門田の張本評を書いた記事。面白いので一部保存。そしてまた面白いことに、野球ファンの世界でも同じようなことがいえるのだ。プロ注を追いかける人、とにかく甲子園に通い詰める人、観戦試合数にこだわる人、パンフ収集に燃える人、球場巡りの人、応援に興味がある人……皆が一国一城の主なのだ。

以下転載。


 では、張本はどうだったのか。通算3085安打という金字塔があまりにも有名だが、張本は通算504本塁打、319盗塁も記録している。500本塁打と300盗塁をともにクリアした選手はNPB史上、張本ただひとりだ。

 安打製造機でありながら、本塁打を量産する長打力があり、なおかつ走ることもできた。球史でも類を見ないオールラウンドな打者だった。

 ならば、もし張本が「ヒット」ではなく、「ホームラン」を第一に求めていたら、504本という数字はどこまで伸びていたのだろう。そう尋ねると、門田は即答した。
「ナンバーワン(王貞治)が868本、ノムさんが657本で、俺が567本。そのあとに(山本)浩二さん、キヨ(清原和博)、オチ(落合博満)で、ハリさん。500本を超えとったわけでしょ。あの人がホームランを本気で打ちにいってたら、俺なんかはゆうに超えて、王さんとノムさんの間に入ってた可能性は十分にあったやろうね」

 門田はそう見ていた。だが、張本が追い求めたものはホームランではなく、ヒットだった。

「体重移動は少なく、レベルスイング。俺みたいに打球に角度をつける打ち方やなしに、ライナーでヒットを打つフォームやったでしょ。それに足もあった。回転が速くて、ちょこちょこっとした走り方やったけど速くて、セーフティーバントもうまかった。そういうのが好きやったいうのもあったんかな」

 さらに門田は、「これは俺の想像やけどな」と断ったうえで、もうひとつ理由を挙げた。

「王さんとハリさんは同い年で、プロ入りも一緒の左打ち。セとパは違うけど、向こうがホームランでトップを目指していくなら、こっちはヒットで頂上を目指す。そこはあったやろうな。とにかく昔は『1番になる』いうのを、どの世界のやつもみんな持っとったんや。

 特にハリさんも長いことパ・リーグでやって、3割20本くらいじゃ給料も上がらん時代に、人と違うズバ抜けた数字を残して、この世界で1番になる。『そのためにはヒットや』となったんやないか。カネさんでも、ひたすら数字を追いかけて、追いかけて、追いかけた結果の400勝や。数字と戦ういうのは、ほんましんどいことやけど、そこに挑んでズバ抜けた数字を残したのがカネさんであり、王さんであり、ハリさん。プロの中のプロやったいうことや」

【ふたりが違う道を選んでいたら】

 張本が東映でプレーしていた時代のパ・リーグには、野村克也もいた。張本のプロ5年目となる1963年、王より1年早くシーズン50本塁打を記録した大打者である。

 対戦を重ねるなかで目の当たりにした野村のホームラン打者としての力量が、張本をより安打へと向かわせた──そんな話もある。真相は本人にしかわからない。

ただ、張本は自分が最も輝ける道として「ヒット」を選び、その道を突き詰めた。その結果として残ったのが、「3085」という誰も到達していない数字だった。

 10年以上も前に門田から聞いた「張本話」を懐かしく思い出しながら、そんなことを考えた。

 まだ何者でもなかった若き日に、もし門田がヒットを、張本がホームランを第一に求めていたとしたら──。

 アーチスト・張本勲。 安打製造機・門田博光。

 ふたりの代名詞は入れ替わり、まったく違った姿で球史にその名を刻んでいたのかもしれない。

谷上史朗●文 text by Shiro Tanigami

■グレート義太夫さんが亡くなった。たけしさんの名曲『夜につまずき』を義太夫さんが歌っている動画を見た記憶があり、それが印象に残っている。その時たしか義太夫さんは、にぎやかに騒ぐ周りに対し、「これは真面目に聴いてよ」みたいな雰囲気を出し、それから歌い出した。

■『夜につまずき』はたけしさんの歌の中でも屈指の名曲で、泉谷しげるによる作曲もいいが、やはりたけしさん自ら書いた詞が。オレらたけし世代にはビンビンくる。

■義太夫さんも『夜につまずき』でたけしさんが歌った世界にシビレてたんだろうなと思う。そういう意味で、僭越ながら「たけしチルドレン」同期として親近感を勝手に感じさせていただいていた方だった。ご冥福をお祈りします。『夜につまずき』を知らない人は、ぜひ歌詞検索して歌詞を読んでみてください。きっとグサッとくると思います。あの歌詞にこそたけしさんの真髄がある。泉谷しげるさんが付けた曲もとてもいいです。





全国野球場巡りの旅の続き。

鷹栖町野球場は最近存在を知った。旭川地区には他に立派な球場があるので、社会人軟式野球の道大会が旭川地区で行なわれる時もこの球場は使われない。この球場に行きたければ地区大会を観るしかない。そこで「1球速報」サイトに載らない旭川軟式野球連盟のHPを小まめにチェック(この熱意を仕事に向ければマトモな人生を歩めたはずw)、大会日程を掴み出かけることにした。日曜日もどこか北海道の球場を探して行きたかったが、毎年恒例のイチローVS女子高生の試合の切符を取ってしまっていたのでやむなくトンボ帰り(もしも日曜日観戦可能だったら多分札商メモリアルグラウンドに行ってた。でも草野球場なので逃がしても悔いは無い)。でもこの試合はかなり好きなので後悔無し。公開で行なわれるようになった2022年以降の4試合は全てスコア観戦している(非公開だった2021年の試合もYouTubeに上がってたフル記録映像を元にスコアシート化してある)。そんなのこの世でオレだけだろ。イチローに表彰してもらいたいくらいであるw


