暦は水無月に変わった。梅雨の季節が「水無月」とはこれ如何に?とはよく言われたことだ。水無月は旧暦6月の異称で、新暦では7月に相当するのでなるほどと納得したものだ。他には、田植えが終わって農事が皆尽きたからきたという説、田植えが済んで田に水を張る「水の月」を「みなつき」と呼んだ説もあるそうだ。


関東の梅雨入りはまだ発表されていない。暦の上での梅雨入りは今月10日だ。太陽が黄経80度に達した時を梅雨入りとしている。「入梅」は梅が熟して黄色く色づくところから命名されている。和歌山の有名な南高梅は今年は不作とのニュースが流れていた。



自分で釣ることも食べることもないが、相模川の鮎が1日に解禁される。先月2日に相模川上流の小倉地区に270kgの鮎が放流された。1尾平均10cm10gの鮎だったそうだ。どれだけ成長しているだろうか。これをみんなで釣り上げるんだな。


本日から熱海で「ジャカランダ・フェスティバル」が始まる。仕事先で紫の花が話題になったときにジャカランダを思い出した。5年前に熱海のウォーキングイベントに参加したときに「ジャカランダ遊歩道」を歩いていた。

参加日が5月だったので花は咲いていなかった。頭に花が落ちてきたら幸せが訪れるそうだ。それが、もし、鳥のフンだったら…ウンがついた、とは喜べないなあ。


生誕140周年の竹久夢二の作品展も各地で開催される。目玉は新発見の「アマリリス」だろう。


東京都庭園美術館で6/1から8/25まで開催される。東京都庭園美術館は目黒の、外苑西通りと目黒通りが交差する北東エリアにある国立自然教育園内にある。何度もウォーキングで通りながらも、時間が割けないと毎回素通りした場所だ。今回も…。


安政6年(1859)の6月2日に当時の横浜村が開港して今年で165年。今年も横浜市では1日と2日の両日、第43回横浜開港祭が開催される。


横浜を頻繁に歩くようになったのは会社を辞めてからだ。最寄駅からは直通もあるが、通勤電車に休みの日までは乗りたくなかった。今にして思えば、途中まで定期もあったのにもったいないことをした。京王相模原線が橋本まで延伸した後は通勤ルートを変えてしまった。



世界環境デーは6/5だ。


かつて会社で環境を担当して時期もあって、関心は高かったが、環境悪化はホモサピエンスの増えすぎが要因だと思うようになってきた。地球の意思は人口を減少させるこたかもしれない。



そんな堅い話は忘れて思いきり遊びましょうと、6日から東京ディズニーシーに新エリア「ファンタジースプリングス」がオープンする。



正直、ディズニーシーに行ったことはない。オープン時に会社の組合で割引券が配布されていたが、行ってない。ディズニーランドに最後に行ったのがスプラッシュ・マウンテンができる前なので、もう40年も足を向けていない。


6日には「白根大凧合戦」が10日まで開催される。


12年前の新潟ドライブで立ち寄った「しらね大凧と歴史の館」でビデオで見たことがあるくらいだが、相模原の大凧との関係でふと思い出した。


8日、9日には「東北絆まつり」も開催される。


東北6県6市の持ち回りで開催されていて、2巡目に入った今年の開催市は仙台だ。前回仙台に行ったのは2017年12月なので、もう6年半前になる。その前だと、両親と北海道帰りに寄ったときなので、30年前か。次は…わからない。


時間は大事だ。「時の記念日」が6/10に制定されている。

天智天皇10年(671)4月25日に漏刻と鐘鼓によって初めて時を知らせたという『日本書紀』の記事に基づき、その日を太陽暦に換算して制定された。


天智天皇を祀る近江神宮の時計館宝物館に漏刻が設けられている。



11日と25日に予定されていた将棋の名人戦は先月27日に藤井名人が初防衛をはたして幻となった。開催予定地の名古屋と天童は残念だったろう。


6日からは第95期棋聖戦五番勝負が始まる。挑戦者は山崎隆之八段だ。20日の叡王戦第5局は、王手をかけられていた藤井叡王が踏ん張って2勝2敗のタイに持ち込み、八冠の座を守れるかどうかがかかっている。



先月は太陽フレアが頻発して日本各地でオーロラ観察の報告が相次いだ。大規模な太陽活動が起こるのは2025年と予測されていて、自分にもオーロラを目にする機会が訪れるかもしれない。


今月の天体ショーは特になさそうだが、6月には「はやぶさの日」がある。


小惑星探査機「はやぶさ」は、満身創痍になりながらも、2020年6月13日に約7年かけて60億kmの旅から帰還した。

2012年に相模原に本部がある銀河連邦により制定された。


銀河連邦はJAXAの研究施設がある4市2町で、1987年11月8日に組織された姉妹都市グループだ。2016年に宮城県角田市が加盟して、現在は5市2町になっている。


・鹿児島県肝付町

・岩手県大船渡市

・秋田県能代市

・神奈川県相模原市

・宮城県角田市

・長野県佐久市

・北海道大樹町



母の日と違っていまひとつ盛り上がりに欠けるように感じる父の日は今月16日だ。やはり女性が中心になるイベントの方が賑わうようだ。


それから3日後の19日は太宰治を偲ぶ桜桃忌だ。愛人と玉川上水に入水した日は13日だが、遺体が発見された19日が桜桃忌となった。「桜桃」は死の直前の短編の題名だ。


この日はファンがゆかりの地三鷹市を散策して回る姿が増えると聞いている。三鷹市では散策マップを準備されている。故郷の玉鹿石が設置された辺りが入水場所とされている。墓は下連雀の禅林寺にある。


