだろうか。電車を降り、改札へ向おうとした際に発車メロディーが鳴りだした。それは中森明菜の「情熱ーデザイアー」だった。
いつ変わったのだろう?と思いながら階上に上がると、そこには中森明菜の大きなパネルが設置されていた。
聞くと、清瀬駅が今月開業100周年を迎えた記念として、同市出身の中森明菜が登場となったようだ。ちなみに「デザイア」は上りのメロディーで、下りは「セカンド・ラブ」とのことだった。
駅北口を出て、けやき通りを歩いた。市役所までは約1.6kmだ。
通り沿いにはいろいろな作家の彫刻が野外展示されている。これを見て歩くだけでも楽しめる。
市役所には開館3分前に着いた。開館と同時に3階の下水道課(25番)で前述のカードをいただいた。そこの近くでは清瀬駅開業100周年の記念グッズも販売されていた。
けやき通りを引き返し始めたが、「宮の台住宅」バス停を過ぎようとしたところにバスが来たのでためらわずにバスに乗車した。
清瀬駅に戻り、さらに上りでひと駅進むと東久留米駅だ。
西口にマンホールカードになったデザイン蓋が設置されている。その先にはブラックジャックとピノコの像が設置されている。
手塚治虫さんが晩年住んだということがあり、東久留米市ではブラックジャックを押していて、これまでに同デザインのカードが3種類が発行されている。
時刻は8:55。ウォーキング参加の受付会場はここから数分の西口中央公園で、10時から始まる。実際は9:40頃になりそうなので、その前に東久米市役所で配布されているマンホールカードをもらうことにした。ここのカードもゴールドの特別版から青色の通常版に変わっている。
市役所までは駅前からまろにえ富士見通りをまっすぐ歩いて約400mで着く。
ここから通りをさらに600mほど歩くとピノコをデザインしたマンホールカードが配布されている。一時期在庫切れになっていたが、今月から再開されている。ただ受付会場へ戻ることを考えると、コースの途中で離脱した方がよさそうだ、ということで市役所から西口中央公園に向った。
公園に着いたときにはすでに歩数は9800歩近くになっていた。
受付は9:35頃から始まった。
ずいぶん参加者が集まっていた。家にいても暑いなら、歩いて汗を流して身体を暑さに慣らした方がいいと思う。発汗して体温を下げる機能を鍛えた方がいいだろう。
公園西口を出て左折し、住宅街を南へ抜けると落合川左岸に出る。
左岸遊歩道を右折して上流方向へ向かった。
落合川は荒川水系の一級河川で、黒目川支流になる。流路約4kmの清流で、南沢湧水群をはじめとする湧水の流れを集めて新座市との市境近くで黒目川に流れ込んでいる。水深は深くなく、夏場は水遊びするには格好の場所だ。
途中には「いこいの水辺」が整備されていた。
毘沙門橋に着いた。Iさんと歩いていたが、ここでコースを離脱して生涯学習センターに寄り味することにした。Iさんたちは、橋を渡って南沢水辺公園、南沢緑地保全地域を経て六仙公園へ向かった。
生涯学習センターへは落合川の左岸沿いをさらに400mほど歩くと、右手に広い通りへと続く道路が見えてきた。おそらくここだろう。生涯学習センターは、まろにえ富士見通りとさいわい通りが交差する北西側に建っている。
ここで「ピノコ」のマンホールカードをいただいた。
実際のデザイン蓋は、さいわい通りを北から南へまろにえ富士見通りを横断した少し先に設置されていた。写真を撮りたかったが、電柱の影に邪魔されて、止めた。
ここからコースに復帰するには、落合川を南へ横断したくてはいけない、
この辺かなと、南神明橋Ⅲを渡ったが先は続いていなかった。次いでその先の南神明橋Ⅰを渡ると、今度は抜けられそうだった。住宅街の先に園地らしきものが視界に入った。
六仙公園だった。ただ、場所的には公園の西側エリアで、初めての場所を70%もカットするのは面白くなく、200mほど東へ歩いて、初期のコースに戻ることにした。
前方から参加者が歩いてくる。どうやらマップの読みは間違っていなかったようだ。
合流点を右折した先に公園入口が現れた。
六仙公園整備時に発掘された遺跡モニュメントがある園路を菱へ向かった。
六仙公園は、東久留米市市街地に多く残る湧水や良好な農地の環境を保全し、北多摩地区における緑の拠点とするべく計画された公園。平成7年(1995)に計画され、平成18年(2006)に計画地域の一部0.5haが開園された。その後随時拡大され、令和6年(2024)4月現在で約6haが開園されている。
自宅にある平成26年(2014)発行の地図と、今回もらったコースマップを比較すると、この10年で公園が拡大された様子がよくわかる。今日もメンテか他の工事課、業者が入って作業されていた。そっちに注意が向けられ、途中で左折してサービスセンターがある方向へ歩かなくてはならなかったことを見落とした。
西へまっすぐ歩いて、結果的には六仙通りに出たが、大きく遠回りすることになった。
六仙通りを南東方向へ650mほど歩いた先の「南沢五丁目」を左折した。その先の信号を右折すると目的のショッピングモールだった。ここでもコースを離脱しなくてはいけないかと思っていたが、まさか傍を通るとは予想もしていなかった。
ここで須田場に寄って15分も休憩してしまった。298店舗目になった。
コースに戻り、ショッピングモール西側の道路を南下した。
「南町四丁目」で所沢街道を横断し、その先で新所沢街道を横断すると前方にタワーが見えてきた。
地元で「田無タワー」と呼ばれる平成元年(1989)に完成した高さ195mの多目的電波塔だった。「スカイタワー西東京」というそうだ。
久米川街道を横断すると、約100mで新青梅街道に出た。
道路を横断して右折し、ゴルフ練習場先の写真スタジオの手前を左折した。
このとき左手にスカイタワーがあったが、近すぎて見えなかった。
狭い通りを抜けた先の左手に園地があって、知った顔ぶれが休まれていた。
そこに立寄り残っていたお菓子を全部いただいてみんなと一緒にゴールの花小金井駅に向かった。
ここで、そこに「多摩六都科学館」があることを失念していた。一度は覗いてみたかった施設だった。次の機会に回そう。
科学館通りを約700m南西へ歩くと青梅街道にぶつかった。
そこを右折して200mほど先の「公平合同庁舎」の信号で左折して「はなこ北通り」へ進んだ。
ここからゴールの花小金井駅までは約400mだ。
花小金井駅は狭山・境緑道から南口にゴールするのがほとんどだったので、北口からゴールするのは景色も新鮮だった。時刻は11:30。6kmのコースに2時間近くかけたが、それなりの実りがあったウォーキングになった。
今月はあと1件のウォーキングを予定しているが、天気と体調次第だな。