2026年9月11日(金曜日)
09:00過ぎ 板橋の自宅出る。雨、心配したが傘無しで行ける程度の降り。これから旅なので折りたたみ傘広げたくない。ミスト気分で濡れつつ歩く。
09:18 板橋駅からJR埼京線上り。混んでる。池袋駅から山手線。日暮里駅から京成線。高砂駅からアクセス特急・成田空港行き。
10:46 成田空港第2ビル駅下車。運賃JR209円+京成線1267円。飛行機のチェックイン済ませ手荷物検査場前の「宮武讃岐うどん」で温かけうどん大690円+野菜かき揚げ220円食う。九州人DNAの俺だがうどんは九州より断然讃岐派。この店はいつも素通りできん。
12:30 LCCジェットスターGK801便で成田空港発。行きの飛行機代は11180円(帰りは旭川発は高いので新千歳空港発を買った。SPRING JAPANで8040円)。近くの席にすごいパワフルに泣き叫び続ける幼児がいた。
14:20 旭川空港着。5分早着。雨の関東と違いえらい好天。涼しい。
14:43 旭川電気軌道バスで旭川空港発。
15:15 旭川駅前着。運賃750円。「食べログ」旭川ラーメンランキング1位の「らーめんや天金」行ってみる。正油ラーメン1000円+大盛り100円食う。標準的な美味さ。食ったあと気づいたが一度来たことある気がする。店内に有名人のサイン色紙多数。店を出てネカフェまでノンビリ歩く。旭川は井上靖の生地だったり三浦綾子が暮らした街なので好きな街。
19:08 ネットカフェ「快活CLUB旭川大町店」入る。この店は明日行く球場へ旭川駅前から向かうバス路線の途中にあり都合が良い。2019年に士別球場に行った時も多分泊まっており7年ぶりの利用。

2026年9月12日(土曜日)
07:01 ネカフェ出る。12時間パック・オープン席。料金1490円。コンビニで「赤いきつね」の大と菓子パン食って朝メシ。
07:58 「大町1条3丁目」バス停(ネカフェのすぐ近く)から道北バス【34鷹栖10線10号行き】乗る。
08:27 「北1条3丁目」バス停下車。5分遅れ。運賃450円。徒歩7分で球場。

鷹栖町民球場。小さいがネット裏観客席あり。観戦したのは旭川軟式野球連盟・会長旗兼秋季選手権大会。参加14チーム・トーナメント。両チームとも9人ぴったり。8−1の6回コールド。両先発とも好投手に見えたが大差試合となった。場内アナウンス無し、パンフ無し。試合後、主審さんに声かけ選手交代内容確認させてもらう。誠実な回答ありがたし。通算1243球場め。終わってバス停近くのコンビニでビール買って飲む。今季の北海道遠征終了を祝す。遠征4回で小鍛冶、恵み野、小平、留萌、月形、鷹栖の6球場。なかなかカルトなラインナップで満足。北海道とはまた9カ月ほどご無沙汰となる。大好きなので寂しい。北海道に残る昭和テイストが好き。
11:18 「北1条3丁目」バス停から道北バス【34森山病院前行き】乗る。2分遅れて来た。
11:57 「旭川駅前」バス停下車。運賃520円。コンビニでアイス食う。
12:30 「旭川駅前」バス停から「高速あさひかわ号」。運行社・道北バス。札幌市内に入り「豊平川の橋のたもと」通る。『駅STATION』のロケが行なわれたのはここだったのかもな、と感慨もって眺む。健さんも大滝秀治さんもあの頃は元気だった……。
14:32 「時計台前」バス停下車。運賃2500円。「吉山商店・創成橋店」行き、油そば890円+大盛り120円食う。今年7月にもらった「創業20周年記念の1000円の金券」使い、差額10円だけ払う。最高に美味しいがさすがにこの油そばも食べ飽きてきた。もう食べないかも。
15:36 JR札幌駅から千歳線・普通列車乗る。
16:17 恵み野駅下車。運賃800円。この駅のホームで腹が減るのを待ち、最近お気に入りの「思君楼」へ蕎麦を食いに行くつもりだったが、腹が減りそうになく、また何かトラブルあったらしく千歳線のダイヤ乱れているので、蕎麦あきらめまた電車に乗り新千歳空港へ向かう。今後9カ月は北海道来ないのであの蕎麦食って帰りたかったが安全策取る。代わりに東京で美味い蕎麦屋探そう。四谷「音威子府」が有力候補。
17:20頃 新千歳空港駅着。乗り越し運賃430円払う。
20:40 SPRING JAPAN SJO838便で新千歳空港発。
22:15 成田空港着。10分早着。ありがたし。
22:35 成田空港第2ビル駅から京成線。日暮里駅からJR山手線。池袋駅からJR埼京線。
24:25 板橋駅着。運賃は京成線1052円+JR209円。
24:35 自宅着。

順調な旅。今回の旅のMVPは「さらば!吉山商店」。

過去の踏破球場リスト
https://ameblo.jp/uesyou1965/entry-12957454556.html



資料として保存。


◆ソフトバンク2―0西武(5日、みずほペイペイドーム)


 5日の西武戦でお立ち台に立ったソフトバンクの栗原陵矢内野手(30)の活躍の裏には〝異例〟の謝罪があった。

 「一人の人間としても、選手会長としても、これからしっかりやっていくので、よろしくお願いします」

 2日の日本ハム戦(エスコンフィールド北海道)の試合前野手ミーティング後に、自ら設けた場で頭を下げた。

 発端は二つの手痛いミスだった。8月29日のオリックス戦(京セラドーム大阪)、9月1日の日本ハム戦(エスコンフィールド北海道)と栗原は三塁守備で、いずれも敗戦に直結する痛恨の失策を犯していた。

 責任を背負い込んだ1日の試合後には「何とでも書いてください」と話すのが精いっぱいだったが、戻った宿舎で本多雄一内野守備走塁コーチと、翌2日には球場到着後に小久保裕紀監督と2人きりで話し合った。

 その中で、自身の振る舞いがチームリーダーとして求められる姿にはほど遠かったことに気付かされたのだろう。それが〝異例〟の謝罪につながった。

 普段は明るく、陽気な性格でチームの盛り上げ役でもある栗原が、強い自覚と責任感の伴った行動を見せたことにチームメートは驚きつつも、誰もが「よろしく」と口をそろえ、背中を押した。