先月読んだ『鯨の哭く海』で、著者は浅見光彦を通して、「心中ほど不愉快な自殺はない。色恋沙汰のもつれが原因の心中は許せない。「桜桃忌」などというのも、心中の片割れだけを追慕するようでおかしなものだ。」と主張されていたが…。



桜桃忌の翌日20日はドリームジャンボの抽選日だ。残念な思いをした人たちからさらに投資を引き出そうと、まだ悔しさが残っているであろう7/8からサマージャンボが発売される。それまでのつなぎ?として今月は各地で幸運のクーちゃんくじと幸運の女神くじが発売される。



誰のための「幸運」だろうか。胴元だろうな(笑)。


溜まった邪と欲を祓って新たな気持ちで今年後半を迎えるために夏越の祓の茅の輪くぐりは是非とも行いたい。


輪をくぐって左に回り、次は右、もう一度左に回って、境内へと進む。そして来月発売開始のサマージャンボの当選を祈願しよう。



今月も気になる映画が公開される。

洋画では「ザ・ウォッチャーズ」と「バッドボーイズ」。


前者はナイト・シャマラン監督作品で、「シックス・センス」「アンブレイカブル」「サイン」「ヴィレッジ」と4作続けて観たが、それ以来はご無沙汰だ。


「バッドボーイズ」はまだ続けるのかというのが最初の感想だが、日本でも先月「あぶない刑事」の最新作が公開されていることだしな。ウィル・スミスとマーティン・ローレンスの警察コンビによるアクション・コメディだな。初めて観たのは30年ほど前になる。


邦画では「BELIEVE」「ディア・ファミリー」と「朽ちないサクラ」あたりかな。


「BELIEVE」はキムタクドラマの「Believe」ではなく、日本男子バスケットチームのワールドカップ2023の激闘のドキュメンタリー映画だ。期間限定公開。


「ディア・ファミリー」は、生まれつき心臓疾患をもつ娘を救おうと、自ら人口心臓の開発しようと奔走する町工場経営者の実話を映画化した作品だ。


「朽ちないサクラ」は柚月裕子の警察ミステリー小説の映画化だ。警察の広報職員が親友の変死事件を自ら調査して事件の真相に迫っていくサスペンス・ミステリーになっている。


あ、もうひとつあった。2023年8月に開催された長岡花火大会のドキュメンタリーだ。


長岡花火の全貌に迫る作品に仕上がっている。最近は現地で花火を観ることがなくなった。夕方に出かけるのが億劫になっただけだが、大スクリーンだと迫力がありそうだ。



今月のウォーキングのキーワードは「花菖蒲」と「あじさい」だ。季節ものはできるだけ参加しようと考えている。


JR東日本

・ぶらり小岩 下町情緒と花菖蒲の名所(6/9)

・花菖蒲の北山公園を訪れる(6/12)

・源流から辿る神田川散策(6/16)

・江戸文化と商業の中心地中央区を歩く(6/23)

西武鉄道

・北山公園花菖蒲鑑賞!(6/5)

・落合川沿いから六仙公園へ(6/19)


北山公園は先に西武イベントで開花状況を確認して、翌週のJRのイベント参加を再考しよう。



今月の予定と関心事は次のとおり。


01日 相模川鮎解禁

        竹久夢二」展(~8/25;東京都庭園美術館)

         ジャカランダ・フェスティバル(熱海;~6/16)

         花菖蒲の北山公園を訪れる(~6/15)

02日 横浜開港記念日

          安田記念(GI 東京、芝1600m)

03日 

04日 

05日 芒種世界環境デー

          北山公園花菖蒲鑑賞!

          ローダン第714巻『アルドゥスタアルへの旅』刊行

06日 新月(旧暦5月)

          東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス

          白根大凧合戦(~6/10)

          棋聖戦第1局(木更津市;ホテル三日月)

07日 映画『BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち

08日 エリア会(会社イベント)

          ぶらり小岩 下町情緒と花菖蒲の名所(~6/16)

          王子飛鳥山公園を訪ねる

          幸運のクーちゃんくじ発売開始(~6/25)

09日 

10日 入梅時の記念日

11日 名人戦第6局(~6/12;名古屋)

12日 

13日 はやぶさの日

14日 映画『ディア・ファミリー』公開

          荒川区の自然と歴史に触れる(~6/20)

15日 源流から辿る神田川散策(~6/23)

          小平あじさい公園を訪ねる

16日 父の日

17日 棋聖戦第2局(新潟市;高志の宿 高島屋)

18日 

19日 桜桃忌

          落合川沿いから六仙公園へ

          ローダン第715巻『《バジス》復活!』刊行

20日 叡王戦第5局(甲府市;常磐ホテル)

21日 夏至

          江戸文化と商業の中心地中央区を歩く(~6/25)

          映画『ザ・ウォッチャーズ』公開

          映画『朽ちないサクラ』公開

          映画『バッドボーイズ RIDE OR DIE』公開

22日 満月(ストロベリー・ムーン)

          調布飛行場歴史散策

23日 宝塚記念(GI 京都、芝2200m)

24日 

25日 名人戦第7局(~6/26;山形天童)

26日 幸運の女神くじ発売開始(~7/7)

27日 

28日 映画『長岡大花火』公開

29日 小平グリーンロード散策

30日 夏越の祓


今月は、現時点で13日83時間の仕事を受託している。