この頃はしか感染のニュースをよく耳にするようになった。潜伏期間10~12日で、発症1日前にもっとも感染しやすくなるそうだ。




一人の感染者から12~18人に感染させるという。江戸時代にタイムスリップした医師が直面したのが麻疹(はしか)だった。


中学生のとき、友人数人で高良山に行ったとき、長い石段を登っているうちに気分が悪くなった。翌日心配してやってきた友人が見たのは、自分の顔に生じていた発疹だった。


風疹にかかっていた。友人はすぐに帰っていったが、母から、自分は麻疹に罹っていないと言われたことが強く記憶に刻まれた。年を取ってからの罹患は重症化すると聞いている。注意しないと。


急な感染者の増加は海外からの旅行客の増加と関係あるようだ。彼らが集まりそうな場所にはできるだけ近づかないようにしよう。そう思いながらも、次の日曜日には渋谷ウォーキングに参加する予定だが…。



そういえば、かつては南京虫と呼ばれていたトコジラミも海外旅行者増加とともに増えているようで、これも要注意だ。海外旅行者を拒絶するわけにはいかず、正に痛し痒しというところだな。


ちなみに南京虫と呼ばれなくなったのは、中国南京とは関係ないのに誤解を招くという背景がある。日本では海外からのもたらされたものに「南京」をつけていたそうだ。南京カボチャ、南京玉すだれと「南京」がつく言葉が思い浮かぶが、どこからもたらされたのだろう。