 新選手会長として、打線の中核でもある4番として、気持ちも新たに臨む残りのシーズン。「いい姿を見せながら、最後、優勝まで行きたい」。試練を乗り越えながら、背番号24は一歩一歩、成長している。(大橋昂平)

追記……9月8日の日ハム戦はまたモイネロが先発した。前回1日の試合で自分のエラーでモイネロに黒星を付けてしまった栗原が2本塁打を放ちモイネロに白星を付けた。こういうとこが栗原の魅力なんよな〜

わが恩義ある現代書館様から、面白そうな写真集が出た。そして面白そうなトークイベントが企画されている。これはつまり、地方再生をライフワークと謳ってきた石破氏に、地方没落の「証拠写真」を突きつけて、何か語ってもらおうというのだな。実にトンガった企画ではないか。受けて立った石破氏もさすがだな。こういうのはテレビじゃ見れない。実に楽しみだ。以下に関連記事を資料として保管する。


以下転載資料


大木茂さん著『ディスカバード・ジャパン』 鉄道沿線の変遷に見る 日本列島の半世紀

(現代書館)


定価 7000円+税
判型 B5判 PUR製本
頁数 512ページフルカラー
造本 吉見友希

発売 2026年5月25日
ISBN 978-4-7684-5991-1

【内容】
あの撮影地はいま、どうなっているんだろう。
北海道から鹿児島まで、234+64地点の定点観測

日本は変わったというけれど、どんなふうに変わったのだろう?
著者・大木茂さんは、1962年、当時16歳の頃から鉄道写真を撮影してきた。それから約10年間、北は北海道から南は鹿児島まで、蒸気機関車を追いかけ続けた。
その大木さんが、2016年から10年をかけて当時の撮影地点に再び立った。ほぼ同じアングルで鉄道沿線234地点(+64地点)を再撮影してきたのが本書です。
そのためにはいくつか条件がありました。

①半世紀以上前に撮影していること
②撮影したネガなどを現在まで保管していること
③現在、同じ地点で撮影できること
④鉄道への愛があること

そのすべてを兼ね備えていたのが大木さんです。
するといろいろな「変化」が見えてきた。蒸気機関車が牽引する長かった鉄道車両は短い列車に、通勤・通学する人たちの姿はまばらに、手入れされていた田畑や山は荒れ放題に……。
1962年から現在まで、日本は右肩上がりの経済成長を遂げてきた、ということになっている。「豊かになった」「便利になった」とも言われる。だが、現在も多くの人が心のどこかに、「ほんまかいな」の気持ちを少し抱えているように思う。
「ディカバード・ジャパン」=「日本を剥がす」。一見すると豊かなこの国を、写真撮影してみるとその薄皮が剥がされたような風景が浮かび上がってきます。
写真・図版約1,000点。いざ! 風景の中へ――。

本書で取り上げた路線
◉北海道
宗谷本線・石北本線・釧網本線・根室本線・函館本線・三菱鉱業美唄鉄道・室蘭本線
◉東北
東北本線・奥羽本線・羽越本線・米坂線・磐越西線・磐越東線・会津線・只見線・常磐線
◉甲信越・関東・東海・西日本
信越本線・北陸本線・飯山線・小海線・川越線・山手線・御殿場線・播但線・呉線
◉九州
筑豊本線・香月線・田川線・後藤寺線・久大本線・日豊本線・吉都線・肥薩線・鹿児島本線

【著者紹介】
大木茂(おおき・しげる)
写真撮影業。
1947(昭和22)年、東京都世田谷区生まれ。小学、中学生の頃は乗り物、特に飛行機が好きな「飛行少年」だったが、高校生になり「鉄道少年」となり蒸気機関車を追いかけて全国を旅するようになった。
1972年、早稲田大学理工学部卒業。以後、写真撮影を生業とする。主に一般週刊誌や月刊誌、書籍の写真ページを担当し、30歳代後半から映画のスティル写真撮影も。
60歳を超えたあたりから昔ながらの「貧乏ひとり旅」を楽しんでいる。

主な著書:『やきもの里・雑記帳』(朝日新聞社、1978年)『ノスタルジック・アイドル二宮金次郎』(新宿書房、1989年)『World Golf Resorts』(平凡社、1990年)『ヨーロッパの鉄道撮影ガイドブック』(弘済出版社、1999年)『ヨーロッパ汽車の旅』(平凡社、2002年)『汽罐車ーよみがえる鉄路の記憶』(新宿書房、2011年)『ぶらりユーラシア』(現代書館、2021年)
映画スティル写真は、この数年で『北の桜守』(2018年)『最高の人生の見つけ方』(2019年)『いのちの停車場』(2021年)『てっぺんの向こうにあなたがいる』(2025年)などを担当した。

【2026年9月16日@ジュンク堂書店池袋本店】
大木茂さん著『ディスカバード・ジャパン』刊行記念トークイベント

スペシャルゲスト:石破茂さん
「鉄道沿線の変遷に見る日本列島の半世紀」

日時:9月16日(水)19:00〜
会場:ジュンク堂書店池袋本店9階 
入場料:2000円(当日会場にてお支払い)

北海道・稚内から鹿児島まで定点観測を行った驚くべき一冊を前にして、人口急減対策と地方創生をライフワークに掲げてきた石破前総理は何を思うのか? 
来店トークイベント【19:00開演】大木茂さん著『ディスカバード・ジャパン』(現代書館) 刊行記念トークイベント 鉄道沿線の変遷に見る 日本列島の半世紀
来店トークイベント【19:00開演】大木茂さん著『ディスカバード・ジャパン』(現代書館) 刊行記念トークイベント 鉄道沿線の変遷に見る 日本列島の半世紀

大木 茂(写真撮影業)
石破 茂(前内閣総理大臣)

18:10開場
19:00開演

会場:9F イベントスペース
入場料:2000円(当日会場にてお支払い)
定員:90名


大木茂さんが16歳だった頃(1962年)から25歳までに撮りためた蒸気機関車の白黒写真。その撮影地に、2016年~2025年までかけて再訪し、撮影したカラー写真。同じ場所、同じアングルで撮影した2枚の写真をページの上下に配置した時、この50年間の日本社会の変貌が眼前に突きつけられます。この圧倒的な書を世に問うた著者とはいかなる人物で、この凄まじい情熱の淵源はどこにあるのか? 

