結婚10周年の記念に夫婦で貧乏旅行してみました。

 

2024年1月25日 木曜日

20:37妻とともに板橋からJR 日暮里から京成電鉄 22:38成田空港着 運賃JR180円+京成1050円 第2ターミナル地下一階のガシャポンコーナー奥、セブンイレブン前の待合スペースのイスで寝る。空港に前泊しないと翌朝の飛行機の時間に間に合わないため仕方ない措置。心配してたが暖房も一時切れたような気もするがほぼ終夜ついていたし、全く寒くなかった。

 

2024年1月26日 金曜日

5:00起きる セブンイレブンで食料調達 5:30無料連絡バスで第1ターミナルへ LCCピーチ航空にチェックイン 7:00成田発 昨夜ろくに寝てないのでよく寝る。10:00奄美空港着 飛行機代は往復二人分で約23000円。路線バス「しまバス」乗る。前回2020年に奄美に来た時は3日間フリーパス券を買ったが、今回はフリーパス券がスマホのアプリ方式に変更となっており面倒なので買わず。「屋入ひさ倉前」で下車。運賃570円。「ひさ倉」にて、前回来島時に食って美味かった奄美の郷土料理「鶏飯(けいはん)」1100円食べる。やはり美味い。スープと御飯おかわりする。瓶ビール660円二本飲み鳥刺し550円も食う。11:35またバスに乗る。またよく寝る。13:40古仁屋着く。運賃1970円。付近を散歩した後、Aコープ(スーパー)で食料仕入れ17:20ゲストハウス『富の露』入る。宿泊料は二名3泊で16200円。スーパーで買ってきた寿司で晩酌。桐島聡と名乗る男の身柄確保とのニュースに驚く。奄美の名瀬球場でこの週末に野球の試合が無いことは確認済なので落ち着いて観光に励もう。

 

2024年1月27日 土曜日

ゲストハウスで米炊いて朝メシ(丸美屋の「とり釜めしの素」)。10:20 古仁屋港から「フェリーかけろま」乗船。船賃は往復で690円。10:45加計呂麻島・瀬相港で下船。安いレンタサイクルが無いので借りるのを断念。生間(いけんま)港まで3時間ほどの道を歩いて島見物しようということになり歩き出す。しかし前回加計呂麻島に来た時この道のりをバスに乗ったが、非常に険しい道の連続だったことを思い出しすぐに断念。行先を近い「西阿室(にしあむろ)」集落に変更し、そこまで歩いて戻って来ようということにして歩き出す。険しい山を越える。しかしやがて道路看板に出くわし、道を間違えて、やはり生間港方面への道を来てしまったと判明。行き先を再変更し近くの「於斉(おさい)」集落まで歩くことにする。やがて「於斉」集落に着く。コカコーラの自販機はあるが他には何もない静かな集落。好ましい。大きなガジュマルの木がある。あと、寅さん映画のロケが行なわれた小さな記念碑が建っていた。デイゴ並木の横を車が走り抜ける簡単なシーンだった模様。『寅次郎紅の花』。しばし於斉の静かな浜辺の船着き場コンクリの上で寝そべる。すると地元歌謡の「かけろま慕情」が大音量で聴こえてきた。移動スーパー車が来たのだ。旅先で移動スーパーに遭遇できるとはラッキー。移動スーパーはその名も「ラッキー号」。集落のおばぁやおじぃが家々から出てきて買い物をしている。狭い車内だが商品がギッシリ。ワシも入店しアイスやポテチ、薩摩揚げを買って食べる。貴重な経験。14時過ぎ「於斉」から「加計呂麻バス」に乗り、3分間の乗車で瀬相港に戻る。運賃160円。あんなに苦労した道がわずか3分か。もっともバスはトンネルを通ったので歩いた山越え道とは違うが。14:40 瀬相港発のフェリー。15:05古仁屋港着。またAコープに行き、豚肉やレタスを買って帰り、宿の部屋で焼いて食う。妻によると肉(茶美豚)も野菜も東京の物よりモノが良いと。魚屋で聞いたことない名前の白身魚(アオイラブーチー)の刺身も買って来たがこれも美味かった。九州特有の甘い醤油で食う。

 

2024年1月28日 日曜日

与路島の見物に行くことも考えたが船賃が往復で2000円近くするので、島の風景は昨日堪能したことだしやめて、古仁屋の町の高知山展望所まで登ってみることにする。また鳥釜めし御飯食って、11時過ぎゲストハウスを出発。舗装道路を山登り。2時間ほどかかって高知山展望所・標高411メートルまで頑張って登る。絶景だった。車で登って来てる人は大勢いたが、徒歩で登って来たのはこの日は我々だけ。大いに達成感を味わう。車で登って見る景色と足で登って見る景色は絶対味わいが違うはずと思いたい。この日は強風でフェリーが欠航しており、今日だったら加計呂麻島に行けなかった。ツイてた。1時間半かかって下山。15:40ごろ宿に戻る。妻にまたAコープで寿司とビール買ってきてもらい晩酌。

 

2024年1月29日 月曜日

6:20 ゲストハウス出る。本格ゲストハウス旅は今回が初だったが大いに気に入った。コンビニで食料買う。6:45 「せとうち海の家」から「しまバス」乗る。運賃は1日フリーパス2100円。夜明け前の発車だが車内は通学の高校生でほぼ満員。1時間以上立ってる子もいる。その頑張りになにやら感動。9:05奄美空港着。10:40奄美空港発。LCCピーチ航空。綺麗なCAさんがいて「美人だなァ~」「いい女だなァ~」などと妻に繰り返し言う。12:40成田空港着。運行本数が少なくて13:30まで待たされ、成田空港駅から京成線乗る。発車してしばらくして妻に「さっきのCAさんが乗ってるよ」と教えられる。少し離れた場所に、さっき機内で私が絶賛していたCAさんが座っている。CAさんて仕事後の解散が意外に早いんだなあとビックリ。13:45ごろ京成成田駅で下車。成田山新勝寺の見物に行く。途中参道で串せんべい買って食べ歩く。新勝寺は大きな寺で感心。妻がおみくじを引いたら大吉であった。当たりますように。京成成田駅までの帰り、「川豊」という行列店に入り鰻重3100円食う。美味い。建物も木造クラシックでいい感じ。二階席への階段はかなり急で面白い。とても繁盛している。16:30ごろ京成線乗る。JR赤羽駅構内でケーキ買って、18:30帰宅。

 

帰宅してケーキ食べていたら妻が「展望所に登ったのは面白かったね。友達とか姉と旅行行くと、ノープランでつまんないと“相手に悪いな”とか思っちゃうけど、夫婦だとそういうことがないからいいね」と言う。同感である。リッチな旅行を一緒に楽しめる夫婦は多いだろうが、貧乏旅行を一緒に楽しめるのもなかなかオツである。奄美は観光地化がさほど進んでないトコがイイです。