元日の能登半島地震に次いで、羽田空港では着陸してきたJAL機が滑走路にいた能登支援に向かう海保機に衝突炎上する事故が発生した。JAL側に1人の負傷者も出なかったことが不幸中の幸いだったが、海保側には…。中国のメディアではないが、どうした日本?


今日も天気が悪く、先ほどは雨音も聞こえていた。最後の寝正月で駅伝観戦した。「負けてたまるか」大作戦。第100回箱根駅伝は、終わってみれば青山学院大学の圧勝だった。


ただテレビを観ているだけでは時間がもったいないので、軽く読める池波正太郎氏の『鬼平犯科帳 決定版』第9巻を読み終えた。




盗賊の落針の彦蔵がつけ狙った相手は雨引の文五郎だった。二人の間に何があったのか?平蔵が仕掛ける「雨引の文五郎」。


平蔵の密偵を務める大滝の五郎蔵と女密偵のおまさが夫婦になるきっかけとなった「鯉肝のお里」。泥亀の七蔵が昔世話になった牛尾の太兵衛が亡くなったことを聞き、残された女房と娘を探して助ける「泥亀」。


高杉道場で平蔵と同門だった井関録之助が「凄い奴」に狙われる「本門寺暮雪」、他3編が収録されている。



収録されている作品は次の7話。(初出オール讀物)

・雨引の文五郎(1972年9月号)

・鯉肝のお里(1972年10月号)

・泥亀(1972年11月号)

・本門寺暮雪(1972年12月号)

・浅草・鳥越橋(1973年1月号)

・白い粉(1973年2月号)

・狐雨(1973年3月号)


表紙絵は、歌川広重『名所江戸百景』から「上野清水堂不忍ノ池」が使われている。



2日間も動かなかったためか、一昨日の八王子七福神めぐりが遠い過去の出来事のように思えてきた。大きな事件事故が立て続けに起こったせいだろう。悪かった天気も明日からは回復しそうだ。しかし、残念なことに、明日は仕事始めだ。気持ちを切り替えなければ。