そして、スペシャルゲストはなんと前総理の石破茂さん! 北海道・稚内から鹿児島まで定点観測を行った驚くべき一冊を前にして、人口急減対策と地方創生をライフワークに掲げてきた政治家は何を思うのか? 鉄道と書物をこよなく愛する石破さんにとっての「日本の鉄道沿線」と『ディスカバード・ジャパン』評を語っていただきます。

※石破前総理のご出演は短時間となる場合がございます。



【登壇者紹介】
大木 茂(おおき・しげる)
写真撮影業。1947(昭和22)年、東京都世田谷区生まれ。小学、中学生の頃は乗り物、特に飛行機が好きな「飛行少年」だったが、高校生になり「鉄道少年」となり蒸気機関車を追いかけて全国を旅するようになった。1972年、早稲田大学理工学部卒業。以後、写真撮影を生業とする。主に一般週刊誌や月刊誌、書籍の写真ページを担当し、30歳代後半から映画のスティル写真撮影も。60歳を超えたあたりから昔ながらの「貧乏ひとり旅」を楽しんでいる。
主な著書『ヨーロッパの鉄道撮影ガイドブック』(弘済出版社)『ヨーロッパ汽車の旅』(平凡社)『汽罐車ーよみがえる鉄路の記憶』(新宿書房)『ぶらりユーラシア』(現代書館)など。映画スティル写真は、この数年で『北の桜守』(2018年)『最高の人生の見つけ方』(2019年)『いのちの停車場』(2021年)『てっぺんの向こうにあなたがいる』(2025年)などを担当した。
石破茂(いしば・しげる)
1957(昭和32)年生まれ、鳥取県出身。慶應義塾大学法学部卒。1986年衆議院議員に初当選。防衛大臣、農林水産大臣、地方創生・国家戦略特別区域担当大臣などを歴任。2024年、第102代内閣総理大臣就任。著書に『私はこう考える』『政策至上主義』『日本列島創生論』(いずれも新潮新書)『国防』(新潮文庫)など。

全国野球場巡りの旅の続き。

■今回の旅程決定の経緯■
北海道・月形町野球場は時々ボーイズリーグが使うので気になってた球場だが、大会日程がいつも直前発表なので安い飛行機が取れず対応できてなかった。今回も日程を掴んだのは今月上旬だったがどうにか安い飛行機が取れ行くことにした。安さ最優先で便を選ぶので帰りは月曜の最終便にせざるを得ず、月曜は北海道で野球なんか無いだろうしどうやって暇を潰そうかと思ってたが、踏破済みの球場ではあるが幸いにも硬式大学野球の公式戦があるとわかりこれで月曜日のヒマヒマ問題も解決、天気の不安もなくありがたやありがたやと出掛けた。

2026年8月29日(土曜日)
13:43 板橋駅からJR埼京線上り。池袋駅から山手線。日暮里駅から京成線。
15:26 成田空港第2ビル駅下車。運賃はJR209円+京成線1052円。
17:23 LCC航空・SPRING JAPAN IJ835便にて成田空港発。定刻より33分遅れ。飛行機代は往復で21780円。この会社の飛行機に乗るのは初めてか。
19:16 新千歳空港着。41分遅れ。ネカフェに入る時刻を遅くしたいので腹立たず(せこい)。さすが北海道は涼しい。空港のコンビニでカップ麺321円食い空腹をしのぐ。調子に乗って菓子パンやコーヒーも食す。
21:08 新千歳空港駅からJR快速エアポート177号。
21:49 札幌駅下車。運賃1230円。いつものネカフェ「快活CLUB札幌駅南口店」行くが何と満席。初めて経験する事態に大いにアセる。近くの(利用したことない)「快活CLUB北3条店」行ったら今度は入れた。危うくネカフェ難民になるとこだった。
22:11 入店。

2026年8月30日(日曜日)
06:06 ネカフェ出る。ナイト8時間パック1470円。この店にはシニア割引が無い模様。コンビニで水とオニギリ買う。
06:40 札幌駅からJR学園都市線。意外にも6両と長い編成の電車。車窓からの広々した眺めに癒やされる。
07:27 北海道医療大学駅(終点)下車。運賃800円。降りたのはオレ一人。バス停分かりにくくアセる。
07:55 「JR北海道医療大学駅」バス停から「札沼線バス 月形当別線」乗る。乗客定員12人のハイエース車両。運行社・㈲下段モータース。先客一人。その人は途中で降りた。
08:24 「月形駅」バス停(終点)下車。運賃400円。とてもいい感じの田舎町。徒歩20分で球場。

月形町野球場。ネット裏と内野に小規模な観客席あるがスコアボード無し。
観戦したのはボーイズリーグの新人戦。片方のチームは選手9人だけ、しかも背番1は女子。これは一方的な試合になるかと思ったら意外や9人チームが頑張る。しかも4回裏、女子エース(右投)の右膝にライナー打球が直撃し治療のため試合中断したが痛みこらえ続投(女の子がスゴいガッツ。直撃の球も自分で拾って1塁アウトにした)。こんなに応援したくなるチームあるだろか。結局9人チームが逃げ切り勝ち。女子エースは完投。試合後観察してたら女子エースは歩きにくそうにしている。これでよく完投したな。監督さんに「とても感動しました。投手の方は膝は大丈夫ですか?」と思わず声をかけてしまった。「今まだ痛いようですが大丈夫です」との返事。これが少年野球の感動だよね。バント攻撃とかしなかった相手チームも立派だった。東京から来た甲斐あった。月形球場のいい思い出ができメグラー冥利に尽きる。場内アナウンス有り、パンフ有るが販売無し。通算1242球場め。(追記……翌週9月5日に行なわれた準決勝でようていボーイズは旭川大雪ボーイズに0-13の4回コールド負け。女子エース芳岡珠萊はまた先発したが序盤でKOされた模様。旭川大雪ボーイズは結局この大会で優勝した)
バス停に戻る途中のコンビニでビール。感動でビールが美味い。コンビニにはツーリングを愉しむライダーが多数立ち寄っている。
12:45 「月形駅」バス停(始発点)から朝と同じバス(逆方向)。今度は乗客18人が座れる小型バス車両。
13:35 「当別駅前」バス停(終点)で下車。運賃400円。乗客は終始オレだけ。公共交通存続問題をイヤでも考えさせられる。
当別駅前の蕎麦屋「高陣」入る。2023年7月、当別球場を踏破した時食べて、北海道蕎麦の美味さを教えられた店。何とかまた食いたいと思ってたが当別球場は踏破してしまったし、再び当別を訪れることはあるまいとあきらめてた。それが今回チャンスが来た。営業15時までなので1試合で踏破済んでよかった。大もりそば1100円食う(並盛は900円)。最近贔屓の恵み野駅近くの「思君楼」(月曜定休日なので明日は食えない)よりはノーマルな蕎麦。でもやはり美味い。その後当別駅周辺で居眠りしたりコンビニで買い食いしたりして時間潰す。
17:09 当別駅からJR学園都市線上り。
17:54 札幌駅下車。運賃800円。
18:07 昨日と同じネカフェ入店。

