天気に恵まれた今日は西武のウォーキングイベントに参加してきた。

西武新宿線の東伏見駅から花小金井駅までの8kmだ。これまでにも幾度か歩いたコースで、勝手はわかっている。

 

見込みでは、東伏見駅南口から線路沿いを東伏見公園に出て、伏見通りへ左折し、関前橋で五日市街道に出る。

五日市街道の「関前五丁目」に多摩湖自転車道への起点があり、ここを4kmほど歩くと花小金井駅に着く。

今日は3回曲ればゴールできそうだと思っていたが、五日市街道への入りを少々面倒くさく設定されていた。

 

受付は東伏見駅南口のアイスアリーナ前広場で9時少し前から始まった。

30分前にはいつもの顔ぶれは大体集まっていた。

後になると前がつかえて自分のペースで歩けなくなるので、いつしかこの時間から集合するようになってきた。

 

9時にスタート。

予想に反して、線路沿いではなく、駅前の早大グラウンド通りを南へ歩き、石神井川に架かる下野谷橋手前を右折した。

 

ここから石神井川左岸の遊歩道を上っていく。

数百mも歩くと前方に東京ガスのガスタンクと、その手前に東伏見稲荷神社の朱の鳥居が見えてきた。

 

神社の東側を伏見通りが南北に走っているが、神社の高台を西東京伏見トンネルが貫いている。

そのトンネルの脇に設けられた坂道を上った先に東伏見公園が整備されている。平成25年(2013)4月に開園した公園だ。

公園を西へ抜け、西武新宿線沿いを進むと、西武柳沢駅が見えてきた。ひと駅分歩いたことになる。

駅の150m手前を左折して南へ進む。

350mほど歩くと、石神井川に架かる柳沢橋を渡ると、その先は青梅街道だ。

道路の横断を、横断歩道にするか歩道橋を渡るか一瞬迷ったが、マップに律儀にしたがって歩道橋を選んだ。

横断歩道グループより早く渡れると判断したが、エネルギーを消費した割には、あっさりと負けてしまった。

 

青梅街道を東へ少し歩き、コンビニの先を右折して、再び南へ向かった。

住宅街を500mほど下ると五日市街道に出た。

 

その北側に沿って千川上水が東へ向って流れている。

橋を渡って左折し、千川上水の右岸沿いの遊歩道を進んだ。

千川上水は、境橋で玉川上水から分岐し、五日市街道に沿って江戸城の北側一帯に水を供給した総延長約22kmの用水路だ。
 
五日市街道は南東方向に延び、境橋で玉川上水にぶつかって西へ向きを変える。
遊歩道は「武蔵野大学前」で途切れた。
その先から五日市街道は上下線に岐れ、上水はその中央部を流れている。ここから街道沿いの歩道を歩いて行く。
武蔵野大学前からは鈴木街道が西へ分岐して延びている。分岐点には庚申塔が建てられていた。
大学校舎から覗いている樹木の花は桜ではなく梅だ。キャンパスに梅とは珍しい。
 
大学前から800m歩くと井ノ頭通りがぶつかる「関前五丁目」に着いた。
ここが多摩湖自転車道(狭山・境緑道)の起点になる。
ここから自転車道を進んだ。ゴールの花小金井駅までは約4kmを黙々と歩くだけだ。
狭山・境緑道は、多摩湖から境浄水場まで埋設した水道管の上を緑化した約10kmの歩道だ。
歩き飽きないように緑道沿いには様々な植物が植えられている。
今の季節は、椿、梅の名残、名も知らない黄色い花を咲かせた樹木が目を楽しませてくれるが、自分らの歩速を落とすほどの効果はなかった。
これで桜が開花するとどっと人出も増えそうだ。もっともそんな混雑する時期のウォーキングは大体回避されている傾向にある。
 
周りの爺さま婆さまたちとバカ話をしながら30数分歩くと早くも花小金井駅入口に着いてしまった。
時刻は、まだ10:10だった。今日は10分/kmを切ったようだ。
ゴール受付で今日の参加者数を確認すると、まだスタート受付は行われているが、この時点で1300人の参加があったそうだ。
今日は暖かくていい天気になったからなあ。
 
西武鉄道の来季のウォーキング計画はまだ発表されていない。確認すると、今週末にはパンフレットの配布が始まる見込みだそうだ。
土日は来季の計画調整で忙しくなりそうだ。