好勝負!初Vか、3度目Vか

 

関東・健大高崎と近畿・報徳学園が激突

 

2024センバツの決勝進出2校が決まった。

 

30日に準決勝2試合が行われ、第1試合では健大高崎(群馬)がV候補の星稜(石川)を相手に5-4で逆転勝ち、初の決勝進出を決めた。 第2試合は報徳学園(兵庫)が4-2で中央学院(千葉)を破り、2年連続で決勝に進んだ。観客は2万5000人、春の甲子園の風景に戻っていた。

 

関東の健大高崎と近畿の報徳学園による頂上決戦は31日(日)12時30分から行われる。健大高崎が初優勝を飾るのか、強豪の報徳学園が3度目の頂点に立つのかー好勝負が期待される。

 

準決勝 結果

 

第1試合

健大高崎(群馬)

000 200 300=5

011 100 100=4

星   稜(石川) 

 

健大高崎が春夏通じて初の決勝進出を決めた。

 

星稜が序盤に2点を先取して好発進したが、健大高崎は4回表に6番・加藤大成内野手の中越え2点タイムリーで追いついた。しかし、その裏にエラーで1点を与えてリードを許す。

 

7回表、健大高崎の上位打線が相手先発を攻めた。まず、1塁に走者を置いて1番・斎藤銀乃助外野手が右中間を抜く3塁打で同点に。そして3番・高山裕次郎内野手が逆転タイムリー、さらに4番・箱山遥人捕手のタイムリーで5-3にして逆に2点をリード。

 

7回裏に1点を返されたが、終盤の8回、9回を無安打に抑え込んで勝利した。

 

先発した右腕石垣元気投手は7回投げて、8回からは前日の試合で指を痛めた左腕佐藤龍月投手が継投、1点を守り切ってV候補を倒した。打線は11安打と奮起、決勝に向けて自信をつけている。初優勝をかけて報徳学園と対決する。

 

第2試合

中央学院(千葉)

000 100 010=2

100 210 00×=4

報徳学園(兵庫)

 

報徳学園が4-2で中央学院を破って、2年連続の決勝進出を決めた。

 

報徳学園は初回に4番・斎藤佑征内野手のタイムリーで先制点を奪うと、中央学院も4回表に1点を返す。その裏にタイムリーとスクイズを成功させて2点を加え、さらに5回裏に加点して、4-1とリードを広げて試合の流れを引き寄せた。中央学院は8回表にタイムリーで1点を入れたものの追い上げならず、快進撃はストップ。

 

 先発した報徳学園の右腕間木歩投手は8回途中まで打たせて取るピッチングで8安打2失点の好投。最後の1人は準々決勝で大阪桐蔭を相手に、1失点で完投勝利した右腕今朝丸裕喜投手がマウンドに上がり、きっちり仕留めて決勝進出を決めた。22年ぶり3度目の頂点をねらう。

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◇準決勝の結果

健大高崎(群馬)5-4星稜(石川)

報徳学園(兵庫)4-2中央学院(千葉)

◇準々決勝の結果

星稜(石川)5-0阿南光(徳島)

健大高崎(群馬)6-1山梨学院(山梨)

中央学院(千葉)5-2青森山田(青森)

報徳学園(兵庫)4-1大阪桐蔭(大阪)

◇2回戦の結果

星稜(石川)3-2八戸学院光星(青森)

阿南光(徳島)3-0熊本国府(熊本)

健大高崎(群馬)4-0明豊(大分)

山梨学院(山梨)4-0創志学園(岡山)

中央学院7-6宇治山田商

青森山田(青森)6-5広陵(広島)延長10回TB

大阪桐蔭(大阪)4-2神村学園(鹿児島)

報徳学園(兵庫)6-1常総学院(茨城)

 

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