2026年8月31日(月曜日)
06:03 ネカフェ出る。ナイト12時間パック・オープン席、料金1830円。コンビニで食料買う。
06:24 さっぽろ駅から市営地下鉄東豊線。
06:29 環状通東駅下車。運賃250円。
06:35 環状通東駅バスターミナルから中央バス。【東61丘珠線】中沼小学校通り行き乗る。
06:53 「モエレ沼公園西口」バス停で下車。運賃240円。徒歩17分(Googleマップ経路検索だと徒歩5分と表示されるがとても5分では着きません。前回来た時、球場からバス停に戻る道を間違え公園内を迷いぐるぐる遠回りする目に遭ったので道を憶えつつ歩こうとしたが、この日は公園内通路の一部が工事のため通行止めとなっており憶えた通路は次回は使えない。でも多分再び来ることはないが)でモエレ沼公園野球場着。試合開始待つ間観客席で食パンかじり朝メシ。硬式大学野球2試合見るも特に感興無し。球場踏破という余録が付かないと野球にピクリとも反応しない身体になってしまった。これだけの試合数を見てきたのだから仕方なし。私の隣席で作業してたのはおそらく「1球速報」サイト入力係の学生。試合後チェックしてみたら彼の入力内容がかなり正確だったので感心。このリーグの試合は長い。飛行機の時刻あるので第3試合はパスし退出。
15:19 「モエレ沼公園西口」バス停に戻る。
15:28 中央バス【東76丘珠北34条線】北34条駅行き乗る(定刻)。
15:56 「新道東駅」バス停下車。運賃240円。
16:06 新道東駅から地下鉄東豊線。大好きな吉山商店の油そば食いに行くことも考えたが体力温存のためやめる。夜の部開店の17:00まで待たないといけないし。
16:16 さっぽろ駅下車。運賃250円。
16:35 札幌駅から快速エアポート140号。
17:13 新千歳空港駅下車。運賃1230円。空港のコンビニでビール飲んだり買い食い。
20:40 SPRING JAPAN IJ838便で新千歳空港発。
22:14 成田空港着。11分早着。ありがたい。
22:36 成田空港第2ビル駅から京成線。日暮里駅からJR山手線。池袋駅から埼京線。
24:28 板橋駅下車。運賃は京成線1052円+JR209円。コンビニで買い物。
24:40 自宅着。

順調な旅だった。学園都市線の車窓の広々した眺め、月形町の田舎町風情が良かった。当別の蕎麦も美味かった。今回の旅のMVPは文句なし、「女子エースのすごいガッツ」。自分は感動を求めて野球を見てるんだということがよくわかった旅だった。

過去の踏破球場リスト
https://ameblo.jp/uesyou1965/entry-12957454556.html

2026年8月29日(金曜日)

今日は都営三田線に乗ったので神保町で途中下車し、以前からやらなきゃと思ってた「西村賢太 ゆかりの地巡礼」を行なった。

まず西村がよく食べてたという「ライスカレー まんてん」へ。カウンター席のみ、15席ほどの庶民的店。満席でしばし店外で待ち入店。カツカレー大盛りを注文。カレーはかなり粘度があるタイプ。辛ささほどでなし。カツは揚げたてで、衣のパン粉が大粒なのかサクサク感マックスな食感でウマい。皿をスプーンでしつこく擦りほとんどカレー痕残さず食べ終える。カツカレー800円にプラス大盛り100円のはずだが、お店の人が「きれいに食べてくれたから800円でいいス」と言ってくれて(けっこうほとんどの客に言っていた)800円。西村は安くて美味いものを知ってたんだなと思う。店舗と看板の写真撮る。

続いて「まんてん」から徒歩5分ほどの「朝日書林」へ。西村と深い付き合いのあった古書店。店名表示無く探すのに手間取る。窓に西村関連のイベントのチラシ貼ってる店を見つけどうやらここらしいと目星つける。よく見るとドアノブの近くに文字が消えかけてはいるが「朝日書林」と書かれた紙の表札が貼ってある。西村が時には金の無心にも訪れたという店を感慨もって眺む。

店内で何やら作業中のようだがここは店舗販売無しのタイプの古書店なので外から見るだけにして店舗と表札の写真撮り引き上げる。


オレの西村巡礼もかなり進んできて、

「西村の墓」(石川県七尾市)

「信濃路」(行きつけの居酒屋)
「住んでたマンション」(東京・北区)
「朝日書林」
「ライスカレーまんてん」
が終了した。
あとは、生家のあった場所、藤澤淸造が死んだ場所、通ってた駒込のサウナに行けば、聖地巡りも終わりとしてよさそうだ。

西村が死んで早4年。すっかり関連情報も出なくなった。去年元恋人の回想録が出て、今年は日記が文庫で出て、それだけでも他の作家に比べたら恵まれてるほうなのかもしれんが。
あとは未刊行、未文庫化の作品の刊行を静かに待っていよう。

