今朝はミスった。2ヶ月ぶりの仕事現場に向かっていたところ、会社からどこにいるか問い合わせのメールがきた。時計を見ると、8:02だった。え、まさか、と勤務時間を確認すると、8-17だった。2ヶ月前は9-18だったときの情報をそのまま予定表にコピーしていた。現地には30分遅れになり、昼休みを短縮することで対処した。


帰りに今日から配布された武蔵野市のマンホールカードをもらおうと、吉祥寺に回った。配布場所の営業時間の18時までには間に合ったが、配布時間は17:30までだった。時間と電車代を無駄にした。


こういう基本的なことの確認を怠るとは、今日は誕生曜日の金曜日だった。感情のバイオリズムの要注意日だったかもしれないな。車に乗っているときは金曜日はより注意深く運転していたが、今後は金曜日の生活全般にもっと注意を払うようにしよう。


落ち込んだときには痛快な小説でも読もうと池井戸潤氏の『銀行総務特命』を手に取った。2002年8月に講談社より単行本として刊行され、2005年8月に講談社文庫化された。本書は2011年11月に刊行された文庫の新装版になる。




本書は以下の8編の短編で構成されている。


漏洩

煉瓦のよう

官能銀行

灰の数だけ

ストーカー

特命対特命

遅延稟議

ペイオフの罠


帝都銀行の総務部に設置された特命担当部署、早い話が、行内の不祥事を調査する部門だ。銀行員の実情がミステリー要素を絡めて描かれている。


これは面白いと読み進め、最後の『ペイオフの罠』で、一度読んだことがあることを思い出した。確認すると、8年前の2016年4月に読んでいた。そうだよなあ。確か、池井戸潤原作の小説が次々に映像化され、2016年から2017年にかけて氏の作品を集中して読んだことを思い出した。


かなり忘れているようなので、読むものに困ったら氏の初期作品を再読することにしよう。



さ、明日も仕事だ。