全国野球場巡りの旅の続き。

 

2024年3月23日 土曜日

04:45 板橋の自宅出る。コンビニで食料買う。

05:02 板橋からJR。運賃1690円。赤羽駅で乗り継ぎ待ち。とても寒い。寝不足だったので車中でずっと寝る。

06:55 高崎駅着。

07:10 高崎駅から上信電鉄。これに乗るのは初めてか? イヤ富岡市民球場行った時にたぶん乗ってるか。切符にハサミを入れてもらう懐かしい感じの鉄道。運賃570円と高いがローカル私鉄存続のため仕方なかろう。

07:34 吉井駅で下車。コンビニも無いリアル田舎な道を徒歩15分で球場。

 

吉井中央公園野球場。

ネット裏に観客席が無いことはインターネット上の画像で把握済み。こういう球場は要踏破としないのが私のルールだが、今回はちょっと興味をそそられて来てみた。

新しい球場で、2024年3月23日現在、高崎市の公式HPに「吉井中央公園内に整備を進めていた野球場が完成し、4月1日より利用が開始されます。」という記載がある。つまりオフィシャル的にはまだ利用開始されていないはずの球場だが、実際には、公園の公式インスタグラムによると、既に中学生硬式や社会人(硬軟不明)野球の試合や練習が行なわれている。「公式利用開始日より先に球場踏破する」という珍しい体験ができるチャンスなので来てみた。それに中学硬式では今後使用頻度が高くなりそうなので、こういうのはさっさと踏破しとくに限る。

球場正面には道路を挟んで田んぼが広がっており、その中を上信電鉄の3両編成がトコトコ走っていくのも見えるのどかな球場。ネット裏観客席無しが残念。

観戦したのは、ボーイズリーグ群馬県支部の「第2回 高崎市長杯」。26チーム参加。場内アナウンス有り。パンフあるが販売無し。大会最終日なのでベスト4の激突。

ネット裏席が無いので、ネット裏に立ってスコア観戦する。08:30からの第1試合(準決勝)は、スコアミスがあり、途中でスコア継続を断念。第2試合のスコアをつけることとし、一塁側観客席に移動し、スコアもつけず試合を眺める。この試合は観戦試合数にもカウントしない。

やがて雪が降って来た。わりに激しい雪。しまった、もしもこの試合のスコア観戦に成功していれば、スコアブックの天候欄に「雪」と記入できるチャンスだったのに。これは4000試合を超える私の観戦歴でも初のケースで、非常に貴重な体験となるはずであった。自分の勝負弱さに改めてガックリ。

 

第2試合(決勝戦。事前に公表されていた組み合わせ表では、この日は吉井球場で準決勝2試合と決勝戦の計3試合という予定だったが、天候不良が予想されたので、急きょ、高崎南部球場で準決勝のもう一試合を行ない、その勝者が吉井球場に移動してきて決勝戦を第2試合として行なう形に変更された模様)は、ネット裏・審判員控え所の横に立ってスコア観戦する。雪は上がってしまい、天候欄に「雪」と書くことは出来ない。控え審判員さんが、スコアをつけている私を見て「(公式)メンバー表、ご覧になりますか?」と声を掛けてくれる。なんとご親切な方。でも選手名は場内アナウンスとチームのHPとをすり合わせて確認できるので丁重に辞退。しかし、審判員名の漢字表記を教えてもらう。

4回裏、高崎中央ボーイズが4点目を挙げ、得点が11-1になった。するとさっきの控え審判員さんが「今、何対何ですか?」と訊いてきたので「この回4点入りました」と回答したら、控え審判員さんはすぐに本部席に行き「コールド成立です」と助言していた。「4回裏時点で10点差ならコールドという規則は決勝戦にも適用される」という規定を、この控え審判員さんだけが把握していたようだった。すぐに主審により試合終了が宣された。親切にしていただいたお礼に、少しはお役に立てたようで良かった。

 

13:20 試合終了で踏破成立。通算1128球場め。

急いで吉井駅まで歩く。

13:44 吉井駅から上信電鉄。運賃570円。

14:07 高崎駅着。

上信電鉄・高崎駅に、昭和な感じのそば・うどん・ラーメンの店があるも、コーヒー飲みたかったので入店せず。寒かったので、JR高崎駅の売店でコーヒー買って飲むのを楽しみにしてたが、改札外の店も改札内の店もコーヒーマシン洗浄中で飲めず。ったく、時間ズラせよな。

14:18 高崎駅からJR。発車4分遅れ。赤羽駅で乗り継ぎあって、

15:50ごろ 板橋駅下車。運賃1690円。

16:00ごろ 自宅着。

 

今回の旅のMVPは「雪の中のボーイズリーグ」。