追記2026年9月10日……あとJR金沢駅のカレーパンも食わねばなりません。忘れてました。それ言ったら、JR上野駅の国技館焼き鳥もだな。なんか食いもんばかり(笑)


書名『劇画の巨星 川崎のぼる伝』
著者 読売新聞西部本社文化部
単行本 集英社 2026年初版
2530円(税込)

川崎氏についての本は今まで無く、これはまさしく盲点だった。貴重な証言多数の面白い本。
■この本で初めて知ったが、川崎氏は『巨人の星』連載と並行して他誌に多数の漫画を描いている。『巨人の星』があまりに凄いので「これ描いてた時は他の作品なんて描けんだろう」と思い込んでいた。こんなに並行して描いてたのか。川崎氏の才能の豊かさに驚き。イヤ逆にそれくらいの人でないと梶原氏と対等に勝負できんか?
■『巨人の星』の印象が強すぎて川崎氏をつい「作画担当のヒト」と思ってしまうが実は単独作のヒットも多い「自分で物語を作れる漫画家さん」。だから梶原原作を最大限に活かすことができたんだと思う。
■一徹が柔道部時代の伴に目をつけた理由を解説するシーンで、バックに空中回転する伴をコマ送りで描き効果を上げていた。この「コマ送り」演出は川崎氏だけの得意技。斬新かつモダンであった。
■甲子園大会で抱き合う飛雄馬と花形の場面。川崎氏は「本当は甲子園ではあの方向に夕陽は出ないんです。あれじゃ打者が眩しくて打てないから」と夕陽の位置は演出であることを解説している。こういう話が面白い。
■巨人入団テストで飛雄馬が魔送球を投げてしまう場面が忘れ難い。「がーん がーん がーん」の効果音、削られていく一徹のセリフ、投げる飛雄馬のコマ送り。紙に描かれた絵とは思えないほど読者の視線の動きと時間を操る一種のイリュージョンと成り得ている。
■真樹日佐夫の著書によれば川崎氏と梶原氏の間には後年トラブルがあったという。しかしこれについては記述無し。取材できる最後のチャンスだろうからぜひ追究してほしかった。研究本であれば当然掘り下げられるべき重要ポイント。だがこの本は新聞社の本なので「お品」が良いのだ。私のような野次馬にとっては残念。
■伴の引越のシーン。タクシー運転手の顔が忘れられない。滂沱の涙を流す伴の顔とは対照的な、タクシー運転手の「ありふれた日常」的な表情。この対比で伴の寂しさ、孤独さが引き立っている。人はいつしか、親の庇護とか学生時代の友情から巣立ち、他者の無関心の中(このシーンでいえばタクシー運転手の表情がその象徴となっている)、人生を一人で歩んでいかねばならない。この伴の引越のシーンは一切セリフ無しでそこまで考えさせる名シーンとなっている。街行く人とか、チョイ役の表情演出が冴えてるのも川崎漫画の特徴。
■左門がボウリング大会をムチャクチャにしちゃうシーン。左門のポーズの描き方で川崎氏のギャグの才能がわかる。
■この本では言及無いが、川崎氏の漫画は女の子がカワイイのだ。特に、花形と初対面の時の明子(「はい、明子です」のコマ)、『余話』の橘カオルの可愛さは忘れ難い。(「カオル」という名前を梶原氏は『男の星座』でもいい女に当てており、ここには何か秘密がありそう)
■本宮ひろ志の自伝漫画に「山崎あきら」という売れっ子漫画家が出て来るがこれは間違いなく川崎氏のことであろう。
■川崎氏の売れっ子時の壮絶なまでの忙しさもよく描かれていて圧倒される。川崎氏はこれでよく長生きしてるものだ。これだけ仕事した人はたいてい早死にしてる。
■この本の著者は「夏目房之介や江口寿史はスポ根マンガを徹底的にバカにしている」と書いてるが(176ページ)これは認識が甘いな。夏目はともかく、江口ほど実は中身は熱いヒトで梶原世界を愛してる奴はいないよ。『GO AHEAD!!』読んでないんだろうな。

全国野球場巡りの旅の続き。

■今回の旅程決定の経緯■
宮崎県であと行きたい球場は門川球場だが、なかなか試合予定がつかみにくい球場で今まで行けてなかった。昨年(2025年)、硬式高校野球の新人戦でたしか使われたので今年も使うだろうと予想し飛行機の切符を大会日程発表前に取った。もし今回使用ない場合は改築された延岡球場に行ってお茶を濁すつもりだった。そんな感じで待っていたら同じ時期に中学硬式野球で鹿児島の吹上浜球場を使うとわかり、門川は今秋社会人軟式野球、来年も国スポで使うようなのでそちらに廻し、門川よりもっとレアな吹上浜に行くことにした。やがて宮崎県高校野球新人戦の日程が発表され門川は使われず。延岡は試合ありだが改築球場は原則的に踏破数にカウントしない(球場の向きや位置が変更された場合はカウントする)ので吹上浜優先。ということで鹿児島を目指す。宮崎から鹿児島までの電車移動の際に車内ビールするのを大きな楽しみに出発日を待った。天気も心配なく九州は熊もいないので安心。
さらに8月23日も草野球場だが中学軟式の大会が見つかり予期せぬ2球場踏破可能に。ウキウキ出掛けた。

2026年8月21日(金曜日)
09:00 板橋の自宅出る。コンビニで日刊スポーツ(横浜高校敗退記事目当て)とオニギリ買う。
09:16 板橋駅からJR埼京線上り。池袋駅から山手線。日暮里駅から京成線。『川崎のぼる伝』読み始める。
11:09 成田空港第2ビル駅下車。運賃JR210円+京成線1052円。
12:20 LCCジェットスター機で成田空港発。飛行機代は往復で22240円。
14:20 宮崎空港着。5分早着。九州はさすがのアチさ。
14:45 宮崎空港駅からJR。
14:52 南宮崎駅下車。運賃370円。
15:01 「南宮崎駅通」バス停から宮崎交通バス。
15:04 「橘橋南詰」バス停下車。運賃210円。
15:11 「橘橋南詰」バス停から宮崎交通バス。
15:25 「大塩道下」バス停下車。運賃270円。徒歩3分で目指す店着。 

