ブッ○オ○の日に八王子店で見つけた梓林太郎氏の『鎌倉殺人水系』。650円のシールの上から220円のシールが貼られていた。令和5年(2023)2月にノン・ノベルから刊行された旅行作家茶屋次郎シリーズの書下ろし作品だ。

 

 

待っていてよかったと早速購入して読み始めると、何だか知っている内容に思えてきた。ページが進めば進むほど、過去に読んでいる、と実感した。


確認すると、昨年4月に、別の店で見つけた650円のものを300円クーポンを使って350円で買うことができたと喜んでいた。…はあ~。あらためて内容に触れるのは面倒なので4月のブログをパクってきた。



旅行作家の茶屋次郎は有名な俳優の高浜敬三から知人の女性桐谷沙希の行方探しを依頼された。警察に頼むとプライベートな情報が外部に知れわたるので、衆殿社「女性サンデー」編集長の牧村経由で茶屋に話が持ち込まれた。


沙希の周辺を調査しているうちに相模川で彼女の溺死体が発見された。さらには鎌倉に住む沙希の家族も事件に巻き込まれるようになった。一方、依頼者の高浜の言動に不審を覚えた茶屋は…。


自分が不幸に陥ると、その原因を他者のせいにして恨み続けることでバランスをとろうとするのだろうか。事件の背景にあったものが明るみに出るとき…。



今日は遅番で、午前中ゆっくりできると本を開いたが、内容を思い出して斜め読みした。それでも時間を無駄にしてしまった感が強い。読まなければいいのに、と思うが、買ったからには目を通さないともったいない。


昼から外に出ると実に暖かい。路肩に寄せた雪や畑地に残る雪に違和感を覚えてしまう。



自宅の周りは雪かきしなかったおかげか、ほとんど消えた。雪かきして路肩に寄せてある場所は未だに残っている。ここからが長い。来週は4月半ばの気温になるといわれているが、はてさて。


遅番の帰りは21時を少し回ってしまうが、たまたま明日は休みにしていた。いい読みだった。