全国野球場巡りの旅の続き。

 

2024年6月1日 土曜日

20:30 板橋の自宅出る。なんとなく気が乗らない。贅沢にも旅に飽きたか。歯が痛むせいか。非常食用のオニギリを板橋駅売店で買う180円。 

20:43 板橋駅からJR。

20:51 新宿駅着く。運賃180円。

21:40 バスタ新宿から夜行バス。八戸駅前まで6500円。4列シート。隣客いたが、佐野サービスエリアで休憩の時「空席に移っていいですよ」と予備運転士さんに言われて移る。ありがたし。のびのび寝る。朝方、車内でオニギリ食う。

 

2024年6月2日 日曜日

07:10 JR八戸駅前で下車。5分早着。心配してたほど寒くなし。コンビニで食料仕入れコーヒーも飲む。美味し。

駅前でバス待っていると、おじさんに話しかけられた。おじさんはバスで少し行った所に、定年後に買った畑を持っていて、農作業がとても楽しいという。農作業で大事なのは草取りで、草取りをしていて後ろを振り返ると、自分が草取りをしてきた跡が黒い土を見せて一本の筋になっている。それを見ると、なんともいえぬ満足感をおぼえるという。その話を聞きながら、俺みたいに金を遣って遊んでるうちはまだまだ半人前、金を掛けずに楽しんでこそ人生の達人と感じる。

09:00 八戸駅前から路線バス(南部バス)。

09:21 「高寺」バス停で下車。運賃520円。球場まで歩く。カッコー、ウグイスが啼く山間の道。途中きつい登り坂もあり。この時はこの道が実は恐怖の道であることに気づかなかった。

 

09:55 五戸町 ひばり野公園野球場に着く。軟式野球以外では使用を聞かないレアな球場。観戦したのは社会人軟式野球の天皇賜杯・三八支部予選。場内アナウンス無し。パンフ無し。途中から寒くなり、持ってきた防寒着をフルで着る。第一試合スコア観戦して踏破完了。通算1138球場め。凡戦。バスの便も無いので第2試合もスコアはつけないが観戦する。今度は好試合。やっぱりな。俺がスコアつける試合は必ず凡戦になる。

 

第二試合終わって、またバス停まで歩く。またカッコーでも聴きながらのんびり歩くかと思っていたら、思わぬ事態が! 道端に衝撃の看板が立っている。「この辺は熊の通り道になっています 熊に出合ったらあわてずに後退して逃げてください」。ダチョウ倶楽部の名言が脳裏をよぎる。「聞いてないよ〜」! 最近熊がらみの怖いニュースも多いので。今思えば看板の写真撮っとけばよかったが、その時はもう怖すぎて撮れない。思わず速足になる。蛍のマネをして「♪クマが出た出た~ クマが出た~ よいよい」と歌う。目撃したのは黒い猫だけだったが。

 

14:57 「高寺」バス停に戻る。雨降ってくる。試合後でよかった。

15:22 南部バス乗る。運賃520円。

16:15 八戸ラピア着く。雨やんだ。八戸ラピアには食品スーパーがあり、つい寿司買ってビールやってしまう。「港町に来たらスーパーのでいいから必ず寿司を食え」は私の旅の鉄則。貧乏くさい鉄則だが。寿司は予想通り美味かったがビールで刺激したせいで虫歯が痛くなり後悔。

19:15 八戸ラピア前から夜行バス。運賃6500円。4列シート。隣いた。車内で先月踏破したつもりだった大田原第1球場が実は7年前に踏破済だったことに気付く。

05:08 バスタ新宿着く。17分早着。

05:22 新宿駅からJR山手線、

05:39 池袋駅でJR埼京線に乗り継ぎ。

05:42 板橋駅下車。運賃180円。

 

今回の旅のMVPは「ここは熊の通り道!」

 

今回、五戸球場を踏破して、一戸球場、二戸球場、六戸球場、七戸球場、八戸球場、九戸球場は既に踏破済みなので、「○戸球場」シリーズコンプリートまで残すは三戸球場のみとなった。リーチ!

 

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