「百姓うどん」。日本テレビ『オモウマい店』で店主が「シャー! シャー!」と気合の声を連呼する様子が紹介されてるのを見て来てみたかった店。23日に来る予定だったが野球見つかったので今日に繰り上げた。テレビ効果かよく繁盛してる。店主らしき方がシャーシャー叫んでる。ごぼ天うどん大盛り1030円食う(並盛は790円)。ごぼ天が直径20センチはある。うどんの量もハンパなく、大盛りにしたのを後悔。今日はもうなんも食えねえ。食べ終わって店から徒歩7分のバス停まで歩き、
16:17 「西高下」バス停から宮崎交通バス。
16:57 「宮崎駅前」で下車。運賃400円。
次は鹿児島まで移動だが貧乏旅行者としては意地でも特急に乗らないので3時間近い待ちとなる。『川崎のぼる伝』読み耐える。面白いので助かる。電車を3時間も待てるなんて、オレって都会の絵の具に染まってねえよなw イヤただの貧乏か。宮崎駅〜鹿児島駅の乗車券2860円買う。
19:50 宮崎駅からJR日置線下り。夜汽車旅楽しむ。うどん満腹のせいでビール飲めずw 西都城で乗り継ぎあり。
22:52 鹿児島駅下車。ネカフェまで徒歩23分のはずが道に迷い闇夜の道を38分もさまよい歩く。
23:30 「快活CLUB鹿児島天文館店」入店。

2026年8月22日(土曜日)
06:15 ネカフェ出る。ナイト8時間パック・オープン席、シニア1割引あって1242円。コンビニでコーヒーとテリヤキバーガー買って朝メシ。
06:41 「天文館前」バス停から鹿児島交通・準急バス、加世田行き乗る。薩摩半島の根元を横断するコースを走っていく。
07:52 「伊作(いざく)」バス停下車。運賃1120円。1984年まで存在した南薩鉄道・伊作駅跡がバス停になっている。近くのコンビニで氷や食料買い、球場まで30分歩く。とても暑い。早くも踏破後のビールだけが生きる希望となる。途中広々開け眺めのいいポイントあり。県立吹上高校の前を過ぎる。野球部が今年の南薩大会で優勝したとの掲示出ている。こんな田舎の(といっては失礼かもしれぬが)学校が優勝とは偉いもんだね。
08:25頃 球場着。

日置市 吹上浜公園野球場。野球場というより広いグラウンドでレフトにもバックネットあり少年野球なら2面取れる。私が見た試合は正規のバックネットの面を使って行なわれ、ナイロン網製の架設の外野フェンスを設置していた。4人が投げられる別建てブルペンや陸上競技場が隣接しており、アマ野球のキャンプなら十分行なえる施設。
11:15〜13:28 試合。観戦したのは【フレッシュリーグ】第39回 全九州鹿児島大会。中学硬式。3年生も出場する大会。
あまりの暑さに気を失いそうになるが「ここでミスったら第2試合もスコア観戦だぞ」と自分を脅し何とか集中力保つ。無事第1試合で踏破完了。場内アナウンス有り。パンフ無し。通算1240球場め。この試合、とても長かった。80分とか90分の時間制限コールドゲーム規定があるのではと期待したが5回、6回を終わっても試合は続行された。中学野球で2時間13分は長い。だが終盤速球投手が出てきたので収穫アリ。フルネームを記録し今後の進路をネット追跡するのがマニアの楽しみ。試合後また30分歩きコンビニへ。ビールにありつく。強烈暑さに耐えた後なので格別に美味い。
14:39 「伊作」バス停から鹿児島交通バス。
15:43 「鹿児島中央駅」バス停下車。運賃1100円。
16:36 鹿児島中央駅からJR各駅停車・都城行乗る。
18:15 都城駅下車。運賃1730円。
18:30 ネカフェ「快活CLUB都城店」入店。宮崎駅の快活CLUBは駅から遠いので都城泊まりにしたのだ。プロの技w 漫画『壇蜜』読む。面白いが中身が濃すぎて2巻途中でギブアップ。「夜食カレー」450円+ご飯大盛り100円食う。
余談だが2026年8月21日時点でこの「快活CLUB都城店」をGoogleマップ検索すると「ここが快活CLUB都城店です」というマークが近所の全く関係無い民家に点灯する。何らかのバグだろうが、深夜にチェックインしようとするヒトが来たりしたら、この民家の人はさぞかしビックリするでしょうね(笑)

2026年8月23日(日曜日)
05:00 ネカフェ出る。ナイト12時間パック・オープン席、シニア1割引あって1440円。夜明け前。まだ涼しい。コンビニで氷とオニギリ買う。都城駅に着いて夜が明けた。
05:43 都城駅からJR各駅停車・宮崎行乗る。
日南線に乗り継ぐため南宮崎駅で降りてビックリ、予報外の雨が降っている。野球中止かも。その場合は釜揚げうどんの「重乃井」(長嶋茂雄さんご贔屓の店)でも久々に行くかと考える。一応球場までは行くが。雨はすぐやんだ。
07:37 運動公園駅で下車。運賃1300円。徒歩10分で球場。

宮崎県総合運動公園 軟式野球場A。若干の観客席はあるが草野球場。組み合わせ表ではこの球場名は「木花A」と表記される。観戦したのは中学軟式の新チームによる大会。梅田学園旗争奪 第43回MRT宮崎地区中学生新人軟式野球大会 準決勝。参加27チーム・トーナメント。最終回二死から2点差追いつく劇的試合。試合時間は昨日より長かったがあやうく雰囲気に呑まれそうになるほど面白い試合。中学2年生が大人を夢中にさせちゃうんだから野球ってスゲエよな。場内アナウンス無し。パンフ無し。通算1241球場め。試合後また歩いて運動公園駅に戻り、
11:59 JR日南線上り乗る。南宮崎駅で乗り継ぎあって、
12:26 宮崎空港駅下車。運賃400円。空港のコンビニでビール買って飲む。さっきのスコアブックにやにや眺めつつ。これスコア観戦者だけが味わえる野球の楽しさだよな。ニヤリ。
15:20 ジェットスター便で宮崎空港発。
16:56 成田空港着。9分早着。
17:36 成田空港第2ビル駅から京成線。日暮里駅からJR山手線。池袋駅から埼京線。車内で『川崎のぼる伝』読了。
19:22 板橋駅着。運賃は京成線1052円+JR210円。まいばすで買い物。
19:38 自宅着。

