野村沙知代が亡くなった。
言い方は悪いが、殺しても死なないような、
生命力が強いイメージだったのでビックリ。
野村沙知代が死ぬってことは、
人間死なない奴はいないんだなあという感じ。
死去の際の記事でも、レストランでシェフを呼びつけて
「もっと美味しい料理出しなさいよ」と怒ったとか
そういう話が紹介されていて、
そういうのは人としてどうかなと思うが……

まだ大々的にマスコミに出だす前、
息子の克則の野球の応援に来ていたのを
神宮球場で見たことがある。
たしか六大学の新人戦だった。
ネット裏席の前方席に座り、
大声で選手を叱咤激励していた。
観客はそう多くないので とても目立っていて、
「誰だあのおばさんは?ああ野村の妻か」
という感じ。
試合途中までは大声を上げていたが、
途中で克則がミスプレーをして、
そこから静かになった。
その後、克則は汚名返上する殊勲打を
打ったが、沙知代は沈黙したまま。
「1本打ったくらいで、さっきのミスを
取り返せたなんて思うなよ」
とでも言いたげに……
その姿を見た時は、なかなかわかってるな
と思ったが……
ご冥福をお祈りします。

妻の不倫が週刊文春に報じられ、
太川陽介が一人で会見。
「世の中の人が全部信じなくても、
僕は妻の釈明を信じます」と……
太川は株を上げたね。
人生を感じさせる会見だった。
たしか三谷幸喜だったか、
「ドラマは、心で思ってることと逆のセリフを言う時、
面白くなる」と書いていたことがあった。
そのデンで行くと、昨日の太川の会見は
最高に人生ドラマだった。

要するに、遊びのセックスなんて、人生において
大問題として扱われるべき事柄じゃないのだ。
だから、今後は男性側の不倫に対して、
女性側は寛容であってほしいね。

それにしても、太川の妻は、夫に大きな借りができたが、
そのことが今後、太川の妻の負担に
なってくるような気がする。
借りを作って平気な人間はいないから。
むしろ太川がキレてくれたほうが
妻としてはラクだったのでは。
太川の「神対応」は、逆に妻を追い詰め
今後負担になってくるだろう。