山村学園、春日部共栄も4強入り

 

春季埼玉県高校野球大会の準々決勝が5月2日に県営大宮公園球場と上尾市民球場で各2試合ずつ行われ、花咲徳栄、昌平、山村学園、春日部共栄の4校が勝ち上がり、準決勝に進出した。

 

準々決勝の結果

花咲徳栄4-1熊谷商  

昌平5-4埼玉栄 延長10回TB

山村学園10-0立教新座 5C

春日部共栄4-2西武台

 

県営大宮公園球場で行われた第1試合ではAシードの花咲徳栄がノーシードで勝ち上がってきた熊谷商を4-1で破り4強入り、第2試合に登場した同じくAシードの昌平はCシードの埼玉栄を延長10回タイブレークの末に5-4で下して4強入りした。いずれの試合も前半は互角の戦いだったが、最後は実績上位の2校がねじ伏せて準決勝に駒を進めた。

 

上尾市民球場の第1試合ではBシードの山村学園がノーシードの立教新座を相手に10-0で5回コールド勝ち。3試合連続の完封勝ちで準決勝に進んだ。第2試合はノーシード同士の対決となったが、春日部共栄が4-2で西武台を破って4強入り。準決勝に進出した4校は夏の甲子園ではBシード以上を獲得したことになる。

 

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夏のAシードをかけて決勝に進むのは・・・

準決勝は4日に県営大宮公園球場で2試合が行われる。決勝に進めば夏のAシード権を獲得する。

 

◇準決勝の見どころ

第1試合 花咲徳栄×山村学園

花咲徳栄の打線は強力。プロ注目の遊撃手・石塚内野手を軸にこの春は3試合で30得点、6回コールド勝ちが2試合もある。一方、山村学園はエース西川投手を中心に投手力が高く、3試合すべて完封勝ち。花咲徳栄の攻撃力を山村学園の投手陣が止められるか、見ごたえ十分の試合になりそう。

 

第2試合 春日部共栄×昌平

昌平は投打のバランスがいい。実力校との対戦が続いて圧勝やコールド勝ちはないものの、粘り強さがある。春日部共栄は3試合で24得点と打線が好調、2回のコールド勝ちがある。埼玉の新勢力・昌平に強豪・春日部共栄が復活をかけて挑む形になるか。

 

※次回に準々決勝観戦記(県営大宮2試合分)

 

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