念願の「オモウマい店」も行けたし、吹上浜はカルトな球場だし、中学軟式は超好ゲームだったしと満足度の高い遠征だった。
今回の旅のMVPは「中学軟式大熱戦!」

過去の踏破球場リスト
https://ameblo.jp/uesyou1965/entry-12957454556.html

■ネット記事を読んだが、メジャーリーグ球団の中には織田に対し契約金4億円を用意している球団もあるという。NPB球団はマネーゲームでは太刀打ちできないと書いてあった。サラリーマンの生涯収入を上回る金額を積まれれば、織田だってダメ元で渡米しちゃうよね。4億払うからにはメジャー側だって大事に育ててくれるだろうしさ。NPBは最近高卒選手も容赦なく数年でクビにするし「日本のほうが優しく育成してくれる」なんてのは幻想だよ。

■まだ現状は織田ひとりだからいいが、将来的には有望な高校生はみんなメジャーに獲られちゃう時代が来ることだってあり得る。高校生はみんな、いわばある種の「選択権」を持ってるわけだ。「NPBか、メジャーか」を自由に選択できる。NPBはこれを何とか制限できんかと考えてるんじゃねーの?
■そこへ気になるニュースが。NPB球団が高校生世代のユースチームの設立を構想してるという。これはつまり、優秀な中学生を集め、有望な選手に育て、高3秋にメジャーに行かせないための構想ではないのかな。ユース選手に対する球団の保有権を認め、ドラフト関係なく獲得できる制度を作る。こうすれば優秀な18歳選手をメジャーに獲られずに済む。
■ユースチームは高校じゃないから高校野球大会に出られない。甲子園大会の夢は無いが、阪神がユースを作り、ユース選手権を甲子園で開催すれば予選無しで甲子園でプレーできる。これを魅力に感じる有望中学生もいるかもしれない。
■高野連は「プロ球団に保有されてる選手の大会参加は絶対認めん!」と言うかもだが、ゆくゆくは中体連みたいにクラブチームの大会参加を認めるかもだし、そしたらユースの参加も認める可能性はある。ユースのイケメン選手が「僕たちにも甲子園の夢を与えて下さい!」と涙で会見すれば世論はなびき、高野連も予選参加を認めるかもしれない。その場合は「高校野球」ではなく「U18野球」と改称だね。高校に通ってなくても参加できるんだから。あるいはまず「福岡ソフトバンクホークス・ユース高校」を設立し高校チームとして堂々と大会参加を申し込む手段だってあるよ。
■過去には「アマチュア選手の海外流出を防ぐため」と称し逆指名制度を取り入れたこともあったNPB。優秀な高校生をメジャーに獲られるのを防ぐため、どんな手段を講じてくるか、面白くなってきたね。

以下にプロ野球球団のユース設立構想に関する記事を資料として保存します。

明徳義塾・馬淵監督の「高校野球衰退」発言が波紋…強豪校の“スカウト合戦”と浮上する「NPBユース構想」
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8/20(木) 18:00配信


デイリー新潮
ユース構想
 有望中学生を巡る争いは、ここへ来て新しい局面を迎えようとしている。

 複数の関係者によると、NPB球団では高校生年代を対象としたユースチームを立ち上げ、高野連に属さない形で育成する構想が進んでいるという。すでに進路先として選んだ有望中学生もいるとの話を聞いた。

 中学クラブチームの関係者は、ユース構想についてこう話す。

「甲子園よりもプロやメジャーを目指すためのチームを作る話があると聞きました。Jリーグのユースチームと同じ考え方ですよね」

 プロ野球はドラフト制度を採用している。Jリーグのユースとは異なり、所属した球団へそのまま昇格できる仕組みではない。

「プロ野球はJリーグと違ってドラフト会議があるので、そのままプロになれるというわけではありません」

 系列球団への昇格が保証されなくても、恵まれた施設やプロの指導者から直接指導を受けられる環境は魅力になる。

「恵まれた施設やプロの指導者の下でレベルアップを図れるとなれば魅力に感じる選手も出てくるでしょう。高野連と関係ない組織となれば、当然勧誘についてのルールも関係ありません」

 実現に向けた課題は、活動の場をどう確保するかだ。高校野球の公式戦へ参加しないなら、年間を通じた試合環境を別に用意する必要が出てくる。

「大会や試合をどうするかという問題は当然ありますが、NPBや独立リーグの球団が続々と立ち上げるとなれば、そちらのチームを選ぶ選手も増える可能性は高いと思います」

高校野球以外の選択肢
 NPB球団ではすでに楽天、巨人、ソフトバンクが中学生年代のチームを立ち上げている。巨人が創設した多摩川ボーイズは、中学硬式野球日本一を決めるジャイアンツカップで創部3年目にして準優勝を果たした。

 高いポテンシャルを持つ選手にとって、自らの才能を伸ばせる環境を求めるのは自然な選択だ。学校側にしても、全国大会で勝利を目指す以上、有望選手を獲得したい思惑は理解できる。

 今後の焦点は、争奪戦の舞台が高校同士だけにとどまるのかだ。

 これまでなら、進路選択の中心は「どの高校で甲子園を目指すか」だった。NPB球団による高校生年代の育成が本格化すれば、「高校野球を選ぶのか、別の環境でプロを目指すのか」という選択肢まで生まれる。

 馬淵監督が問題提起した“スカウト合戦”は、すでに高校同士だけの話ではなくなりつつある。今後は有望中学生を巡って、強豪校とプロ球団の育成組織が競い合う時代が来るかもしれない。

西尾典文(にしお・のりふみ)
野球ライター。愛知県出身。1979年生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行う。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員。

デイリー新潮編集部

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