足となる友人の都合がついたので富士芝桜まつりに行ってきた。先月13日から始まった祭りで、今月26日まで開催されている。




テレビでも取り上げられていたので、行ってみたくなった。過去には河口湖会場に足を運んだことがあった。このことが大きなミスにつながろうとは、想像もしていなかった。


雲の位置が低く、富士山が見えないかもしれないと危惧したが、9:30頃国立府中インターから中央道に上がった途端に正面に富士山が姿を現した。


これはついている。高速道を走る車の量はGW後の平日にしては多かった。談合坂SAで最初の休憩をとることにした。




外国からの観光客がやけに目立った。西洋人らしき男性が須田場コーヒーを持った姿がやけにしっくりきていた。


芝桜の前に腹ごしらえと、山中湖平野にある蕎麦店「やまさと」でランチを摂ることにした。

そこへ行くまでにも多くの外国人が集まっている場所を数ヶ所目にした。なぜ、そこに、と思ったが、おそらくは外国人向けガイドブックの影響だろう。




店は有名店のようで、着いたのは11:30を回った頃で、かなり空いていると思ったのは12時までだった。頼んだのは天せいろ。とろりとした蕎麦湯も美味しくいただいた。


東富士五湖道路を山中湖インターから上がり、河口湖方面へ戻った。降りるインターは富士吉田インター。河口湖インターでは降りられないためだ。


インターを降りると、河口湖方面へと走った。途中、富士急行の河口湖駅前を通ると、テレビの情報番組でも話題になったコンビニの背後の富士を撮ろうとする外国人観光客でコンビニ前の車道脇は混雑していた。自分たちの車の前を、赤信号にもかかわらす横断するアジア系カップルがいた。


河口湖周回道を時計回りに走るが、芝桜まつり会場らしき場所がない。事前確認せずに来たのが悪かった。会場は本栖湖リゾートだった。過去の記憶だけで行動してはいけなかった。


この時点ではまだ正しい情報を得てなく、富士山が雲に隠れる前にと、北側の大石公園に向かった。ギリギリ間に合い、公園のネモフィラと対岸に見える富士山を写真におさめることができた。このあと富士山は雲に隠れた。




ここも外国人観光客だらけだった。何か物足りなさを感じたところで、ようやく芝桜まつり会場が本栖湖であると知った。時刻は13:35。


ここから本栖湖に回ると、約40分か。遠回りの寄り道をした格好になったが、とりあえず走ることにした。


河口湖大橋を渡って、国道139号を富士宮本栖方面へ走った。ところどころに芝桜会場を案内する小さなカンバンが立てられていた。これを見落としていたら、きっと本栖湖に行ってまた右往左往していたかもしれない。


本栖湖リゾートには14:10に着いた。

駐車料金500円。入園料大人1000円だった。

芝桜は見頃になっていた。




会場には7種の芝桜が植えられている。

河口湖との位置の違いか、ここからは富士山がきれいに見えていた。




撮影の場所が悪かったか、チラシほどのピンクの濃さはなかったが、それなりに満足できた。


会場となった富士本栖湖リゾートは、「ピーターラビット」の世界観が楽しめる首都圏最大の英国式庭園、と説明があった。ここでは約300種の草花を鑑賞できるそうだ。


内容を知る前にショップを訪れたときに、何でピーターラビットのグッズがたくさん売られているのかわからなかったが、説明を聞いて納得した。




イングリッシュ・ガーデンから富士山を望むとまた異なる雰囲気になる。秋になると「虹の花まつり」が開催される。開催期間は8/31~10/14の予定になっている。


帰りは国道139号を河口湖インターまで一気に走り、そこから中央道に上がった。高速バス停にも外国人のグループがバスを待っていた。富士山周辺には実に外国人観光客が多いことを実感した1日でもあった。


帰宅の19:30頃には雨が降りだした。